安部徹の映画ファンのコメント
大魔神逆襲(1966/日) |
健気でいたいけな4人の少年が、次々襲い掛かる危機を乗り越えながら魔神の山を旅する様子が、『ロード・オブ・ザ・リング』の小型版のようで、実に良い。 [review] (青山実花) | [投票(2)] | |
子供向けなのに血生臭いのも、雪景色の美しさも森一生らしい。吹雪の大魔神など堂々たるもので、全盛期に邦画界で最高と評された大映美術をこの三部作は伝え続けるのだろう。本作は磔美女の不在が寂しい。二宮秀樹はマグマ大使のガムなのか。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
予算削減感漂うロケ撮中心の魔人のお山越えだが、ひたすら正義と勇気を演じる少年たちの学芸会的一生懸命さから徐々に目が離せなくなる素朴さが魅力。児童向けなのに生死にまつわる出来事や描写はシビアで、大魔神の容赦なき大剣一突きも今ならPG12指定の鮮烈さ。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] | |
オープニングから特撮の見せ場である。大映のコレは等身大の怖さ故、ミニチュアの破壊ではなく実物大の破壊がリアルで生々しい。特撮で本当の恐怖が味わえるのが本シリーズの真の伝説であろう。 (sawa:38) | [投票] |