★5 | 女優陣の素晴らしさについては、今さら語る必要もないだろう。ニコール・キッドマンのオスカー受賞は、まさに「鼻の差」だったのでは。 [review] (ナム太郎) | [投票(4)] |
★5 | 愛することは、生きること。 [review] (maoP) | [投票(2)] |
★5 | 暗く、やりきれない気持ちを抱え込んでしまうけど、心に残るシーンが本当にたくさん。特に男優達の放つオーラが凄い!! で、ちょっと聞いてみたいんだけど、ニコール・キッドマンいつ登場するんだろうと思った人はどれくらいいるの? ただ この映画がヒットするわけがなんとなく分かる かなしい。 [review] (kazby) | [投票(1)] |
★5 | シアワセ〜ってなぁんだぁっけ、なぁんだぁっけ、○○○○がある家さ♪○○○○にあてはまることばが、この映画で見つかる [review] (muffler&silencer[消音装置]) | [投票(17)] |
★5 | いやー、これ米映画なんすね。この、びしびしっと鋭角に、人生の本質的意味を探ろうとする映像がすごい。俳優の最高に突き詰めたトーンで演じさせたショットの連続。バックの音楽による揺れ動く心理描写。あまりの凄さにしばらく席立てませんでした。 [review] (セント) | [投票(2)] |
★5 | こんなに美しい映像なのに、心に残る美しい音楽なのに、この映画を観終わるまで自分は呼吸が出来なくなったかのように、猛烈な息苦しさを感じた。女性としての幸せ、一番近いはずの家族にそれが理解してもらえず、苦しみにはまっていく。。胸をえぐられ、自分のその後を考えさせてくれた傑作。03.05.26 (hess) | [投票(3)] |
★5 | 「痛み」を伴う「生」を描くのに絶妙な間を意識した演出。それが最高ランクの女優と噛み合うと、これほど濃密な空間を産み出せるのであろうか。主演3人とも良いがストリープのリアクション芝居には今更だが舌を巻く。 (けにろん) | [投票(9)] |
★5 | 共感こそしなかったけれど、哀しさで切ないのと辛いのとで、観ていて涙が出っ放し。哀しくて哀しくて仕方が無くて本当にどうしようもなかった。絶望的なのに、拒否したいと思えないのは何故だろうか。それどころか、とても愛しい映画だった。 [review] (m) | [投票(1)] |
★5 | 時間を貫いて存在する因縁のかたちを、自在に移動する魔術のようなキャメラが疑いようもなく明るみに出してしまう。これがニコール・キッドマンかと思うくらい、彼女は、この映画でも飛躍的変身を遂げてしまった。旬の女優をリアルタイムで賞味するよろこび。 (ジェリー) | [投票] |
★5 | 生きる現実とイメージが混濁するキッドマンの虚ろな伏し目。理想の重圧と自我の狭間で苛立つムーアの作り笑い。すれ違いカタチを結ばない幸福に懸命にすがるストリープの献身。女たちの可視化できない想いの齟齬が巧みに編まれた時空、演技、音楽で浮き彫りにされる。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★5 | 共感したのか、考えすぎたのか、本当になんでか分からないけど、私は泣いてしまっていた。 (YUKA) | [投票] |
★5 | V・ウルフがたくみに狂言回し使われていて、ダロウエイ夫人に仮託されたある種の頑固=孤独(自分や他者との確執や生理的な確信など)が伝染病のようにそれぞれの主人公に伝わりながら周囲の人にも影響を与えてゆくさまが恐しい必然のように描かれていて秀逸。「不寛容」につい掘り下げた映画だと思う。 (エピキュリアン) | [投票(2)] |
★5 | 幸せから逃げる? [review] (ミッチェル) | [投票(2)] |
★5 | わたしはこの映画で、リチャードを演じたエド・ハリスを見れただけでいいです。この役は彼にしかできません・・・。そしてこの映画は彼なしではできなかったと思います。 [review] (ミルテ) | [投票(1)] |
★4 | 一日、一時間、一分、一秒……日常は狂気と同じ成分でできている。 [review] (kiona) | [投票(16)] |
★4 | 皆が皆、人生の内で限りある時を生きている。
しかし彼女達の中では飽きる程に限りない時間の中を生きている。
まるで限り無い時間に従属する奴隷の様だ。 [review] (あき♪) | [投票(1)] |
★4 | 役者の演技がすごすぎます。 [review] (chokobo) | [投票(4)] |
★4 | 他人から見たら、幸せそうでも、どこのうちにも悩みはあるってことかしら。 (にゃご) | [投票] |
