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[コメント] 硫黄島からの手紙(2006/米)
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★2そこにビタイチ狂気なし。なんだ、しょせんハリウッドの間違った日本描写映画だ。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(21)]
★2見よ、日の下に新しきものなどなし。ましてや異人の手で撮られたる我がヒノモトのいくさの映画になぞ、我らの心を揺らす何事があろうことや。 [review] (水那岐)[投票(21)]
★4父親たちの星条旗』を圧倒して欲しかったが、無念。☆3.9点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(18)]
★4イーストウッドとアメリカ人スタッフの、誠意と限界。それでも賛辞を贈りたい。 [review] (緑雨)[投票(17)]
★3硫黄島を素材に使った普通のハリウッド戦争映画だった。 [review] (ヒエロ)[投票(13)]
★2理念や理屈だけでは人の痛みは描けない。たとえ戦闘がもたらす恐怖や苦悩が、国籍を問わず人間にとって共通のものだとしても、やはり加害にしろ被害にしろ当事者としての悔悟や執念なくして映画は成立しない。必要なのは、異国を解する冷静さや理性ではなく情念。 [review] (ぽんしゅう)[投票(13)]
★3全編日本語の作品という快挙に日本の映画ファンとして感謝の念を送りたい。だけど、いったい何を語りたかったのか、さっぱり分からない普通の戦争映画を見せられてもねぇ・・・ [review] (sawa:38)[投票(13)]
★4戦時下の日本兵の思いを描いた人間ドラマとして伝わるものが大きい。だが、この映画が日本語で製作されているにも関わらず、イーストウッドらしい“アメリカ映画”の側面が臭うのが、評価はしつつも、少し淋しくもある。(2006.12.09.) [review] (Keita)[投票(13)]
★5アメリカ人による日本人観が底流に流れている硫黄島玉砕話はどういう観点から見ればいいのか迷っていたが、イーストウッドのフラットな見方に驚くとともに、あれだけ当時の日本というものを勉強していたのに舌を巻いた。 [review] (セント)[投票(12)]
★2絶望的敗走劇の中から絞り出される何ものかは遂に無く、紙芝居のようなステロタイプの日本兵が今風の役者演技でトレースされただけ。未だしも戦争の2重構造に言及した『星条旗』に比して余りに単視眼的で遠慮がち。狂気の果ての真実をこそ知りたいのだ。 (けにろん)[投票(10)]
★2内容的なことだけではなく映像的にも実に見やすい戦争映画だった。次は衝撃的な絵が来ますよ!グロ注意報ですよ!と直前の「ため」で毎回きっちり合図を送ってくれるというのは、戦場ならではの緊迫感や恐怖を伝えるという意味で正直どうなんだろ。まずくね? [review] (tredair)[投票(8)]
★3呼びかけと応答。 [review] (NAMIhichi)[投票(8)]
★3これほどまでに壮絶な現実があったというのに心に何も響いてこないのは子供のような二宮が所帯を持っているという違和感だけではあるまい。戦場で家族への手紙をしたためるという本作のタイトルでもある狂おしい行為の思いが、こちらが無防備では「まるで」と言っても良いくらい届いてこない。「察してやる」気持ちが不可欠なら、本作は失敗作だと言える。 (tkcrows)[投票(7)]
★4二宮君はやっぱり上手い。イーストウッドは何故こんな目線で敵国側の世界を描けるんだろうか。そしてこれをアメリカ人は観てくれるんだろうか。 [review] (きわ)[投票(7)]
★5自衛隊では、サラ金で首が回らなくなった隊員は、硫黄島勤務にされます。上官が給料から天引きして返済にまわすんです。ソープもキャバクラも無いし、なによりサラ金業者が追っかけてこられません。 (りかちゅ)[投票(6)]
