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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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秋日和(1960/日)************

★4小津のカラー作品全てに云えることだが、この映画も批判するべき点が見つからない。恐るべき完成度だ。ほとんどSFの域に達したオフィス空間、目に鮮やかなハイキングシーンの緑。端正かつ異様な画面が続く中、岡田茉莉子の魅力が炸裂する。 [review] (3819695)[投票(2)]
★5オヤジ3人組のアンサンブル、司葉子の美しさ、佐田啓二の正統派二枚目ぶりに注目。そして、ラストシーンの象徴的なショットも秀逸。[鎌倉生涯学習センターホール] (Yasu)[投票(1)]
★5ほとんど完璧な映画。少なくも、徹底的に意識して完璧が目指され、具現化されているのではないか。例えば完璧なアクション繋ぎ。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★3小津のおふざけ映画。幼稚っぽい大人たちの騒動がストーリーになっているが、感心しない。 (セント)[投票(1)]
★4原節子の爪が白く光っていた。この映画の岡田茉莉子は素晴らしいですね。 (tomcot)[投票]
★5小津安二郎監督作品の最高傑作と呼びたいです。「痒いところにはメンソレータム」で大笑いしてしまいました。 [review] (chokobo)[投票(2)]
★4私は女性だからだろうか、『晩春』より胸に迫ってくるものがあった。娘を嫁に出す母。自分の淋しさを押し殺して、娘の幸せを願う。「父と娘」の関係とはまた違う、言葉では表わせない気持ちがここにある。 [review] (青山実花)[投票(3)]
★5小津は四番バッターは杉村春子岡田茉莉子は一番バッター、と言ったそうだが、まさにアプレゲールな一番バッターらしい彼女。寿司屋、アパート、丸の内、うなぎや、高橋とよの店、バー、ゴルフショップなど、美術品。 (動物園のクマ)[投票]
★5初の小津組ながら、名だたる常連俳優達を、まさに寿司を頬張るかのごとく一気食いしてしまった岡田茉莉子の弾けんばかりの魅力。これを観ると「4番バッターは杉村さんだが、1番バッターはお嬢さんだな」と語った小津の思いがよく分かる。 [review] (ナム太郎)[投票(7)]
★4晩春』の父娘の関係は依存と庇護だが、この母娘は信頼と連帯。だから結末に「晩春」ほどの切羽詰った愛惜を感じない。それより喜劇として評価したい。元気ねえちゃん(岡田茉莉子)に殴り込みをかけられたオジサントリオの狼狽ぶりは最高に可笑しい。 (ぽんしゅう)[投票(8)]
★4サラリーマン三人の会話に結構笑った。北竜二さんちょっとかわいそうだったかな。 (ぱんな)[投票]
★3原節子が少しさみしく見える。 (buzz)[投票]
★3晩春』の母と娘バージョンなんだけど・・・コミカルで面白かったが、やや親爺達が目立ち過ぎかな・・・司葉子とは認識できなかった・・・ (RED DANCER)[投票]
★4実は、音楽が洒落ているのです、この映画 (ボイス母)[投票]
★4晩春』のカラーコピー版という感じ。 (TOMIMORI)[投票(1)]
★4時代の風景。家族の風景。日本の風景。寒さの厳しい冬でも、クソ暑い夏でもなく、小津作品は秋に観るのがぴったりだなあ。 [review] (G31)[投票(3)]
★4女優さんが綺麗ですね。笠智衆が最初と最後に出てくるのがいい感じです。 (太陽と戦慄)[投票(1)]
★4岡田茉莉子が最高に面白い。 (赤い戦車)[投票]
★5デジタル修復版にて再鑑賞。『晩春』の換骨奪胎と言い切ってしまってよいと思うが、『晩春』のゴツゴツ感と比べると数段洗練されている。どっちも魅力的なのだが。 [review] (緑雨)[投票(4)]
★4晩春』から10年の歳月を経て一巡した原節子の役回りが物語構造と同期した侘びしさが胸を打つ。3人組サラリーマン親爺のコンビネーションと岡田茉莉子の艶も完璧な配合度合いだが、結局の枯淡世界へと回帰する小津の終着点で集大成。 (けにろん)[投票(3)]
★4…をそれぞれに戦い抜いた母と娘の物語。 [review] (kiona)[投票(3)]
★4原節子って「清純」って言われてるが、そう見えないんだよね。むしろ気が強くてふてぶてしそうに見える。でも、かつて嫁ぐ役を演じてた原節子が、娘を嫁がせて寂しさに涙するなんて役を演じてる姿は、感慨深くて何とも言えない。上手いなぁ。 [review] (直人)[投票(6)]
★4褪色してもプアにならないのは元がしっかりしてるから?『浮草』のゴージャスさは無いがこちらも目に心地よい画面だった。 (coma)[投票]
★2たぶん最低の小津。社用族の喜劇に大した面白味はなく説教に近く、悲哀は焼き直しで取ってつけたよう。撮影も自己模倣で意欲が感じられないのも辛い。 [review] (寒山拾得)[投票]