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ぽんしゅうさんの人気コメント: 更新順(129/149)

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★3キートンのハイ・サイン(1921/米)いきなりの特大新聞とお茶目な巨大悪漢の登場シーンが笑える。ストーリーもしっかりしているのでネタに裏づけの意味が生まれギャグが活きてくる。あのチャップリン見たいな酔っ払いはパロディでしょうか。わっこ[投票(1)]
★3キートンの化物屋敷(1921/米)バラバラのパーツに分かれた人間がくっついて動き出すトリック撮影が今見ても新鮮。暗闇と明るい場所とのフィルター表現も面白い。この時代にしてはカメラとフィルムの光学機器としての特性をかなり意識しているのが良く分かる。わっこ[投票(1)]
★4バトル・ロワイアル(2000/日)大人数の出演者をさばきながら、映画を組み立てていく手腕はさすが深作。アクション作品としては一級品。“中学生”だからどうの“命の大切さ”云々と野暮な事は言わず深作ワールドを楽しめばいい。 [review]きわ[投票(1)]
★4アイ,ロボット(2004/米)反乱の首謀者の発想がアメリカの行動原理とそっくりなのに苦笑する。皮肉だとしたら大したものだが、製作者たちは気づいているのだろうか?。思わせぶりなラストが、マイノリティ(ロボット)嫌いのマイノリティ(黒人)物語の今後の展開に期待を持たせる。 [review]山本美容室, はしぼそがらす, tkcrows, シーチキン[投票(4)]
★3戦艦シュペー号の最後(1956/英)閉塞感を狙ったのかもしれないが、ワンショット長廻しの戦闘中の艦内シーンが舞台撮影を思わせいたって単調。迫力溢れるせっかくの洋上シーンとのギャップが大きすぎる。クライマックスの盛り上げを、ラジオのアナウンサーに頼りきったのもちょっと興ざめ。sawa:38[投票(1)]
★4クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002/日)諸行無常。永遠なるは青い空。現代の、そして未来の廉姫と又兵衛に幸あれ。 [review]くたー, 埴猪口, 町田, ホッチkissほか7 名[投票(7)]
★5青い春(2001/日)壊れたメカBOX(学校)の中、猛烈な速度で空回りする歯車。噛み合う先が見つからず、何の抵抗も無く回り続ける心地よさと虚しさ。そして焦り。青木は力の伝動先を、懸命に九条に求める。それが空回りの連鎖でしかないことを知っている九条。Myurakz, cnt, ねこすけ[投票(3)]
★3三十三間堂通し矢物語(1945/日)ケレン味たっぷりの日本版『シェーン』といったテイスト。ヒロイックな勘兵衛(長谷川一夫)ばかり立ち過ぎて、お絹(田中絹代)の芝居も通り一遍で深みに欠ける感はある。単純な切り返しだけで通し矢シーンの緊張感を持続させてしまうのはさすが。町田[投票(1)]
★3殺陣師段平(1962/日)ひとりではしゃいでいるという観もなくはない中村鴈治郎、インテリを地で演じているような市川雷蔵、素人臭い高田美和。それでも、何故か好感が持てる佳作。黒澤明脚本と大衆作家瑞穂春海監督の技あり。直人[投票(1)]
★4男はつらいよ 私の寅さん(1973/日)パターン化しつつあったストーリーを巧妙にずらし、そして見る者の期待を微妙に裏切りながら笑いをとる。一件図式的に見えるが、やはり脚本と演出の勝利。前田武彦がいい味を見せる。 [review]山本美容室, 町田[投票(2)]
★4快盗ルビィ(1988/日)微妙なバランスで、天然の存在感と演者としての意思を並存させていた絶頂期の小泉今日子なしには、この邦画離れした和田誠ワールドは成立し得なかったはずだ。二つの才能の一瞬の出会いによって生まれた実に稀なエンタ―テインメント映画。ロープブレーク[投票(1)]
★2ベルリン、僕らの革命(2004/独=オーストリア)若者達の抱く理想があまりにも幼く表層的で、実業家の姿もステレオタイプ。これでは物語りが普遍性を持つには程遠い。若干35歳の新進監督が「今」という時代に、何故この物語を映画にしなければならなかったのか、まったく伝わってこないし理解もできない。鵜 白 舞, HW[投票(2)]
★3男はつらいよ 寅次郎恋愛塾(1985/日)それなりに可憐な樋口可南子を前にしても今回の寅は深入りせず、平田満のオトボケも自己完結してしまい話しが全然ふくらまない。笑えるのが法学教授松村達雄のドタバタだけというなんとも淡白な仕上がり。直人, かける[投票(2)]
★4砲艦サンパブロ(1966/米)高校を退学させられ僅かな選択肢の中から水兵を選んだ男の興味は、船のエンジンであり戦争ではない。戦うことの意味すら自分に問うことなく人形のように参戦していく青年に罪はなかったといえるのだろうか。やはり無知と無関心は悲劇の温床となり得る。べーたん[投票(1)]
★5カサブランカ(1942/米)リックの言動が痩せ我慢やキザに見えず心地よい説得力を持つのは、占領下の息苦しい政情と愛情を巧みに過不足なくコントロールして描いて見せたマイケル・カーティス監督の演出力に負うところが大きい。このエンターテインメント映画には気品さえ漂う。ドド, G31, シーチキン[投票(3)]
★4喜劇 女は男のふるさとヨ(1971/日)笠子(賠償美津子)の奔放さと哀しさ、星子(緑魔子)のひた向きさと優しさ、竜子(中村メイ子)の大きさと強さ。素直に人生を生きるというのは、女だけに与えられた特権なのです。だから女は、矮小にしか生きられない男達の永遠の憧れなのです。 太陽と戦慄, 水那岐[投票(2)]
★2亡国のイージス(2005/日)理念も物語も未整理な脚本、演出と編集の意思不一致、輪をかけて大仰で無遠慮な音楽が緊迫感を奪う。不出来は阪本順治だけのせいじゃないだろう。どうせなら役所広司渡辺謙も仲間に入れて、艦上オールスター男祭映画にすれば良かったのに。 ペペロンチーノ[投票(1)]
★2夕暮まで(1980/日)風俗ネタで人を呼びたかった映画会社と、中年の哀愁で作品を作りたかった製作者のギャップがそのまま映画に出ている。絵に描いたような失敗作。けにろん, chokobo[投票(2)]
★4大菩薩峠(1960/日)片岡千恵蔵版の竜之介の不気味さが怪物的存在感の大きさだとすれば、華奢で神経質そうな市川雷蔵はシャープな殺気による怖さを漂わせる。その殺気と拮抗する、武家の妻から浪人の女房へと身を堕すお浜(中村玉緒)が見せる狂気の演技も迫力満点。ゑぎ[投票(1)]
★4スコルピオンの恋まじない(2001/米=独)見る側に何の努力も強いることなく、すんなりとお伽話に引き込んでしまうまさに催眠術。物語から配役まで「そんなこたぁーねえだろう」という設定を、だいの大人が我を忘れて本気で楽しめるのはアレン映画を置いて他にはないだろう。主演二人の掛け合いも絶妙。jean[投票(1)]