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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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麦秋(1951/日)************

★5感動的だ。何もかもがまったく感動的だ。この感動は「映画は映画である」という命題がこの上なく力強く肯定されたことへの感動でもある。 [review] (3819695)[投票(2)]
★5小津安二郎のエッセンスが全て詰まった、ひとつの完成形。(reviewには小津監督他作品についての言及あり)[Video] [review] (Yasu)[投票(4)]
★5小津の中では『東京物語』と並ぶ完成度だろう。プロット構成や人物の深みの点でも画面のスペクタクルという点でも最も均整の取れた豊かな映画だ。  [review] (ゑぎ)[投票(15)]
★5今見てもなお現代的主題をもった映画です。斬新なストーリー展開。「晩春」の逆バージョン。 (セント)[投票]
★4意味のあるセリフなぞほとんどないまま最後まで静かに映画の時間は進んでいく。なんだか贅沢。 (tomcot)[投票(3)]
★5原節子、100万ドルの笑顔に喝采!! [review] (chokobo)[投票(2)]
★5こんなになんにも起こらない話をこんなにすばらしい映画にしちまうんだから、信じられない。 (動物園のクマ)[投票(2)]
★5家族の朝の喧騒で映画は始まり、初夏の風が吹きぬける山あいの麦畑で終わる。簡潔なセリフで日常が積み上げられ、絶妙な映画的視線で日常が紡がれていく。静かだが永遠に続く大海の揺らぎのようなリズムの中、人は人と暮らし、人は人と別れる。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
★4小津監督の中でもかなりの評価が高い映画ですが、 あと、何回も観て良さをもっと理解したい。 (ぱんな)[投票]
★4ミニエピソードの繰り返しで、ちゃんと物語が進行していることが分かる。これこそ監督の魅力が詰まった作品だとも言える。 [review] (甘崎庵)[投票]
★420代後半の女性の本質的な部分のようなものがつつましく表現されていて、心に残った。年とともに経験を重ねてきた結果としての大人の感性と、いまだ失われていない少女的な感性との微妙なバランスが、彼女たちを輝かせているんだと思う。 (buzz)[投票(5)]
★4淡々とした時の流れのような展開。小津監督のカットの特徴が気になりだした。 [review] (RED DANCER)[投票(3)]
★4品のいい東京人&東京の眺め。 (ボイス母)[投票]
★4全ての登場人物が主人公に成り得るほどの、人物造形の丹念さと心理描写の深さ、その立体的配置。佐野周二の笑い方の下品なことには参ったが。 (町田)[投票(1)]
★4嬉し泣きをするという感情表現を描写した映画というのは意外とないと思う。原節子と淡島千景の田舎弁ごっこが好き。 (TOMIMORI)[投票]
★4当時の社会の結婚圧力って凄まじい。どういう訳だかこれを40まで潜り抜けてきた”ナベ”ちゃん、生きてりゃ今93か。 [review] (G31)[投票(1)]
★4紀子さん、パン食べない?あんぱん。(05・11・14) [review] (山本美容室)[投票(5)]
★4物語の進行に連れ徐々に人と人との関係やその人の背景がわかってくるのがよい。冒頭の海のカットがちゃんとラストの方で拾われているのもステキ。 [review] (tredair)[投票(1)]
★3どうもこの映画の原節子は気に入らない。 (赤い戦車)[投票]
★4カメラのフレームの中と食卓という輪の中を人が出入りする物語。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(9)]
★4デジタル修復版にて再鑑賞。原節子のキャラクタが『晩春』とは一転して終始安定している。一見天然のようで、全てを悟っている慈母のようでもあり。複雑さを高度に安定させながら、淡島千景との秋田弁の応酬など意外な芸達者ぶりも見せる。 [review] (緑雨)[投票(7)]
★5ルーティーンから半歩外したキャストの仄かな新風も完膚なきまでの手法の絶対世界で牛耳られる快感。編集リズムの極致的快楽のみでも個人的には全き小津ベスト。豊穣な侘び世界は辛らつな寂びの詠嘆に連なる。その諦観は真に美しい。 (けにろん)[投票(2)]
★5…凛々と鳴きながら 弾けて 飛んだけど 彼女は彼女でありますように [review] (kiona)[投票(3)]
★5再見すると、セリフが実に粋な事が分かる。特に原節子淡島千景の絡みなど、絶妙!しかしいつ見ても心に染みる。['03.9.11京都文化博物館] (直人)[投票]