★5 | なくしてしまった歯車のためにもとの自分にもどれない男。ヴェンダースはトラヴィスを描き、赤塚不二夫はバカボンのパパを描いた。 (ゲロッパ) | [投票(15)] |
★5 | よく、あんな結末の出逢いを考えたなあ。あのシーンは、なぜか分からないけど、何度みても、涙が止まらなくなってしまう。あの部屋の構造そのものが、ふたりのエゴのありかた、世界の見方なのかな。しかも、その大きな喪失を受け入れるんだよね。ハリーDスタントン、最高! (エピキュリアン) | [投票(15)] |
★5 | テキサスにもパリがあるように、乾いた砂漠にもオアシスがあるように、渇いた人生にも潤いはある。渇ききったものが潤いを得るとき、そこには悲鳴を上げそうな痛みが伴う。が、それは、まぎれもなく潤いである証なのだ。やはり、テキサスにもパリはあった。 [review] (ろびんますく) | [投票(14)] |
★5 | 大切なことばは、みんな媒体(メディア)を通じて語られる。8ミリ、トランシーバー、テレコ、そして「あの部屋」。 [review] (さなぎ) | [投票(14)] |
★5 | 両親の離婚、離別すべて大人の身勝手。再会も大人の無責任 だが!この映画は違う、子供が決断したのだ。父親の思う優しさ、育ての父も最初から子供に判断を委ねていたのだ。左ヒューストンの看板で子供が”左だろ”って言った時にはドキッとした。 (ドルビー) | [投票(14)] |
★1 | ギスジが吠えたバカヤロウ! [review] (ギスジ) | [投票(11)] |
★5 | 歩く。ドライブする。歩く。ドライブする。留まれない男の哀しみ。 [review] (立秋) | [投票(8)] |
★4 | ガラス越しでなければ、互いに背を向けなければ、話せない。 [review] (sawa:38) | [投票(7)] |
★5 | 言葉にしなくても自分の意志が通じると言う事はある。
でも、言葉以上に自分の意志を伝えられる方法は無いのです。 [review] (あき♪) | [投票(7)] |
★3 | 無責任なダメ男の、周りの人に迷惑かけるその無責任さが鼻について、とても共感できなかった。 [review] (しゅんたろー) | [投票(7)] |
★4 | あんなふうにも、こんなふうにも、生きられない。 [review] (おーい粗茶) | [投票(6)] |
★4 | 映像といい、ストーリーといい、ライ・クーダーのギターといい、もう言うことなくセンスのいい映画だ〜というのが見終わった直後の感想なのですが [review] (ふみ) | [投票(6)] |
★5 | テキサスからロスへ、ロスからテキサスへ。一往復の空間的移動に付き合うことで、彼等一家の長く辛い人生、時間を一緒になって辿ることができる。そんなロードムービー。 [review] (緑雨) | [投票(6)] |
★4 | 道の両側をお互い歩くように、一定距離間に投げあう愛情。それを純愛と呼んでいいのだろうか?もっと人間って穢れてるもんじゃないの? [review] (drowsy) | [投票(6)] |
★5 | 心がヒリヒリするような言葉=パリ(ス)、テキサス [review] (巴) | [投票(6)] |
★5 | やさしすぎるよう。 [review] (tomcot) | [投票(5)] |
★5 | ラスト30分の珠玉の美しさ。このために2時間ゆったりしてたんだよね。それにしても映画史でも比類ない心を写す美しさ。鏡の部屋の使い方。これこそ名画。 (セント) | [投票(5)] |
★4 | 最初の嫌悪感、後でわかる不器用な男の生きざま。私はとても好き。 [review] (空) | [投票(5)] |
★5 | よーく考えてみてよ、離れているとうまくいく愛なんてツラくない?。生き方が不器用すぎなんだよもう…。それにしても7歳にしてあの色気を出せるとは、ハンターはタダモノではない。 [review] (WaitDestiny) | [投票(5)] |
★5 | やっと見た。人が勧める訳がよくわかった。 [review] (狸の尻尾) | [投票(4)] |
★5 | 「俺がもし君と一緒になったら、君を外に出したくないし、俺も外に出れなくなる。不安になるから」そう遠くない過去にそんな言葉を吐いた。 [review] (ごう) | [投票(4)] |
★5 | 途中からこの映画が終わって欲しくないと思った。 [review] (フランチェスコ) | [投票(4)] |
★5 | すべてを観終わってから退屈な前半の意味を知った。 [review] (ビビビ) | [投票(4)] |
★5 | ゆっくりと流れる時間、しかし確実に流れる時間。 (washout) | [投票(4)] |
★5 | 寄り添って生きることは苦しいが、喪失は更に耐えようがない。しかし、自己完結な放浪では傷は癒えず、直面し相対することでしか状況は打破できないのだ。そして、少年は大人達を後目に成長を続ける。一点一画を揺るがせにしない画面は至福でさえある。 (けにろん) | [投票(4)] |
★5 | 送信しかされない気持ち。気持ちに受信はない。 [review] (いちたすに) | [投票(3)] |