★2こりゃ驚いた。最近の日本映画、つまり「ホウガ」みたいなのである。 [review] (Kavalier)[投票(6)]
★5「いつの日か我らの功績を讃える時が来る」…そう願った中将。その日とはアメリカが仕掛けた「日本映画」によってであった。不勉強な日本人が硫黄島を知るきっかけになる、それだけでもじゅうぶん役割を果たしている。 [review] (ガリガリ博士)[投票(6)]
★3観てる自分は日本人だから、なんかどうしても「つくってもらった」感が抜けない。描かれ方がどうであれ。 [review] (はしぼそがらす)[投票(5)]
★5「映画」が現実の再現の場に甘んじたことなどかつて一度たりともないのだから、確かに時代考証の面などにいくつかの「間違い」を含んでもいるこの映画に対しては、比類なき空間演出家イーストウッドが硫黄島という特異な空間を舞台にいつもどおり肩の力を抜いて仕上げた傑作にすぎないと云ってみせるのが適当だろう。 [review] (3819695)[投票(5)]
★5戦地の兵士たちは、届くかどうかもわからない家族宛の手紙を書きながら極限状態の自分を慰めていたのかと思うと切なくて苦しくて涙が出てくる。内容的には★5ですが多少気になる点が・・・ [review] (にゃんこ)[投票(5)]
★2ひどいもんだ・・ [review] (jun5kano)[投票(4)]
★2太平洋戦争末期の硫黄島の戦闘を日本側から見て撮った、とされているが果たしてどうだったか。結論から言うと、やっぱりアメリカから見て理解できる日本の姿とはこういうものか、という印象でしかない。 [review] (シーチキン)[投票(4)]
★3クリントイーストウッドは、まじめなアメリカ人 [review] (ぱーこ)[投票(4)]
★4もともと日本人が監督するはずだった作品というのもあるかも知れないが、それでもクリント・イーストウッドがここまで“日本的”な物語を作り上げたことは驚嘆に値する。米国人を憎まれ役にしてまで「この映画の立ち位置」にこだわったことには賞賛を送りたい。[九段会館 (試写会)] (Yasu)[投票(4)]
★2本気で撮ってない。 [review] (たかひこ)[投票(3)]
★2正直面白くなかった。戦地で亡くなっていく戦友に感情移入する間がないんだもの。主役と準主役にスポットを当てすぎたせいか、ヒューマンドラマとしては平均以下。硫黄島関連の他作品と比較しても、後発の利が発揮されてるとは言いがたくしょっぱい点数になった。戦争ドラマとしても普通。 [review] (IN4MATION)[投票(3)]
★4これは本当にアメリカ人が作った映画なのかと驚いた。すべて日本語で進行し、アメリカでは字幕で上映されているという。それだけでも驚きだが、内容的にも「変な日本」は一切登場しない。日本人が作った映画といわれれば、信じてしまうだろう。そんな映画をクリント・イーストウッドが作ったのである。 [review] (breezeskimming)[投票(3)]
★3前作は戦争を巡る国家の本質を「国旗」に象徴して描き、今回は、戦争中の人の本質を「手紙」に象徴させている。ホントは、一本にしちゃえば良かったんだと思うけど。061226 [review] (しど)[投票(3)]
★3生き残ってしまった兵士たちの地獄をこそ描かれるべきで、前作よりも普通の反戦メロドラマに落ち着いてしまった。 [review] (ざいあす)[投票(3)]
★4ジャンルとしては、あまり好きでない戦争映画。なのですが、ここにはヒューマンドラマがあふれています。 [review] (映画っていいね)[投票(3)]
★4命を無駄にするな。命を有益に使って、生きろ。ではなく、命を有益に使って、死ね。と言う映画。かな。 [review] (G31)[投票(2)]
