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[コメント] バートン・フィンク(1991/米)
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★5薄暗い長廊下、熱気で剥がれる壁紙、ドアを開けた時の「ひゅ〜」と言う音、レスリング映画のラッシュフィルム、全てが異質で不気味。コーエン兄弟の作品中でも、この映画は異質。何かが違う...。逆にそこが良かったりして。 (Ryu-Zen)[投票(4)]
★5散りばめるだけ散りばめられたアイテムのなにひとつもかみあうことのない不毛さ、不条理さがたまんない (まご)[投票(4)]
★5陰鬱な東部での健全と陽光のカリフォルニアでの退廃。更にその陽光の裏でミニマムに濃縮された安ホテルでの時間は永遠にたゆたう無限地獄への誘いか。2重3重の逆説の螺旋構造の果てに到達した楽園は幻影に過ぎない。コーエン稀代の傑作にして最高作。 (けにろん)[投票(3)]
★5メラメラ真っ赤に燃える炎といかにも安っぽい図柄の青い海の女。いわゆる<白いワニ>との格闘はネバーエンディングのメビウスの輪。 (カフカのすあま)[投票(3)]
★5「I am a CREATOR!!」 このひとこと。 (ハシヤ)[投票(3)]
★5マイケル・ラーナーの鼻歌の題名が思い出せない。 Webで検索して驚いたのだが、一番好きな映画が「バートンフィンク」だとかっこいいと思う人がいるらしい。といいながら、一番ではないが5。 [review] (PaperDoll)[投票(1)]
★5この映画の楽しみ方は、映像と音を「五感」で感じること。しかし、タイプライターの音がこれ程、気持ちいいとはね。 (若尾好き)[投票(1)]
★5終盤は背筋がゾクゾクする程いい。クリエイトとは、真実(という言葉で書いていいのかわからないが)を追い求める無謀な試みじゃないだろうか。そのもどかしさを感じた事のある人にはより面白いだろう。 (は津美)[投票(1)]
★5演出がかなり良い。始めから細かな出来事に対して一つ一つ無気味さを覚え、何か只ならぬものを予感させてくれる。 [review] (kekota)[投票(1)]
★5出てくる奴が皆あやしい。感覚が異常。この世界たまんない! (ぱーこ)[投票(1)]
★5クリエーターの苦悩。自分が変だといわれてるのに、ほんとは他人がみんな変なんだ。終わり方は、賛否両論あるけど、あれでいいと思う。あのラストがあることで、怪しさが増している。 (まなと)[投票(1)]
★5デブすぎて火がでるて。 (ペンネンネンネンネネム)[投票(1)]
★5この作品観るまでは、実はコーエン兄弟作品嫌いでした…今は大ファンです。もっと評価されて欲しい。 [review] (甘崎庵)[投票]
★5当時見た時、こんな映画作っちゃったら、あとどういう映画を作るんだろうと思ってましたが、今思うとすべてこれの派生映画のようです。それだけ凝縮しています。 (セント)[投票]
★5バートンはもちろんチャーリーも寂しかったんだと思う。誰でも自分を他人に理解してほしいと思うし、チャーリーも例外ではなかった。そしてバートンにはそれが意識していなかったができていたのだ。バートンは言ってた、サスペンスなど非日常的な題材よりも日常的な生活の中に大切な物があるということを。 (ウェズレイ)[投票]
★5「赤ちゃん泥棒」とは正反対のロマンチックさを持つコーエン作品。現実→非現実へと到る完璧な構成と象徴に脱帽。作り手の最大の夢があのラストシーンに見事に表されている。 (日野 俊)[投票]
★5なんだかユラユラとした妖しい熱気が充満した映画。登場人物もみんな一癖あってとてもいい。ここに至るまでのコーエン作品を見てこなかったことを後悔した。 (れいし)[投票]
★5意味がわからないなんて陳腐なこといっちゃダメ。目を見開き、耳をすまし、体中の毛穴を開いて想像してごらん。この映画はそうして観るものです。 (モン)[投票]
★5なんでこんなに怖いんだ (そね)[投票]
★5ジョン・グッドマン怪演! (JamCat)[投票]
★4喪失する身体性とリアリティが、共時を超えて、幻想性を獲得する。ラストはまさにそれ。 [review] (Kavalier)[投票(7)]
★4全ての偶然は必然である。あの絵も、あの壁紙も、あのホテルマンも、あの巨人も、あの女も、あの社長も、あの部下も、あのホテルも、あの脚本家も、あのハリウッドもすべて必然なのだ。不条理極まりない。意味なんてない。だから好きだ。 (カー)[投票(3)]
★4記憶の片隅で変容を繰り返すイメージの断片を、目の前に何気なく横たわる風景と連結させ再創造する力こそ作家に最も必要な能力だと常々思っている。作り手の側にまわって其々のシーンの意味付けに積極的に参加することで楽しみも倍増。 (町田)[投票(3)]
★4暑さが、こんなににじみ出している映画も、めずらしい。熱気が吹き込んできそう。世界にむかって卑屈に疎外された「クリエイター」の自我を、映像で直に表現してる感じ。網膜への皮膚感覚を楽しむ映画かな。 (エピキュリアン)[投票(3)]