★4 | 土地の呪縛が心の枷となり、大地に足がついていることでしか己を確認できない男の空虚感が痛々しい。家族の復活を願いつつ、自分が無に帰ることでしか妻と息子の安息を生み出せなかった砂漠のような男。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★4 | ウトウトしては起き、ウトウトしては起き、それでもオイオイ声を出して泣いた。何回観ても眠くなる名作。 (すわ) | [投票(3)] |
★3 | 愛するがゆえに、、、 [review] (ヤッチ) | [投票(3)] |
★5 | 散り散りになった過去の断片を一つ一つ手繰り寄せる道程。果たしてパズルは完成したのか? (モン) | [投票(3)] |
★4 | 自分の子供を放り出して、4年後に戻ってきたトラヴィル(極髭)子供は弟の家に引き取られてすくすく育っていた。ある日別れた母親を探して、父子の自動車旅行に出る。いつか3人で 住む家は決して届かない砂漠の彼方なのか。パリinテキサス。 [review] (なぼりん) | [投票(3)] |
★5 | 出てる人達がみんな徹している。
それぞれきちんと悲しいところがいい。 (うやまりょうこ) | [投票(3)] |
★5 | 本作が公開された頃、只の「人の子」だった自分たち夫婦は「人の親」としてのスタートをきった。それから20数年、子らが成人した今観ても、考えさせられるのは、自分の、子としての、あるいは親としての、未熟さなのだが、若い方にこそ観てほしい。 (NOM) | [投票(2)] |
★5 | 触れあっていれば分かり合えるのか?非情に暗示に富んでます。 [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★4 | おしつけがましさのない演出が好ましい。子供の演技がいい。ガラス越の夫婦の会話のシーンは、今まで見てきた中でももっとも甘美で切ない名場面といえる。 (ジェリー) | [投票(2)] |
★5 | 荒涼とした砂漠、高架が交錯する高速道路下、高層ビルが林立するヒューストン。ヨーロッパ人が最もアメリカらしい風景を切り取り、アメリカらしい家族を描いた。 [review] (アルシュ) | [投票(2)] |
★5 | この映画の美しい映像、音楽、また仕掛けの巧妙さに頷いたのが初めての感想だったが、再見すると全く違う。男が自ら取り戻していく溢れる想いの強さに驚く。そして、観客の僕は16年かけてはじめて男の選択の意味がわかってしびれた。 (ALPACA) | [投票(2)] |
★5 | 何ら説教臭い解答などというものを示してるわけでもない。答えは、砂漠の中を、パリ・テキサスをめざしてただ歩いている。 (まご) | [投票(2)] |
★5 | 一つ一つの情景が、心に直接染みわたる。その連続には涙を禁じ得ない。 (shak) | [投票(2)] |
★5 | 始まりの荒野を歩くシーンだけで只ならぬ空気を感じ没頭。音楽といい、映像といい、其れだけでも観る価値はあるがさらに言い様のない感動がある。 (kekota) | [投票(2)] |
★4 | いろんな愛がある。一緒にいるのも愛。離れてゆくのも愛。 (YUKA) | [投票(2)] |
★4 | 誰かがスタントンのことを「地味が服着て歩いている」と言っていたのには笑った。反射的にこの映画の冒頭場面を思い浮かべたからだ。 (丹下左膳) | [投票(2)] |
★4 | 痩せた男の痩せ我慢。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★4 | 女も男もしょぼさ満点すぎて、何もかも投げ出したい気持ちの時にはベストマッチ。 (ハム) | [投票(1)] |
★4 | テキサスの荒涼とした大地にトラヴィスの心象風景がとけこんでゆく。忘却した過去を息子とともに取り戻し、自己愛に溺れて傷つけた妻と一個の他者として向かい合う道程のハーモニー。美しく、やがてもの悲しい旋律が心に響く。 (よだか) | [投票(1)] |
★5 | 「おい、そこの君、君だよ。」
[review] (グラント・リー・バッファロー) | [投票(1)] |
★4 | 愛の終わりに気がつきいくども泣いた男と女。そして、皮肉なことに少年は終わりのない愛を信じた。 (picolax) | [投票(1)] |
★4 | ヴェンダースはやさしい監督なんだなあと思う。そのやさしさは意図されたものではなく自然に備わっているものなので、時として弱点になりうるんだけれども、他の監督には表現しえない質感を吹き込むことができる。いい映画でした。 (buzz) | [投票(1)] |
★3 | 新参スタッフ「ほらほらどいたどいたあ!浮浪者は向こうに行ってね」「おっちゃん、ここは見学者が入る場所じゃないよ」→スタントン「俺は主演者だっちゅーの!」>こんなやり取りが撮影現場で繰り返された・・・のかもしれない。 (24) | [投票(1)] |
★4 | 平たい砂漠、飛行機の音、二人で歩いて帰る坂道・・・そこにトラヴィスの感情がのっかって。いい映画です。いい涙流せる一本だと。 [review] (megkero) | [投票(1)] |