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煽尼采さんの人気コメント: 更新順(1/30)

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★2Cloud クラウド(2024/日)ネット上にクラウド状に集積する悪意。なんと黒沢清的なテーマかと期待した自分の愚かさをこそ恥じるべきか?もはや『蛇の道』『CURE/キュア』『カリスマ』の頃の清ではないと重々承知していたはずなのに。テーマを打っ棄ったとしか思えん終盤だが―― [review]DSCH, けにろん, ぽんしゅう, おーい粗茶[投票(4)]
★3街のあかり(2006/フィンランド=独=仏)アキ・カウリスマキ的演出は彼自身にとってさえも困難な妙技であるという事。だが、単純な希望を見出す事は、単純な過程ではない、という事は痛切に伝わってくる。 [review]ジェリー, 赤い戦車, TOMIMORI, 3819695[投票(4)]
★3天国の日々(1978/米)台詞を排して画でドラマを描く演出が目立つ反面、やけに忙しなくカットが割られ、シーン間の時間の省略も頻繁。印象的なショットが幾つもあった筈なのだが、瞬間的な詩情以上のものには大して達しておらず、すぐさま記憶から蒸発する。 [review]けにろん[投票(1)]
★4浮き雲(1996/フィンランド)‘ささやかな幸福’そのもののように時折ひょっこり姿を見せてくれる犬。窓、ドア、冷蔵庫、テーブル、港のコンテナ、といった四角形が形作る画面の構図、それに加えて壁やソファー、カーテンなどの赤、青、黄、白のシンプルな色彩バランスが目に心地好い。 [review]ジェリー, けにろん, 3819695[投票(3)]
★2ハンサム★スーツ(2008/日)紋切り型の筋書き、懐かしいギャグ、TVタレントが複数カメオ出演、と、観客のお茶の間的な日常に奉仕するサービス精神には、映画としての心意気は乏しい。この凡庸さは善良さの裏返しでもあるが、容姿至上主義に対して善意至上主義を貫く単純さも何か嫌。 [review]ダリア, まりな, ちわわ, 鎌倉ルパンほか8 名[投票(8)]
★3トータル・リコール(1990/米)物語が内包する「アイデンティティ・クライシス」という主題すら単なるビックリ展開として扱ったような、奇矯な視覚的演出の連続。少年のラクガキをそのまま映画にしてみせたような、チープかつエログロな世界観が愉しい。 [review]DSCH, けにろん, ぽんしゅう, ダリア[投票(4)]
★3二百三高地(1980/日)単なる賛美でも否定でもない戦争描写の誠実。流れる血の悲惨以上に、戦争によって異国への感情を否応無く変質させられる個人の姿が印象的。 [review]ジェリー[投票(1)]
★2老人と海(1958/米)いちばん嫌いなタイプの映画かも知れない。美しい画は幾つもあるが、過剰なナレーションが、映像に浸る事を許してくれない。老人の独り言や、ショットの構図、役者の演技などで表現すべき所まで、いちいちナレーターが語りに語る。 [review]モノリス砥石, ゑぎ[投票(2)]
★4お早よう(1959/日)「大人だって、余計なことを言ってるじゃないか」に続く台詞が殆ど小津映画への批判に聞こえて驚く(笑)。やんわりと自己弁護する場面も挿まれはするが、「テレビ」が象徴する新時代への推移を淡々と捉える脱構築的作品。おならの音にも諸行無常の響きあり。 [review], 3819695[投票(2)]
★3タイムマシン(2002/米)嫌いじゃないよ。と、一応は言ってやりたい。目玉であるVFXにも大して感動するわけではないが、豪奢と言っていいデザインが映えるタイムマシンの、移動「しなささ」が視覚的に面白い。大雑把な演出ながらも、どこか甘い切なさが香る。 [review]モノリス砥石, けにろん[投票(2)]
★2食堂かたつむり(2010/日)少女マンガ的表現をそのまま実写でやるという、演出と呼ぶに値しない画の連続。逆に、一見すると何もしていないようなシーンで時折ハッとさせられるが、演出というより撮影、そして柴咲コウの力。 [review]ダリア[投票(1)]
★3太平洋ひとりぼっち(1963/日)主人公のナレーションや、頻繁に挿入される回想シーンは、観客を退屈させはしないが、孤立感を殺ぐこと甚だしい。堀江青年に寄り添うような撮影が、彼を捉えるカメラ、観客という三者の共犯関係を成立させるが、「ひとりぼっち」感にとっては致命的。 [review], おーい粗茶, ぽんしゅう, けにろん[投票(4)]
★2空中庭園(2005/日)題名の「空中」に忠実たらんとしたというより視覚的な不安定感によって、人間関係の不安定感を演出することから逃げたとしか思えぬカメラワーク。視覚的には確かに面白いが、タイトルバックのずれたセンスからして悪い意味での違和感が拭えないまま終了。 [review]寒山拾得[投票(1)]
★3ムーンウォーカー(1988/米)異星人が、「映画」なるものを目にして、見よう見まねで自らも制作したなら、こんな作品を撮ったであろうと思える映画。つまり、通常の感覚ではついていけない展開に驚き呆れ返ると同時に、既存の映像表現のツギハギに終始する退屈さもそこにはある。 [review]モノリス砥石[投票(1)]
★4ガートルード(1964/デンマーク)希望と失望のキアロスクーロ。モノクロの特性を充分に活かした画作りが見所。例えばこの場面→ [review]ぽんしゅう, ゑぎ[投票(2)]
★3恋のいばら(2022/日)女は眠り姫なのかゾンビなのか。眠り姫は王子の口づけで目覚められるが、ゾンビは既に死んでいる。 [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★4アマデウス(1984/米)甘い菓子のようにカラフルな舞台に響くモーツァルトの下品な笑声は、その音楽と同じく、矮小な人間すべてを嘲笑する。ミロス・フォアマンの演出は完璧とは言えず、特にDC版はテンポを欠くが、モーツァルトの音楽の素晴らしさはそれを補って余りある。 [review]ダリア, けにろん, DSCH[投票(3)]
★5幸福〈しあわせ〉(1965/仏)モーツァルトの音楽のように完璧な幸福の光景が、微かな亀裂によって、恐るべき光景へと変じていくこと。素晴らしい色彩設計、フォーカスやカット割りの実験性にも関らず、ミニマルな演出による最大限の効果をもあげていることの驚き。 [review]ひゅうちゃん, ゑぎ, Orpheus, ぽんしゅうほか6 名[投票(6)]
★3ロープ(1948/米)全篇をワンカット――に「見える」ように撮っていると聞いていたので、二箇所、さり気なくかつ堂々とカットを割っていたのが、却って大胆、新鮮に見えてしまう奇妙。実時間的な流れが活きた場面があるだけに、窓外の風景の変化で時間を省略したのが残念。 [review]モノリス砥石, けにろん[投票(2)]
★3運命のボタン(2009/米)始まって十数秒も経過していない辺りで既に予想できた範囲から全く逸脱しない真相。『世にも奇妙な物語』レベルの紋切り型に過ぎないのだが、意味ありげで重層的(飽く迄「的」)な雰囲気だけは発散しまくる演出力は手応えあり。 [review]KEI, ロープブレーク, 3819695[投票(3)]