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太陽と戦慄さんの人気コメント: 更新順(8/21)

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★4徳川セックス禁止令 色情大名(1972/日)バカとエロで権力を茶化す鈴木則文の真骨頂。マヌケさの中にも垣間見える作り手のマジな姿勢が頼もしい。クライマックスのシリアスな転調こそ映画的だ。荒木一郎の音楽のミスマッチ感も素晴らしく、特に切腹シーンはアヴァンギャルドの領域。ゑぎ[投票(1)]
★4苦役列車(2012/日)森山未來がこんなに素晴らしい役者だったなんて!彼の行動や喋り方・喋る内容のみならず、全身からダダ漏れる駄目なオーラに魅了され圧倒され釘付けになった2時間。 [review]ナム太郎, セント, サイモン64, けにろん[投票(4)]
★3香港国際警察 NEW POLICE STORY(2004/香港=中国)中途半端な時計じかけのオレンジ集団みたいな犯人たちの描き方はどうかと思う。ストーリーに現代性を盛り込もうとしたのかもしれないが、最終的に人情モノとして帰結させるのであれば、冷酷非情な犯人像など無理して描こうとしなくてよい。 [review]けにろん, ExproZombiCreator, FreeSize[投票(3)]
★4デルス・ウザーラ(1975/露)自然の中で生きることの厳しさと、男同士の友情。ゴッホの画のような素朴で力強い映像と、黒澤とは思えないほど淡々とした演出が、このテーマとよく合っていたと思う。良い映画です。けにろん, いくけん[投票(2)]
★4風立ちぬ(2013/日)間違いなく戦争と殺戮が背景にある物語であるのに、画面いっぱいに満ち溢れる幸福感。ナチスの宣伝映画を撮ったレニ・リーフェンシュタールは「私は政治には全く興味はなかった。興味があったのは美だけ」と言ったそうだが、この映画にもそういう精神性を感じる。味噌漬の味, DSCH, 赤い戦車[投票(3)]
★5ナッシュビル(1975/米)アルトマンの人間を見つめる独自の感性が素晴らしい。 [review]ナム太郎, ぽんしゅう, けにろん[投票(3)]
★5わらの犬(1971/米)アクション映画でありながら、ここまで観客にカタルシスを与えないのは凄い。 [review]けにろん, DSCH, ナム太郎, ぽんしゅう[投票(4)]
★3夜の女たち(1948/日)本当に目の前で出来事が起こっているような臨場感が溝口映画の得難い魅力。説教臭が気になるものの、この作品も圧倒させられた。そして、戦後の焼け跡の風景を捉えた撮影がロベルト・ロッセリーニのように素晴らしい!寒山拾得, ゑぎ, 直人[投票(3)]
★4カポネ大いに泣く(1985/日)おそらく普通に撮れば分かりやすいはずの話が清順演出の暴走のため無茶苦茶になっていると思われるのだが、これはこれでとても好きな映画なのだ。何と言ってもこの田中裕子の可愛さは特筆すべき。 [review]赤い戦車[投票(1)]
★5BIRD★SHT(1970/米)これは紛れもなく大傑作である!まさしくアルトマンにしか撮れない映画、異色の極みだ。 [review]ぽんしゅう, 3819695, けにろん[投票(3)]
★4リアル〜完全なる首長竜の日〜(2013/日)キャストや主題歌のみならずミステリ仕立ての展開や泣かせっぽい演出などメジャー作品であることを意識した形跡は見られるが、結局は終末観の描写や廃墟の画や突拍子もない笑えるシーンなどといった黒沢清らしさばかりが目につく異様にバランス悪い珍品。MSRkb[投票(1)]
★5刺青一代(1965/日)清順の最高傑作は『ツィゴイネルワイゼン』や『殺しの烙印』ではなくこれだと思う。プログラムピクチャーの枠内で作家性が爆発したという点では、加藤泰の『緋牡丹博徒 お竜参上』と肩を並べる至高の映画。 [review]ゑぎ[投票(1)]
★3太陽を盗んだ男(1979/日)何がしたいのか分からないという苛立ちはテーマとして面白いが、この作品のアナーキーさも荒唐無稽さもさすがに衝撃度は薄れていると感じる。結果として、見所は多いがどこか野暮ったく冗長な映画という印象にとどまる。「ターザンごっこ」の意味不明さは良い。DSCH, けにろん[投票(2)]
★5近松物語(1954/日)大島渚が『愛のコリーダ』で性愛の極致を描いたとするなら、溝口はこの作品で純愛の極致を描いた。素晴らしい傑作。ラストシーンは奇跡。天河屋, ボイス母, いくけん[投票(3)]
★5シャイニング(1980/英)登場人物の体温が全く感じられないということの薄気味悪さ。ぽんしゅう, くたー, chokobo, 蒼井ゆう21ほか5 名[投票(5)]
★4ションベン・ライダー(1983/日)映画として崩壊寸前。フリークアウトした傑作。赤い戦車, いくけん[投票(2)]
★3オテサーネク 妄想の子供(2000/日=英=チェコ)不妊症妻の真っすぐな狂いっぷりが良いし、無垢な存在として描かれがちな赤ん坊をこのようにグロテスクなものとして造形してみせる作家の悪意は嫌いじゃない。ただ、接写とズーミングの多用がしつこく、これは少々鼻につく。寒山拾得[投票(1)]
★4できごと(1967/英)このインモラルさ、この倦怠感、素晴らしい。ジョセフ・ロージーの独特な演出、不協和音的な映像世界に引き込まれてしまった。ダーク・ボガードが前妻と再会するシークエンスなど、異様な緊迫感で目が離せない。赤い戦車[投票(1)]
★5マックス、モン・アムール(1986/仏)やましいことなど何もないと言わんばかりに、チンパンジーのマックスと恋をするシャーロット・ランプリングの超然とした佇まいも良いが、夫を演じるアンソニー・ヒギンズが何と言っても素晴らしい。 [review]ゑぎ[投票(1)]
★5御法度(1999/日)傑作だと思う。松田龍平の演技の拙さについては、僕はほとんど気にならない。彼が時折見せる悪戯っぽい笑顔、あれさえあれば充分なんじゃないか。そのケがないはずのトミーズ雅が龍平の笑顔を見て一瞬クラッとする、あのやり取りなんか最高だ。 [review]いくけん, けにろん, りかちゅ, ぽんしゅうほか5 名[投票(5)]