★5 | ゲラゲラ笑いながら観ましたが、観終わる頃にはすっかり顔が凍りついてしまいました。 [review] (そね) | [投票(8)] |
★5 | べらぼーに面白い。台詞の多いことシェイクスピア並。こんなにブッ飛んだ家族は他に知らず。しれっとした若尾のかっこよさは人間国宝級。 (べーたん) | [投票(7)] |
★4 | 全編に漂う乾いた諦念と破滅の匂い [review] (ボイス母) | [投票(7)] |
★4 | 不快指数100な人々が繰り広げるひと夏の狂騒劇
[review] (TOMIMORI) | [投票(6)] |
★4 | かつての貧しさを思い出して皆が沈黙するシーン(そしてラスト)が、このべらぼうな狂騒の中にひそむ哀しみをほんのりと浮かび上がらせているんだ。 (_) | [投票(5)] |
★3 | 妖艶な若尾文子を観たい人に真っ先に薦めたい。登場人物の内面を「階段の上り下り」といった象徴的なシーンで描いた川島雄三の演出にも降参。物質的な豊かさが精神的な荒廃を生んでいる「戦後」を川島は軽やかに笑い飛ばす。 (若尾好き) | [投票(5)] |
★5 | 日本人とは、という問いに対する明確な回答のひとつ。船越英二はどの映画でも切り札です。 (雷) | [投票(5)] |
★5 | 金に細かい新藤色の勝った作品で、戦後とともにどんどん煮詰まり行く彼の閉塞感の優れた中間報告の趣。続編は『絞殺』か。 [review] (寒山拾得) | [投票(3)] |
★5 | これは狂言だ。この作品といい『ああ、爆弾』といい、日本の古典芸能とブラックユーモアは相性が良いらしい(<そうか?) [review] (ペペロンチーノ) | [投票(3)] |
★4 | しとやかな客寄せパンダ女、若尾の正体は妖艶な雌ダヌキであった。しかして、彼女をめぐる大修羅場はムジナとキツネの合同住宅。都会の空気は、いささか彼らには悪すぎたようで…。伊藤雄之助、山岡久乃のムジナ夫妻の飄々たる日常演技が絶品。彼らの住まうただ一室のアパートが百鬼夜行の巷と化す。 [review] (水那岐) | [投票(3)] |
★3 | 空間への執着が作家魂を呼び覚まし、狂人絵巻を展開させた?若尾文子は確かに凄いが、ホントに凄いのは山岡久乃が醸し出す冷たい感覚かも。 [review] (緑雨) | [投票(3)] |
★5 | すごい!舞台芝居に挑戦するかのようなワンセッティング撮影。そのために工夫された多様なカメラアングル。畳みかけるようにつぎつぎに起こる出来事。ラッキョウのような真実(笑)。目の離せない役者たち。いうまでもなく素晴らしい若尾文子(もっとリスペクトされるべき!)。世界中に自慢したい逸品です。 (エピキュリアン) | [投票(3)] |
★4 | 晴海団地を舞台にして、ほゞその一室のみで、登場人物を出入りさせる本作の川島演出は、閉塞空間を扱った彼の演出の中では頂点だろうと思われる。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | よく考えられた密室劇。 [review] (KEI) | [投票(2)] |
★5 | 原作は戯曲なのだろうか。中空に浮いたかのようなアパートの部屋に巣くった欲望と邪心を、内と外、上と下といった「視線」と「視点」の変化でさばく川島演出が見事。「世間」に対する若尾文子の静だが強烈な攻撃力と、伊藤雄之助、山岡久乃の達観した守備力の妙。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★5 | 「昔の人はモラルがあった」、「考えが真っ当だった」なんて話は丸っきりの戯言だと、これを観れば分かりますな。
[review] (青山実花) | [投票(2)] |
★5 | 序盤の伊藤雄之助、山岡久乃、浜田ゆう子、川畑愛光一家の会話のシュールさにもうヤられる。そこに、悪女を演じて右に出るもの無しの若尾文子が投入されれば、世界最強のブラックコメディーへ。脚本、映像、音楽ともに実に映画的で、鮮烈な記憶として残る。 (檸檬) | [投票(2)] |
