★3 | その帰結を含め「指導者」ジャック・ニコルソンの「物語」に必然性はあれど、全体としては娯楽映画の骨法に行儀よく収まっている。それは精神病院という場の特殊性と語られていることの一般性の按配の問題でもあるが、この題材を口当たりよく仕上げようとする演出はクレバーな判断に基づく。とも云える。 [review] (3819695) | [投票(1)] |
★3 | 想像力を刺激する映画ではなかったが、大義名分の是非を問うた映画であるという見方をやめたときにこの映画の相貌は変わる。「原理主義」の戦いになってしまったがゆえの悲劇に私は見える。白と肌色が支配している領域に入ってきた黒い帽子。婦長の帽子の白との相容れなさがこの帽子に象徴されていた。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★5 | この映画から現代の世界はどれくらい成長しているのか。池田小学校の事件は本当に腹がたつ。社会的入院はいくらでも存在しているし日本の政治家の体調の崩れ方は見事だ!映画は最高!でラストは音楽がマッチしている!ドグマ信仰者に見せたい逸品です。 (ジャイアント白田) | [投票(2)] |
★4 | アカデミー賞を総なめしただけのことはありますよね。マイケル・ダグラスが製作していたとは知りませんでした。 [review] (chokobo) | [投票] |
★5 | ラストシーンで、映画館で誰かが拍手をした。わたしも、慌てて拍手をした。手が痛くなるくらい拍手をした。拍手をする自分が嬉しくて仕方なかった。最初に拍手をしてくれた人。ありがとう。 (ALPACA) | [投票(16)] |
★3 | ニコルソンらクセのある演技派を起用し反体制を訴えるなら映画自体をぶっ潰すくらいの気概がほしかったが、このフォアマンの演出はあまりにオーソドックス。そこが時代を超えた高評価に繋がっているのは分かるが、それではあまりにもつまらない。 (ナム太郎) | [投票(3)] |
★4 | まず反体制があるわけではない。体制はいつしか硬直し殻を作る。殻の中では暖かな風が吹き抜け、穏やかな波の音が日々鳴り続ける。やがて人々は、その心地良さの中で思考を止め、全てが止まる。それを危機として嗅ぎつける人間の本能を反体制と呼ぶ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★4 | 『17歳のカルテ』と見比べると、とてもおもしろいと思います。どちらにも言えるのは役者の迫力が尋常でないこと、作品の緊張感、そして見終わった後に残る複雑な気持ち・・。それにしてもルイーズ・フレッチャーが妙に美しい。 (AKINDO) | [投票] |
★5 | そう。郭公の子供は親の顔を全く知らずして、ただ産んでくれた。と言う事実だけで、自らの羽根で羽ばたき、巣を飛び出すのだ。 [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★4 | ジャック・ニコルソンの名演に引き込まれた。 (RED DANCER) | [投票(1)] |
★4 | 自らの意思で踏み出す一歩の大切さ。 [review] (町田) | [投票(12)] |
★3 | ロボトミーという不気味なテーマとルイーズ・フレッチャーの美しさが妙にマッチしてた (TOMIMORI) | [投票] |
★4 | 名作と聞き、見ましたが、婦長さんの強権ぶりが、普遍的でない、特殊な状況設定のように感じ、不可解な作品でした僕には。 (G31) | [投票] |
★3 | 死ねばいいのに [review] (tredair) | [投票] |
★3 | 話がオーソドックスすぎてつまらない。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 理想的な鶴の恩返し。時代が生んだ原作を時代を超えうる作品にした理想的な映画化。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★3 | 題材にはセンセーショナルな魅力があるし、とても真面目に作られてる。が、これを観れば誰だって管理する側は悪だと感じるし、自由を求める側を支持するに決まってる。その点でいささか面白みに欠ける。 [review] (緑雨) | [投票(5)] |
★3 | 後半は一応盛り上がりを見せるが、軽度にせよ精神病院ってこんな普通の連中ばかりか?という疑問。体制へのプロテストも余りに捻りが無い。しかし、今更の知れた題材を名優たちを誂えて真正面から十二分な押し出しで語り名作然とした鈍色の光沢を放っている。 (けにろん) | [投票] |
★5 | To go, or not to go - that is the question; …この時代を超えうる名作を、そろそろ反体制という鋳型から外してミない? [review] (kiona) | [投票(28)] |
★3 | 前半ちょっとダルいが、後半はジャック・ニコルソンの演技もあいまって、比類なき迫力を見せる。しかし、ジャック・ニコルソンの内面を克明に描いてるとは言えないし、精神病患者の描き方もインパクトだけな感じで、上辺だけな印象は否めない。ジャック・ニコルソンのオスカーは分かるが、作品・監督・脚色賞を取るほどとは、正直思えない。期待しすぎたか?['05.7.1DVD] (直人) | [投票(1)] |