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[コメント] ゆきゆきて、神軍(1987/日)
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★5ここにあるのは、正義に取り付かれた一人の男の「生き方」ではなく、「生き様」だ。怨念の化身となった男と、その男の情念と結婚した女。そして、文字通り成敗される人間たち。カメラはその是非を問うことなく、状況だけを見る側に投げ出す。思想は後だ! (若尾好き)[投票(6)]
★5奥崎個人の執念(怨念)と狂気には目を見張るものがあり,それを描いただけで映画は成功裡に完結している。しかし・・・ [review] (死ぬまでシネマ)[投票(6)]
★5今村昌平の『人間蒸発』から、時代を超えてこの作品に到達した。映画と真実、フィクションとノンフィクションを超越する作品。びびった。 (chokobo)[投票(5)]
★5人の古傷に塩を塗って、足で踏みつける様を見ているのはこんなに 怖くて嫌なものなのか。和太鼓のドンドコドンドコがトラウマになる映画。 (すやすや)[投票(3)]
★5今村昌平(企画)の傑作でもある。「復讐するは我(神)にあり」のタイトルは本作にこそ相応しい。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
★5リアルハードボイルドであり変則的ハードボイルド [review] (ExproZombiCreator)[投票(2)]
★5激する信念と黙する信念。奥崎の制度破壊をも辞さない過剰な信念の前に、死した者と残された家族の名誉のためか、はたまた自らの護身のためか口をつぐむ元兵士たちの過剰な信念。戦場という状況の過剰さに人生を呪われた男たちの負の信念の対決が痛ましい。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★5敢えて本作を評するなら「素晴らしき気持ち悪さ」と言いたい。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★5特殊な状況下で異常な行動を取った人間も年月が経つと外見は普通の老人にしか見えない。これを観て以来パチンコ屋や競輪場で隣り合わせた老人をうっかり「じーちゃん」と呼べない。 (二階から目潰し)[投票(1)]
★5平和に暮らしているから鑑賞できたと後から実感が湧いてくる。事の重要性を想定しても現実には受け取れない。でも食を生きる糧と当たり前に考えると苦悩は避けられない。何も解っていない自分は答えを出せないまま「凄い」としか言えなかった。 (かっきー)[投票(1)]
★5見てる人の「気分」に土足で割り込んでくる作品。他人の平和を簡単に打ち破ってくるエネルギーが主人公から発せられる。良くも悪くも彼そのもの。 (こり)[投票(1)]
★5凄い、凄すぎる、奥崎謙三もすごいが笑いながら話すうなぎやの主人が一番こわかった。この映画観たら戦争なんかしたくなくなるだろうね・・・ (ショスタコビッチ)[投票(1)]
★5奥崎の怖さとセコさを絶妙なバランスで捉えた、ドキュメンタリー映画の金字塔。でも何度も見たくはないな。 (もしもし)[投票(1)]
★5奥崎謙三のインパクトにつきる。 (赤い戦車)[投票]
★5観はじめてから何度もやめようと思った。ツライ。 [review] (セネダ)[投票]
★5ある意味純粋な男の悲しいまでに誠実な生き様に落涙するしかないドキュメンタリー映画の最高傑作。主義主張はともかく赤尾敏の演説なみに圧倒された。 (相田くひを)[投票]
★5一つの思想を貫き通して生きる者の人間としての器のでかさに衝撃を受けた。奥崎の拳からはなたれるパンチは老いを感じさせない。神が裁かないから彼が裁いたまで。 (ドスト氏)[投票]
★5ドキュメンタリーてこうじゃなくちゃ。怖かった。 (ぱーこ)[投票]
★5怖ぇ〜。カメラの前に立つと人間は・・・ (バック・フィーバー)[投票]
★5アナーキスト奥崎のムキ出しの生きざまと、皇軍兵士が受けたそれぞれの傷の重さに打ちのめされる。 [review] (ざいあす)[投票]
★5ぶっとばされました。 (_)[投票]
★5来いこちらへ!!! (ヤマカン)[投票]
★5衝撃、衝撃、衝撃の波状攻撃。ある意味、ホラー映画を超えてます。奥崎謙三から目を背けるな!  (STF)[投票]
★5奥崎謙三という人のエネルギーがすごい。 (ユージ)[投票]