★4 | 登場人物が皆、ふてぶてしくて愚かで、何とも痛快で不気味で、滅法面白い。能を思わせる音楽も印象的だし、社会的に堕ちて行く者、上って行く者を階段を使って表現しているのも、秀逸。伊藤雄之助、山岡久乃が圧倒的。若尾文子の不気味な美しさも良い。['04.9.12VIDEO] (直人) | [投票(2)] |
★4 | 金一点に凝縮された悪。毒と解ってても、笑いを貪り続ける自分が怖くなる。逃げ場のない空間の狭さも印象的。 (くたー) | [投票(2)] |
★5 | ゲラゲラ笑って、背筋がゾクゾクする。こんな快感他にない。 (movableinferno) | [投票(2)] |
★4 | 人間の欲深い醜悪な部分を、あるトンデモ家族を通して描いたブラックコメディの傑作。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票(1)] |
★5 | しかし、これを「すがすがしい喜劇」と自称する新藤兼人ってナニモノ? [review] (ぐるぐる) | [投票(1)] |
★4 | いびつで感情移入できかねる家族が詰め込まれている空間と、若尾文子。これだけ家族をねちっこく描いておいて若尾文子。この居心地の悪さ。凄い。 (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★3 | ベランダの外が気になってしょうがない。 (kenichi) | [投票(1)] |
★3 | 設定、カメラ、BGM、テーマ、キャスティングに5点!と思っていたが中盤以降急速に飽きが来た。 (町田) | [投票(1)] |
★4 | 我が家では、若尾文子のことを「あの階段を登る女の人」と呼ぶ。 (tredair) | [投票(1)] |
★5 | 夕日バックに狂ったように踊る二人、真下から真上から嘲るように舐めるカメラ、中空に不安定に漂う2Kのアパート、荒れ狂う風とうだるような蒸し暑さ、そして何よりあの恐ろしいラスト、、、、この知性溢れる虚無感は、比類ない。 [review] (動物園のクマ) | [投票(1)] |
★3 | 川島は何だかんだやってるが地に足がついてない感じで、本質による必然から遠いので歯車が噛み合わない。ロジカルに構築された新藤脚本の図式性ばかりが鼻につく。若尾文子の色気が特筆もんなだけに、やはり増村か市川ならと思わせた。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | 他人を踏み倒して築く豊かな生活の乾いた感じが、最後まで突っ走る。ときどきすごいアングルのシーンがあって驚いた。 (たーきー) | [投票(1)] |
★5 | 戦後とは何かをえぐり出した作品。これを見る限り未だにこの国は戦後なのだ。 (さいもん) | [投票(1)] |
★4 | こういうスタンスで成功している邦画は珍しいと思う。奇を衒うのではなく、ちゃんと意味のある演出がなされている。 (赤い戦車) | [投票] |
★5 | 全編に溢れる毒、毒、毒…しかし一度この味を知ってしまったら、その虜になること間違いなし。覚悟を決めて、お試しあれ。 (ピカレスク) | [投票] |
★4 | 新藤兼人ってこんな脚本も書けたのか・・・と驚いた。 (マッツァ) | [投票] |
★5 | 社会風刺の利いたコメディーなんだけど、バックの音楽のせいで哲学的重厚ささえただよっている。これが軽〜い音楽だったりしたら、全く別の映画になるだろう。若尾のモノローグがリアルでいい。 (worianne) | [投票] |
★4 | 好き嫌いはともかく、川島映画の一つの到達点ですね、これは。最後の山岡久乃の表情が私には謎。 (熱田海之) | [投票] |
★4 | 騙し騙されるのを生業とする人々、そして騙されるだけの人。自分は後者でいいや。 (Yasu) | [投票] |
★5 | 初めて観たときの印象が強烈。固定化された舞台設定、バックに流れる謡曲の囃子・・・。 (3WA.C) | [投票] |
★4 | 人は、お金のためなら、何でもするのね。詐欺師一家のもとを訪れる人が、アパートの階段を上がってくるシーンが印象に残る。 (カズ山さん) | [投票] |
★3 | 詐欺師一家の破綻。守銭奴妾役の若尾文子がえぐい。 (しど) | [投票] |