姫田真佐久の映画ファンのコメント
戦争と人間 第3部・完結編(1973/日) |
夏純子の明るく堕ちる女の健気でたくましいこと。それに比べて北大路のお坊ちゃん的抵抗ぶりが柔で微笑ましい。最大の葛藤となるはずの抗日栗原と満州邦人加藤の逃避行は空振りに終わる。それにしても、無邪気で徹底したプロレタリア主義賛美にはあきれる。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
ただただ、吉永小百合がけなげである。それに尽きる!! (水那岐) | [投票] | |
兎に角完結篇だからと遮二無二物語を進めるが、日中戦争と同様、なかなかケリはつけられないのであった。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(2)] | |
これを観た当時、「今は本当に幸せだな」と思えていた。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] | |
三部作の中では一応見所が多い。ノモンハン事件の再現は必要だったのだろうし、当時の日活が成し得る最大限のスケールであったのだろうにしても、つまらない。終末へ向かっての激動の中、夏純子扮する中国人少女の生命力が一縷の希望と映った。 (けにろん) | [投票(1)] |