★4キャメラのまえで得意になって正義の(神の?)使徒を演じる男。その裂け目。 [review] ()[投票(19)]
★4ドキュメンタリーとしては原一男の映像作家としての狡猾さと作為が見えてペケ。でも観終わった時、殴られたような衝撃と知っておかなければというような使命感さえ芽生えたのは何故か。観たというよりも無理矢理目撃させられたというような作品。 (tkcrows)[投票(7)]
★4神戸に実家がある友達から聞いた話。奥崎謙三の家には天皇の悪口などが書かれた張り紙がペタペタ貼られているそうだが、その中の一枚に「妻、求む」とあったそうだ。なんかケンちゃん、かわいい。 (Linus)[投票(5)]
★4自分の勤める会社内で白装束の奥崎と出会う。某部署を尋ねられ、教えたら名刺をもらった。映画の続きを見ているようでビビった。 (べーたん)[投票(4)]
★4奥崎謙三のキャラクタが特異であるだけに、そのありのままの行状を漫然と撮るだけでも珍プレー好プレーの量産が望めそうなところ、それをよしとしない原一男は彼を探偵役に据えた探偵映画として一篇を構想する。「事件」と「探偵の造型」二種の謎の衝突・響応を按配して物語る構造に普遍的な強度がある。 (3819695)[投票(3)]
★4監督も観客も、奥崎につきあうだけで精一杯。思想だのテーマだの以前に、この映画自体が「体験」になり得ている。思想は体験には敵わない。 (ペンクロフ)[投票(3)]
★4信念に従って行動するアナキスト奥崎の姿勢に、潔さを感じる。しかし、重い映画だ。家族と一緒でもなく、恋人とでもなく、ひとりで観るしかない。 (丹下左膳)[投票(3)]
★4「ドキュメンタリー」という虚構、「演じる」とは何か、利用される記憶、そういった<猥雑なもの>の集大成。「今回は騙されてみてもいいか」と思える「何か」。 (muffler&silencer[消音装置])[投票(2)]
★4「お前らはロボットか!」と罵られてもダンマリな警官の気持ちが分かる。俺だってあんなやつに例え正論かまされようが、ヤバそうだから関わりたくない。そんな状況が続くハードな2時間。85/100 (たろ)[投票(1)]
★4正直、毎回登場する武勇伝には辟易するが、それでも見ようと思えたのは、やはりその結果、吐露されていくドキュメントがあまりにも鮮烈だったから。 (NAO)[投票(1)]
★4原一男の映画というより奥崎謙三の映画。[アテネ・フランセ文化センター] (Yasu)[投票(1)]
★4突っ走る奥崎謙三。負けじと原一男も全力疾走。ここにはカメラを挟んだ男と男のぶつかり合いがある。 (Ribot)[投票(1)]
★4というか、監督は奥崎氏の姿をカメラに撮りたいだけ。 (ゆーこ and One thing)[投票(1)]
★4低姿勢から突然怒り出すその瞬発力、尽きることの無い追求力。恐ろしい、と同時に笑えた。「奥崎謙三」決して忘れることのないキャラだね。異様な神通力みたいなものを感じさせるラストカットも印象深い。 (クワドラAS)[投票(1)]
★4戦時中、部下の人肉を食ったのか。アナーキスト奥崎が執拗に大平洋戦争時の上官を直撃。ドキュメンタリーとしては、これ程ゾクゾクしたモノをまだ観て無いかも。 (しど)[投票(1)]
★4こんな人がいてもいい。ちょっと共感さえ覚える私は変かしらと思う。 (ルクレ)[投票]
★4飯ごう片手に突撃!隣の晩御飯! [review] (TOMIMORI)[投票]
★4比類なき媒酌人挨拶  [review] (ハシヤ)[投票]
★4ショック  あのおやじは・・・ (ユメばくだん)[投票]
★4見てはならないものを見てしまう予感があったのに、好奇心が強く見てしまった。ものすごく後味の悪い作品。作り方に寒気さえ覚える。だが、映画的には優れており、後年残るでしょう。 (セント)[投票]
★4奥崎謙三の執念はもちろん凄いが、修羅場を撮影し続ける方もスゴイ。ダブル・インパクト。 (トールラテ)[投票]
★4法と国家という幻影。よりどころとしての天皇。戦争と人間のリアリズム。そしてそこに介在するのは奥崎自身による演出。観賞後はきっと脳髄が色々のことを思考する。 (ハミルトン)[投票]
★4よいとも悪いとも判断がつきませんが、インパクトだけはありました。ドキュメンタリーも捨てたものじゃないと思った。 (れいし)[投票]
★4イデオロギーを笑い飛ばせ! (ろーたー)[投票]
★4こんな人間が現実にいるという衝撃。日本を衝くという感じ。 (ジェリー)[投票]
★4最後まで見るには、休憩をとる必要があると思う (そね)[投票]