姫田真佐久の映画ファンのコメント
果しなき欲望(1958/日) |
60年代の日活アクションの作劇の動機を凝縮したようなタイトルで、渡辺美佐子姐さんのエロ炸裂で邪まな男性客の歓心誘う演出も、時代を先取りしているというか何というか。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] | |
俺はそんな馬鹿なことはしないという優越感が生む冷笑と、自分もそうかも知れないという不安感が生む苦笑い。生活背景を殆ど描かず、欲だけで念入りに磨かれた鏡のようなこの喜劇の登場人物たちに観客は自分の姿が移りこんでいるのを見てしかたなく笑うのだ。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] | |
優柔不断な長門裕之の恋でむりやりオブラートにくるんではあるが、これは欲望のあまりオトナたちがお互いを潰しあうサバイバルドラマ。何も知らないということは可哀想だが幸福である。コメディだからって呑気には笑えない。 (水那岐) | [投票] | |
長門裕之は得な役回りばかり。☆3.5点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] | |
今村監督が「今平監督」と言われるようになった、記念すべき作品。ただし先に「鬼の」と付きますが。 [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |