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[コメント] 薔薇の名前(1986/独=仏=伊)
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★4どんよりとした修道院の陰鬱さと、そこに蠢く奇怪でいわく有りげな修道士たちが魅力的。さらに、そんな異界に動じず淡々と状況を見極めていく、ゆったりとしたショーン・コネリーの明晰な口跡が心地良い。まさに言葉(音声)が曖昧さ(外見)を正す映画。 (ぽんしゅう)[投票]
★4ベルナール・ギーを例によってたっぷりと演じて男前を上げるエイブラハム先生が好きだ。元来作品の持ってた高慢な料簡が脱落した意味で、この俗化には共感を呼びうる物があると考える。あの軽すぎる風采にはかえって人であり続けることの強烈さがあるように。 (disjunctive)[投票]
★5宗教とスコラ学に関しては私は部外者なので基本的にはああ、そうなんですかと言うしか無いがそれにしても圧倒的な宗教の描写である。この内容の映画や原作が他の宗教で成立するとは考え難い。 [review] (t3b)[投票]
★5原作は全く読んでいないが、中世修道院を舞台にした探偵物語というスタイルは画期的だと思った。それにしても、キリストの名の下に既得権を得た連中が君臨する中世ヨーロッパに生まれなくて良かった。 (サイモン64)[投票]
★4シック・ボーイ(トレスポの007オタク)の言うとおり、ここのショーン・コネリーは良い! [review] (カレルレン)[投票]
★3おびえているのに笑っているように見えてしまうクリスチャン・スレーター。僧衣を着ていてもショーン・コネリーはいつものテンポ。見所はやはり個性豊かな僧侶たちでしょうか。 (terracotta)[投票]
★4ただ一つ『薔薇の名前』から超越したロン・パールマンの《顔》。 [review] (ヒエロ)[投票(4)]
★3僧院の雰囲気が不気味。そこにいる僧たちはもっと不気味。 [review] (緑雨)[投票]
★3巨大化した組織は保守的、排他的になり、内部に崩壊の芽が育つ。重厚な作りで興味深かったが、後半をもう少し丁寧に撮って欲しかった。 (RED DANCER)[投票(2)]
★4よくここまでちゃんとした映画にしたものです。もっといっぱい修道生活を見せてほしかったけど。 [review] (月魚)[投票]
★3何が出るのか分からないおどろおどろした前半はムード醸成に成功しているが、急転直下の謎解きが如何にも駆け足で途端に陳腐化するセット美術も含めて一気に尻つぼみ。結局は謎解き探偵ものの範疇に収まってしまうには勿体ない題材に思えた。 (けにろん)[投票(3)]
★3この世界観、ファイナルファンタジータクティクスを思い出させる。 (ウェズレイ)[投票]
★3中世キリスト教の象徴ともいえる修道院。それが焼け落ち、書物が野に放たれたとき、ルネサンスが始まった。 (カズ山さん)[投票]
★4こてこてのチーズの匂い、味、それが解けてまた固まったような、不純物いっぱいの映画です。もやもやがいけなかったかも。西洋人の旺盛な体力を痛感しました。 (セント)[投票]
★5洗練された謎解きの面白さに加え、中世の修道院独特の謎めいた雰囲気が充分に生かされている。美術も美しい。クリスチャン・スレイターも美しい(?)。 (ダリア)[投票(1)]
★4自分はさておき、クリスチャン・スレーターくんにいい思いをさせてやる元ボンド。いい歳のとり方をしたなぁと感心。 [review] (ナム太郎)[投票(1)]
★2ヨーロッパ中世、キリスト教が隆盛を誇った時代の雰囲気はよく出ていたと思うし、あの時代、他のすべてを圧倒した神学の権威も感じられたけど、私には、それだけの映画に見えた。 (シーチキン)[投票(1)]
★3アノーは未だにカッティングが出鱈目だが、この風格は大したモノだ。惜しむらくは「彼女」に対する演出だ。もっと美しく気高く描かなきゃ意味がない。これを見てもアノーは喜劇が大好きなのだろう。悲しいかな喜劇を撮れる資質じゃないのだが。 (ゑぎ)[投票]
★4中世修道士、いいですね。ショーン・コネリーと暗い色調の重々しい空気が隠微な雰囲気を醸し出してます。この手の作品にしては全くうさんくさくないところが素晴らしい。 (SY)[投票]
★5ショーン・コネリーに惹かれて観たものの、衝撃のストーリーにハッとした記憶が残っています。もう一度見直したい‥‥‥。 (stimpy)[投票]
★4ともすればどろどろになりがちなこの作品をショーン・コネリーがスマートにしてくれた気がします。 (Medusa)[投票]
★5原作のあまりに長大(かつ退屈な)な宗教に関する記述をばっさりカットし、よくぞ映像化した。それ以外の箇所は原作に思いのほか忠実なのも高く評価。ブラジルとイタリアでしかDVD化されていないのは宗教的な理由?(祝!2004年ついに日本でも発売) (ノビ)[投票(1)]