★4細部に凝った不条理劇。こんな映画が観たいんだ! [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★4全ての事象が、等しいレベルで、同じ方向に、少しだけ、ズレている世界。「違和感」を秩序立てて統制することでコーエンが現出した世界には、その世界だけの確固とした「リアル」がある。異物に闖入されて崩壊する日常ではなく、自らが異物として飲み込まれ、排泄される恐怖。魂焦がすほどの違和感はやがて後戻りできないカタストロフへ。秀作。 (DSCH)[投票(2)]
★4創作とは現実をいかに肯定又は否定するかから始まる。もし創作者の現実が希薄で曖昧ならば、その思考は妄想や捏造の域を出ない。フィンクがたどり着いた場所は、自己満足としては完結しているが、社会とは断絶してしまった。そこは、孤独な殺人鬼がいた場所だ。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4ニューヨーク演劇界の寵児を演じるのがジョン・タトゥーロであるというのがまず大いに舐めているし、ジョン・グッドマンの「I'll show you the life of the mind!!」という絶叫も意味不明でよい。「不快」の映画として立派に成立していると思う。 [review] (3819695)[投票(2)]
★4砂漠の中に放っぽり出されて焼かれたような気分を味わった。それでもジョン・グッドマンとプロレスするよりはましだろう。 (kiona)[投票(2)]
★4最後の鳥ポチャンは凄い (SNOWY)[投票(2)]
★4ジョン・グッドマンてスゴい。靴のない廊下はもうヤダよ。。 80/100 (たろ)[投票(1)]
★4感覚的で不条理、を理詰めでやってみせたような完成度の高さが、唯一の不満点。だが何か癖になる味わいがある。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
★4カンヌはジョン・タトゥーロが、LA批評家協会賞はマイケル・ラーナーが、NY批評家協会賞はジュディ・デイヴィスが賞を獲り、ゴールデン・グローブ賞はジョン・グッドマンがノミネート。何だか訳が分からないが、つまりはそういう映画。 (ナム太郎)[投票(1)]
★4とても寝苦しそうな居心地の悪いホテル、なのに更に暑苦しいグッドマンが隣の部屋に。それだけでもどうかと思うが、更に最悪な事態に・・・。 (しろ)[投票(1)]
★4パーティ会場でダンス・マシーンと化したジョン・タトゥーロの弾けっぷりがたまらん。 (LUNA)[投票(1)]
★4締切寸前になっても、原稿や論文が手つかずのままな、遅筆のあなた。あなたのそばにも、きっとジョン・グッドマンはいます。(追記、2002.1.21) [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(1)]
★4コーエン兄弟の作品はオペラや歌舞伎等の様式美を独自に展開したいが為のイメージ映像だ。この作品はそれが最も分かりやすく表現されていると思う。 [review] (torinoshield)[投票(1)]
★4部屋のクロスがメラメラとはがれるでしょう、これが映画だね。素晴らしいね。 (chokobo)[投票(1)]
★4観た直後は正直よくわからなかった。いや、未だに何だったのか説明出来ない。しかし鑑賞から数年経つのにフとした際に数々のシーンがメラリと蘇り不安になる。なかなか逃がしてはもらえない。 (レディ・スターダスト)[投票(1)]
★4兄弟でカンヌを皮肉する為に作り、そしてカンヌを穫った作品。 (しゃけはらす)[投票]
★4意味不明ではあるが、太っちょの殺人鬼がバートンフィンクに好意を持っていることだけは分かった。きっと自己本位なところが気に入ったのだろうな。 (二液混合)[投票]
★4どこまで、制作者の「妄想」につき合えて、その妄想世界に没入できるのかが、映画の鑑賞点の一つだとすれば、実に映画的な映画で、映画で映画を見せた映画。題名は、バートン・フィンチでもよかったかも。 (NOM)[投票]
★4構想がまとまらないうちにあの書き出しはダメだろう。あれは絶対後が続かない(笑)。 [review] (おーい粗茶)[投票]
★4これはサスペンスなのか? [review] (イスマエル)[投票]
★4毎回興味深いオープニングには脱帽です。 (never been better)[投票]
★4コーエン兄弟の創り出す異様な空間に、しばし酔う。 (ダリア)[投票]
★4あの「ランニングのような下着」は何という物なんだろう? (poNchi)[投票]
★4安手の精神論なんか、吹っ飛ぶ映画だ。 (KEI)[投票]
★4グッドマン・・おっかねえ (Curryrice)[投票]
★4ヨーロッパ映画っぽかったな。最初からカンヌを狙って撮ったのかしら。 (ガラマサどん)[投票]