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★5 | 宮本武蔵(1961/日) | 血泥塗れの戦場を這い回る錦之助・木村功や歯に血を付着させる木暮実千代など役者の本性を搾り出すようなストイックなリアリズム演出と、抜けるような青空の下水遊びする子供たちなど仄温かい景観描写が違和感無く共存している。まるで全ての画面が生きているようだ。 | ゑぎ | [投票(1)] |
★3 | 若者のすべて(1960/仏=伊) | 全体主義の母、ことなかれ主義の長男、個人主義の次男、博愛主義の三男、現実主義の四男の衝突を見て育った五男のキミの行く末は?俺のことはシモーネと呼んで下さい。 | yasuyon, Linus | [投票(2)] |
★3 | 悲愁物語(1977/日) | なんて厭世観に満ち満ちた復帰作。ゴルフは単に飽食の象徴として扱われているだけの普遍的なゲテモノ映画。 | エピキュリアン | [投票(1)] |
★4 | 男はつらいよ 望郷篇(1970/日) | 脱モラトリアムを掲げる寅の奮闘と挫折を限りない優しさ(それは正に母の優しさ)で見つめた本作が、現代をただ漠然と生きているフリーターの心を動かさぬはずがない。場面展開、人物の出し入れの巧さも特筆に価する。 | ぽんしゅう | [投票(1)] |
★2 | ブロンドと柩の謎(2001/カナダ=独=英) | 全ての登場人物を醜く描き感情移入を拒否するというのは、古くからのパーティ群像劇のセオリーだが、この映画の場合は単に其々の魅力が、或いは描写が、貧相なだけだと感じる。今更の事件、今更のハリウッド風刺なのだから、もっと突き抜けた何かが欲しい。 | MM | [投票(1)] |
★3 | 化粧師(2001/日) | 稀代の男根面俳優椎名桔平演ずる特殊化粧師の [review] | ことは, ペペロンチーノ | [投票(2)] |
★3 | 丑三つの村(1983/日) | 田中美佐子の体当たり演技!カワユイです。後半はほぼスプラッタでキツイです。笹路正徳さん、演奏家・プロデューサーとしては一流でも映画音楽家としては五流以下ですね。 [review] | sawa:38 | [投票(1)] |
★4 | 王将(1948/日) | 新世界ドヤ街シーンの幻想的な美しさ。汽笛やウロコ雲にまで美意識が行き届いている。 | ジョー・チップ, OZU | [投票(2)] |
★3 | フロム・ヘル(2001/米=チェコ) | マニア向けのこのテーマに妥協なしで真摯に取り組んでくれたことは評価。正し、I ain't Superstitiousよ [review] | トシ, ペパーミント | [投票(2)] |
★3 | 博徒外人部隊(1971/日) | 良くも悪くも過渡期的作品。仁侠映画というよりは無国籍アクション。監督と鶴田の相性はイマイチなれど『ワイルド・バンチ』なラストの行進にゃーゾクゾクした。 | movableinferno | [投票(1)] |
★3 | アザーズ(2001/米=仏=スペイン) | 目的を果たすには [review] | はしぼそがらす, ミイ | [投票(2)] |
★4 | さすらいのカウボーイ(1971/米) | 水面を撥ねる陽光、萌ゆる緑、空のような砂漠と砂漠のような空・・・。ピーター・フォンダが爪弾く映像の分散和音(アルペジオ)に酔い痴れる。字幕なんて見てる場合じゃない。 | AONI | [投票(1)] |
★3 | 修羅雪姫(2001/日) | ドラゴンボール〜TVゲーム世代特有のひ弱な空想内マッチョイズム。原作者のイメージとは正反対の童貞臭い脚本。 | ピロちゃんきゅ〜, ペペロンチーノ | [投票(2)] |
★2 | 動脈列島(1975/日) | 情緒とかパニック心理とかヒューマニズムとか社会正義とかと全く縁の無かった増村と白坂にこの企画を持っていた奴の顔が観て見たい。 | けにろん | [投票(1)] |
★4 | 人間蒸発(1967/日) | 客観的事実を作者の恣意に従え伝えるのが従来のドキュメンタリー。対する『人間蒸発』は、入り乱れる恣意の群を客観的にありのままに捉えた映画的大冒険である。それは酷く非人道であると同時に、人間探求の徒としての情熱と誠実さに満ち溢れている。 | セント | [投票(1)] |
★5 | 「エロ事師たち」より 人類学入門(1966/日) | 今村昌平と野坂昭如の共通点は、他人の深刻な不幸を徹底的に戯画化して笑いを誘いながらも、其処に嫌味を感じさせず、むしろ愛情や親近感を感じさせてしまうところにある。そんな彼らの、虚飾とは無縁の、廃墟のような優しさに俺は憧れ続けるのである。いつかはこんな風に、と。 | 水那岐 | [投票(1)] |
★3 | 息子の部屋(2001/仏=伊) | ≪Fragile≫ [review] | ことは, White Gallery, 水那岐, G31ほか6 名 | [投票(6)] |
★5 | 雨月物語(1953/日) | 「怪談」が古来「戒談」であったことを踏まえれば「源十郎と若狭のパート」はその正統かつ完璧な映像化と認めることが出来、古臭い訓戒を聞き流すことなど容易だ。 [review] | ジャイアント白田, ナム太郎, *, 巴ほか8 名 | [投票(8)] |
★4 | 夏至(2000/仏=ベトナム) | カメラが捉えるのは生命の生み出す様々な「曲線」。故スタンリー・キューブリックに見せてやりたい映画私的ナンバー1。 [review] | ぽんしゅう, ジェリー, ピロちゃんきゅ〜, アルシュほか8 名 | [投票(8)] |
★1 | 海は見ていた(2002/日) | 歯並び悪い丘サーファー映画。 [review] | ジャイアント白田, sawa:38, 直人, ハム | [投票(4)] |