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太陽と戦慄さんの人気コメント: 更新順(10/21)

人気コメント投票者
★3マーズ・アタック!(1996/米)最初に火星人が暴れだすシーンは、画面が突然活き活きし始めたので驚いたが、そのテンションが全編にわたって持続してくれればとも思う。テンポの悪さが残念。りかちゅ, ジェリー, けにろん[投票(3)]
★4回路(2001/日)加藤晴彦が大根だろうと、物語が破綻していようと、孤独表現の切実さでは黒沢作品の中でも抜きん出ている。何より、全編を貫いている過剰なペシミズムに心を打たれた。DSCH, HW, セント[投票(3)]
★58 1/2(1963/伊)フェリーニの、というよりは映画史上の最高傑作の一つではないだろうか。 [review]週一本, けにろん, ルッコラ, にくじゃがほか7 名[投票(7)]
★5ラルジャン(1983/スイス=仏)暴力シーンを一切画面には映さないのに、滲み出るこの不吉さ、禍々しさ。音の使い方といい、カットとカットの繋ぎ方といい、全編がもう驚きの連続。主人公が斧を振り上げるただのワンカットに、凡百のアクションやホラーが束になっても勝てるかどうか。chokobo, 3819695, ナム太郎[投票(3)]
★4Revolver リボルバー(1988/日)ポジティブな情熱や執念とはまったくかけ離れた動機でだるそうに行動を起こす主人公が、まさしくジュリーにぴったり。群像劇として複数人のキャラクターをさばく構成の妙といい、それとなく盛り込まれる気の利いた台詞といい、荒井晴彦脚本の功績も大きい。 [review]けにろん[投票(1)]
★3告白(2010/日)相変わらずの中島哲也。観客の興味を持続させる、要は退屈させないための労力は惜しまないが、一方で間の演出だとか、沈黙で語る、所作のみで表現する、などといったことには徹底して興味の欠片もないらしい。とにかく万事が説明・説明・説明である。 [review]3819695, ナム太郎, ぽんしゅう, 緑雨ほか5 名[投票(5)]
★4カニバイシュ(1988/ポルトガル=仏=伊=スイス)ヴィスコンティのような格調高い画面と、鈴木清順でもここまでやるだろうかというようなふざけきった演出が同居しているが、まるでそれが当然と言わんばかりのオリヴェイラは、まったく超然としているというか、変人というか、どうとも形容し難い。 [review]3819695[投票(1)]
★4パンチドランク・ラブ(2002/米)アダム・サンドラーの性格描写が面白い。キレやすくて危ない性格なのに、彼女の前では必死でそれを隠して紳士のように振舞う様がいじらしくて堪らない。また、過剰なまでにうざったい姉たちの描写で、彼の屈折の原因も痛いほどよく伝わる。 [review]DSCH[投票(1)]
★3長江哀歌(2006/中国)画面の奥のほうで突然に起こる異変。何も起こらないような物語の影で、確実に「何か」が起こっている。ハッとさせられる瞬間をうまく捉えた映画だ。3819695[投票(1)]
★2ゴールデンスランバー(2010/日)劇団ひとりの安い三文芝居は見るに耐えないが、それがお似合いと思えるほど映画の出来もお粗末。そりゃないだろうと言いたくなる、違和感だらけの展開には目を瞑ったとしても、設定のスケールの大きさに演出がまったく追いついてないのは駄目だろう。CRIMSON[投票(1)]
★3スウィングガールズ(2004/日)一個の独立した人格としての「女性」が描かれた映画には興味が持てるが、集団としての「女の子たち」映画には全く興味が持てない。貫地谷しほりが好きなのと、飽きはしなかったからということで3点。Ryu-Zen[投票(1)]
★4アンダルシアの犬(1928/仏)人をバカにした映画だと思う。もっとも、ブニュエルの映画はどれもそうだけれども・・・。Bunge, けにろん, いくけん, ゆーこ and One thing[投票(4)]
★4ヤクザタクシー(1994/日)黒沢清の映画=難解」というイメージを持っている方にお薦めしたい、単純で男っぽくてカラッとしたヤクザ映画。他愛無い話だが思いの外楽しめる。諏訪太朗が絵に描いたような嫌な奴を好演している。 [review]3819695, HW[投票(2)]
★3雪夫人絵図(1950/日)不幸な女を好んで描く溝口の嗜好はまあいいとして、木暮実千代が夫を心では憎みながら体は受け入れてしまうという、まるでAVのような説得力のない設定はどうにかしてほしい。演出は相変わらず格調高いが、こういう話はむしろ俗っぽくやったほうがよさそう。ゑぎ, ぽんしゅう[投票(2)]
★5トイ・ストーリー3(2010/米)それぞれのキャラクターを巧みに活かしながら、オモチャたちの結束とチームワークを楽しく描く一方、捨てられ燃やされることへの不安と覚悟には真に迫った悲壮感が漂う。冒頭の西部劇の圧倒的な迫力も劇中劇というのが信じられぬ贅沢さ。tkcrows, chokobo, 3819695[投票(3)]
★2アバター(2009/米)この映画の映像美は「ラッセンのイルカの絵」のそれに近いものがある。まあまあ、綺麗といえば綺麗だね・・・と軽くあしらいたくなる感じ。アクションにせよ恋愛描写にせよ、エモーションの欠如が如何ともし難く、空疎な物語に付き合わされた徒労感だけが残る。ジェリー, TOMIMORI[投票(2)]
★5車夫遊侠伝 喧嘩辰(1964/日)一本気で喧嘩っ早い主人公といい、貫禄ゼロのすっとぼけた親分といい、登場キャラクターがマンガそのもので、これは脚本にクレジットされている鈴木則文の嗜好と思われるが、このクセのある人物たちを見ているだけでも充分楽しい。 [review]ゑぎ[投票(1)]
★2タンポポ(1985/日)どうでもいいウンチクが多くて非常に不愉快。『お葬式』といいこの作品といい、スタイルが奇抜なだけで中身は俗っぽさが目立つ。ExproZombiCreator, ダリア[投票(2)]
★3羅生門(1950/日)志村喬千秋実が執拗に嘆くほど「人間の恐ろしさ」というものが描かれてるとは思えず、やたら深刻ぶった芝居が滑稽に見えてくる。撮影の素晴らしさには感嘆するが、この作品においては黒澤の真面目さが裏目に出たような気がする。ExproZombiCreator, 3819695, けにろん[投票(3)]
★4フルメタル・ジャケット(1987/米=英)キューブリックにしては、映像に対する偏執狂的なこだわりが希薄な感じがした(特に後半)。それでもやっぱり面白いけど。ExproZombiCreator, 奈良鹿男, 埴猪口, いくけん[投票(4)]