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太陽と戦慄さんの人気コメント: 更新順(11/21)

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★4ビヨンド(1980/伊)残酷描写への執拗且つ意味不明なこだわりは、『やくざ刑罰史 私刑!』あたりの石井輝男作品にも匹敵する。このいかがわしさが堪らない魅力であるが、その一方で冒頭やラストの美しさには、単なるキワモノではないフルチの才能を充分に感じ取れる。ExproZombiCreator[投票(1)]
★5バリー・リンドン(1975/米)ごく単純に、一人の男の生涯を荘厳な映像で描きたかったのだと思う。内容がないと言ってしまえばそれまでだが、そういった空疎なスケールの大きさこそがキューブリックの作家性だと思わせられる作品。シニカルな字幕で締めたラストも良し。けにろん, chokobo, モノリス砥石, スパルタのキツネほか6 名[投票(6)]
★5ダーティハリー4(1983/米)遊園地でのクライマックスが特に凄いが、車の中に火炎瓶を投げ込まれるシーン、老人ホームの送迎バスでの銃撃犯追跡シーンなども見応え充分。単なるB級アクションのような体裁を取りながら、どこまでもダークな画面と物語は監督イーストウッドならでは。緑雨, 3819695, ナム太郎[投票(3)]
★4八月の狂詩曲(1991/日)画面は澄み切っていて爽やかなのに、どこかシュールで歪な世界観。モノクロ時代のギラギラ感は完全に消え、気恥ずかしいまでの愚直さが前面に出ているが、それはそれで本作の味にもなっていると思う。村瀬幸子の静かだが鬼気迫る存在感も特筆すべき。けにろん, ゑぎ[投票(2)]
★2サマーウォーズ(2009/日)巨大スケールの危機を形だけは描いても、終始ままごとのノリなので、正義の連帯もカタルシスを生まず茶番にしかならない。可愛い女子の前でいい格好したいという非モテ男子の露骨な願望に、自慰的な気色悪さもぷんぷん臭う。監督とは女の趣味も合わない。けにろん[投票(1)]
★5となりのトトロ(1988/日)何度観ても泣いてしまうのはなぜだろう?トトロは別に活躍するわけでもなく(ネコバスは活躍するけど)、ただ「いる」だけっていうのがイイ。メイの落ち着きのなさも微笑ましい。けにろん, Santa Monica, すやすや, chokoboほか9 名[投票(9)]
★4松ヶ根乱射事件(2006/日)田舎者の醜悪さをねちっこく描きながらも、単なる露悪趣味に陥らない見事なユーモア感覚。木村祐一にゆすられる双子の兄が、自転車で爆走しながら泣き叫ぶシーンの悲哀感には打たれる。この情けなさすぎる姿こそ、僕にとってのリアルな青春だ。けにろん[投票(1)]
★3レイクサイドマーダーケース(2004/日)意味深な短いカットの挿入など凝った映像表現が面白く、サスペンスとしても中盤までは楽しめたのだが、後半登場人物が饒舌になるにつれなんだかなあという気分になってくる。 [review]ナム太郎, おーい粗茶[投票(2)]
★4そろばんずく(1986/日)狙いまくったシュールな描写は全面的に好きとは言えないものの、この頃までの森田演出に時代性とリンクした魅力があったのは確か。徹底して笑えないギャグの積み重ねによって生まれる白けきった空気感は『みんな〜やってるか!』と双璧。この異様さは得難い。Myurakz[投票(1)]
★5ニンゲン合格(1998/日)哀川翔、意外なハマり役。赤い戦車, t3b[投票(2)]
★4ヴィレッジ(2004/米)映像作家としてのシャマランを最大限リスペクトします。 [review]3819695, モノリス砥石, ごう, ゑぎほか10 名[投票(10)]
★5君も出世ができる(1964/日)いかにもトロそうな高島忠夫がすごくいい。フランキー堺中尾ミエが星空を見上げるシーンの素敵さ。ここに描かれている嘘を全て信じたくなるほど幸福感に満ち溢れた傑作!3819695[投票(1)]
★5丹下左膳餘話 百萬両の壷(1935/日)日本映画で、コメディとしてこの作品を超えるものは出ないのではないかと思わされる圧倒的な面白さ。道場破りのシーンは爆笑必死! [review]3819695, ルクレ, Myurakz, 林田乃丞ほか8 名[投票(8)]
★3嫌われ松子の一生(2006/日)この監督の小賢しくて下品な演出や画面作りがどうしても好きになれないのだが、とてもよく作り込まれているのは認めざるを得ない。決してつまらない映画じゃないとは思う。 [review]けにろん[投票(1)]
★4崖の上のポニョ(2008/日)今回の宮崎駿は凄すぎる。あの台風のシーンの過剰さを映画と呼ばずして何と呼ぶのか?宗介のお母さんが乱暴に車を運転し、荒波の上をポニョが物凄い勢いで走る。それだけで、どうしてこんなに感動してしまうんだろう。あれは本当に奇跡だ! [review]りかちゅ, 映画っていいね, 緑雨, けにろんほか6 名[投票(6)]
★2悪魔の部屋(1982/日)舞台がほぼ室内に限定されているため映像的な変化が乏しいうえに、演出に緊張感が全然なく弛緩しきっている。しつこくインサートされる屋外のショットも意味不明。ジョニー大倉の好演は見物だが、何度となく睡魔に襲われた。けにろん[投票(1)]
★4洲崎パラダイス 赤信号(1956/日)三橋達也が本当に情けなくて素晴らしい。人生なんて、前に進んでるつもりでも実は同じ場所をグルグル回ってるだけだったりするんだろう・・・それをポジティブに受け入れるかのようなラストの爽快さ。ジメジメしない、カラッとした人生観に嬉しくなった。青山実花, りかちゅ, けにろん[投票(3)]
★4ロング・グッドバイ(1973/米)主人公が女の車を走って追いかけるシーンが堪らない。モノマネ好きのオッサンなど、脇キャラも充実。ナム太郎, 3819695[投票(2)]
★4東への道(1920/米)リリアン・ギッシュのアップには緊張感が漲っていて凄い。 [review]3819695, りかちゅ[投票(2)]
★4マンハッタン(1979/米)こんなにぐじゃぐじゃな男女関係を描いているのにじめじめしない、余裕とユーモアがあって、みんな悩みながらも結構楽しそう。男も女も気まぐれで自分勝手で、どうしようもないけれど、恋っていうのはそういうもんじゃん!と全肯定するような姿勢が素敵。けにろん[投票(1)]