★3予想外にサイコな絵作りが多くてビックリ。ただ前半の探偵モノのまま最後まで突っ切ってほしかったな。★3.5 (ドド)[投票]
★3ごめんなさい…。この作品を見るまでフランシスコ・ザビエルはハゲなんだと思ってました。 (カルヤ)[投票(1)]
★3原作は”脱オウム思想”に最適のテキストだと感じた。映画の方は映像化する事によってエンターテイメント色が強まり、思考的な深みは薄れたけれど、エーコの残り香は感じることができる。 [review] (hiroshi1)[投票]
★4これは・・WesternHumanitiesのクラスで観てこの映画についてのエッセイを提出しなきゃならなかったので、この映画についてはウルサイですよ。 [review] (m)[投票(5)]
★2そこそこ面白かったけど、あの時代の雰囲気というか空気になじめない、受け付けないんです。 (ガンジー)[投票]
★4イタリア映画で見たかった。すけきよが中国人の俳優だったらおかしいでしょ。 (りかちゅ)[投票(3)]
★3修道院や書籍室のセットの素晴らしさ、修道士たちのメイクの強烈さ等で、否応無く中世の闇の世界へ引きずり込まれていく。重厚な雰囲気の中にある奇妙な可笑しさに注目したい。★3.5 (ADRENALINE of Adrenaline Queen)[投票(1)]
★4はっきり言って後半はバタバタしすぎ(詰め込みすぎ! もっと丁寧に!!)。でも、不思議な余韻が残るラストだった。 [review] (あまでうす)[投票(1)]
★4中世という時代がなぜ暗黒時代と呼ばれるのか、そして、古代ギリシアで発達した自然科学がなぜ衰退し停滞しつづけたのか、初めて実感として理解した・・・ような気がするだけ? 原作読まなきゃ。 (ミウ)[投票(1)]
★4お恥ずかしいのでありますが。映画を見て、原作の話が頭に入りましたよ。しかし、あまりにもすんなりと入りすぎ!わかり安すぎ!と、癪にさわったから減点よ。 (ALPACA)[投票(2)]
★41.原作の原作は『犬神家の一族』か? 2.アノーの作品は必ず濡れ場があるという事で安心して観られる。・・・ん? 3.笑いを禁じるから修道士が皆あんな顔になっちまうんだよ! (アルシュ)[投票(3)]
★3この程度のことで大問題だというなら、今の日本は、悪魔の巣窟だね。 (Carol Anne)[投票]
★5大学時代、自分が迷っているときに見て救われた映画。僕のために作られた映画かと思いました。 [review] (高円寺までダッシュ)[投票]
★4大変趣味な世界で4.5点。ジャン・ジャック・アノーは時代、場所、その空間の空気を作るのが上手い。原作はどう考えても文字で読む以上の方法はないので、映像化としては成功してる方だと思う。 (は津美)[投票(1)]
★3眠い時にみんなで視たら全く解らなかった。忙しい時に乍らで再見したらショボく視えた。どちらも間違っている筈,何時か再々見を。 (死ぬまでシネマ)[投票]
★3なんじゃあこりゃ。『アダムスファミリー』+名探偵コ○ンって感じ。 (24)[投票(1)]
★4修道院の雰囲気、美術設定も好きだし、キリスト教の中の内部対立とか、異端に対する考えとか、人間の深い欲望について、興味深い物語だった。 [review] (ぷり)[投票]
★3すけきよのたたりじゃ! (たかやまひろふみ)[投票(3)]
★4少なくともこれだけは書かせてくれ。 [review] (ひるあんどん)[投票(1)]
★3ふつう (たけぞう)[投票]
★4ショーン・コネリーはミスキャストだ、いい意味で・・・いい意味・・自分でも訳わからん (ふりてん)[投票]
★5キリスト教の怪しい時代・中世の不思議・禁断の小宇宙を背景にウイリアムのキレあじが愉快痛快! (cocco69)[投票]
★4その重厚なムードとはウラハラな主題。そのギャップがなんとも以外で心地よかったです。 (ホッチkiss)[投票]
★2ショーン・コネリーは存在感ある立派な演技、だと思うけれど、あまりに彼だけがまともに描けていて、かえってぶち壊している。正気なしの狂気のみ、に仕立てて欲しかった。演出の根本的欠陥、だと思う。 (動物園のクマ)[投票(1)]
★3カラスの群がる墓地、迷宮のような書架、曰くありげなデブ、ご希望の品はすべて取り揃えてございます。 (はしぼそがらす)[投票(6)]
★4アノ−監督のねちっこい中世の雰囲気づくり、ショーン・コネリーの意外な適役ぶり、クリスチャン・スレイターの初々しさ、どれが欠けてもいけません。 (れいし)[投票(1)]
★4中世の雰囲気がリアルに伝わってくる映像と配役。内容は原作をぜひ。 [review] (mima)[投票(8)]
★4かっ、顔が濃い! (LUNA)[投票]