★4登場人物の殆どは共感出来ないし、娯楽作とはかけ離れた重〜い作品だが、なんとも心打たれる。今、流行りの“お涙頂戴”と思いがちだが、そんな物とは一線を画す志も格も段違いな崇高な作品。心して見るべし。['07.2.1MOVIX亀有] [review] (直人)[投票(2)]
★4クリント・イーストウッド監督の度量の大きさを感じさせる。ハリウッド製なのにネイティブ言語で製作し、日米を平等に扱っている。ドラマ性を強調していないから史実に忠実なのかと思わせる・・・ (RED DANCER)[投票(2)]
★5正直言って感動したり、泣ける作品ではありません。ただ、深く考えさせられるし心に鉛のようにズシンとのしかかかる作品です。 (TM(H19.1加入))[投票(2)]
★4日本人からアメリカ人の視点に立って映画が作れるだろうか。 [review] (TW200改)[投票(2)]
★5イーストウッドが我々に示してくれた彼なりの正義。 [review] (ナム太郎)[投票(2)]
★3本当に告発したかった人間も、本当に告発したかった状況も、この映画には実は出てこない。クリント・イーストウッドは今起こっている現実を壮大に過去に投影して涙を流さずに慟哭している。極度に色を抑制した映画だが、ラストの夕日が悲しいほど赤い。 (ジェリー)[投票(2)]
★4戦争映画としてはこれ以上ないほどに素晴らしい作品なのですが、ドラマとしては、ちょっと物足りなかったと言ったところ。痛し痒しですね。 [review] (甘崎庵)[投票(2)]
★5玉砕シーンが脳裏から離れない。2006/12/10劇場にて [review] (中世・日根野荘園)[投票(2)]
★5キャスティングで見事に成功した作品。それぞれの役者の素がそのまま演技に投影されている感じを受ける。二宮和也が特に素晴らしく、他の誰よりも印象を残す。彼の目の光が、戦争映画でよく受ける、陰惨さ、悲痛さを和らげ、何ともいえない余韻をこの作品に与えている。06.11.16 (hess)[投票(2)]
★1フジテレビ系にてOAされた伊藤淳史主演ドラマ「硫黄島〜戦場の郵便配達〜」の方が硫黄島の悲劇がひしひしと伝わる。 [review] (HILO)[投票(1)]
★3人物相関によるプロット展開が不明瞭でテーマが浮かび上がらないSO-SO戦争映画 [review] (junojuna)[投票(1)]
★5これを監督してほしい日本人監督が思い当たらない。イーストウッドさん、自分でやっていただいてありがとうございました。 (ロボトミー)[投票(1)]
★4台詞回しは基本的に思考回路が西欧のものですね。英語字幕になったとき、台詞の語られるその理論に疑問が生まれない。この映画に入り込めなかった方は、おそらく、この映画のそういうところに「日本であって日本でない」というような疑問を感じられたんじゃないかな、と思いました。 (カフカのすあま)[投票(1)]
★5作品全体に溢れる、意味の分からなさ。 [review] (パグのしっぽ)[投票(1)]
★5外国人監督が作ったとは思えない。日本だけでなく世界中の人が見てくれれば。 (takasi)[投票(1)]
★4物凄い極端に言うと、宇宙人対地球人映画を、宇宙人を視点にして、かつ宇宙人に誠意と理解を示して、描かなければならないような宿命がこの映画にはある。 [review] (SOAP)[投票(1)]
★4たとえて言うなれば 『父親たちの星条旗』で(お化け屋敷)を見学し 『硫黄島からの手紙』で(お化け屋敷の仕掛け)をみせてもらった。 っていうのがこの2部作のわたしのなかの位置づけ。 なかなかいい作品だと思います。 [review] (ミルテ)[投票(1)]
★5日本人の太平洋戦争に対するメンタリティ故に、いままでできそうでできなかったフラットな視点を獲得した。外国人監督によって初めて「太平洋戦争が間違っていたのか否か」という視点から解放されたというのは屈辱的ではあるが画期的。 (すやすや)[投票(1)]
★4やはり『太陽』を観たときと同じフィルターが僕にかけられる。 [review] (HAL9000)[投票(1)]