★4 | 圧倒的な何かの前に崩れ落ちる男の明確な絶望と違い、何気ない日常の中で少しずつ虚無に覆われていく女の微妙な心情は理解しづらいが、彼女たちの自己の存在に関わる心の発露、その切実さは重く伝わってくる。 (よだか) | [投票(1)] |
★4 | ライトモティーフは「ダロウェイ夫人」。時折韻を踏むかのように短いフレーズを重ね合わせながら、三人の奏者の間で主旋律と通奏低音がめまぐるしく入れ替わる。その緊密な脚本は、いまにも音楽を奏ではじめるかのようだ。
[review] (くたー) | [投票(5)] |
★4 | 前半は3つの話が時空を越えて錯綜していて混乱したが後半でその関連が紐解かれて納得。 [review] (RED DANCER) | [投票(1)] |
★4 | 重なりあいながら展開される3者3様の物語。それぞれの物語には死のイメージが重なる。しばしこの映画の世界に浸った。 (しゅんたろー) | [投票(1)] |
★4 | たくさんの家族や友人に恵まれても、
決して幸せになれない人がいるという事実。 [review] (MM) | [投票(2)] |
★4 | 凝った映画だが、感情が揺さぶられない。(2003/07) [review] (秦野さくら) | [投票] |
★4 | 豪華役者陣の演技合戦がスリリング。「the hours」に込める想いの強さが暗さを上回る感動。 [review] (ざいあす) | [投票(7)] |
★4 | なんとも感想を表現し難い映画だ。この気持ちは、共感なのか、ショックなのか、感動なのか、否定なのか…。 (わわ) | [投票(2)] |
★4 | 「家に帰ってご飯を食べろ。それが義務だ」 [review] (新人王赤星) | [投票(5)] |
★4 | 一回の鑑賞では、正直この映画の全てを受け止めることは出来なかった。むしろ理解できなかった部分のほうが圧倒的に多い。『リトルダンサー』の監督の作品ということが、何より驚いた。物語に広がる背景は、冒頭、ニコール・キッドマンが沈んでいく川のように、底が見えない「深み」を感じた。3人をめぐる「シンクロニティ」が、緩やかに絡み合い、彼女達の織り成す物語は、不思議な魅力に包まれている。 (ことは) | [投票(2)] |
★4 | ケーキを焼くのは簡単なこと。焼くだけならばたいていの人はできる。 [review] (tredair) | [投票(9)] |
★4 | 重い題材ではありますが、様々な社会問題を含んでいるため、時代を知るために幅広くお勧め出来ます。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★4 | 重苦しそうな話なので避けていたんだけど、観てみれば・・・やはりのっけから思い切りヘヴィーな展開。ところが、いつの間にか作品の世界に引き込まれてしまう。キャストは最高だが、特にジュリアン・ムーアは映画史上最高の名演のひとつだと思う。 [review] (ぐるぐる) | [投票(5)] |
★4 | これは力のある映画だ。作劇と女優陣の独創性に支えられている印象は免れないが、しかしこれだけの演技を引き出した監督を誉めるべきだろう。何と言ってもジュリアン・ムーアの複雑性の表現は評価すべきだ。三つの時代の交錯の中でちょっとした共通する演出を見せる部分なんかもやや作為的ではあるが、デジャビュのようで実にスリリングだ。 (ゑぎ) | [投票(1)] |
★4 | メリルだけ‥‥ズルい。 [review] (HAL9000) | [投票(3)] |
★4 | 自分の居場所がないと感じる人に。しっかり生きようとするのではなく、「あるがままを受け入れること」。人生はそれでいい、それで十分だ。 (KEI) | [投票] |
★4 | 怖かった。出演者みんなの目が。見終えた後、大きな一つの仕事を終えた感じだった。
[review] (らーふる当番) | [投票] |
★4 | 巧い。とにかく巧い。でも巧すぎてかえって解りにくくなってるんじゃないのか? [review] (るぱぱ) | [投票] |
★3 | 「彼女は二つの人生を送っているの」と言われるヴァージニア(・ウルフ)。そのもう一つの生である小説(=虚構)の生が、読者の実人生と重なり合う。日常の所作の、差異を孕んだ反復による作劇術。“それでもパーティの時間(hour)はやって来る”。 [review] (煽尼采) | [投票] |
★3 | 構成に魅力がある。設定も面白く、役者も面白い。しかし、それが収束しなかった。残念。 (イーグル) | [投票] |
★3 | 想像以上に文学的要素が強くて、教養のない私にはちょっと難しかった。。観る人を選ぶ作品だと思います。
(shaw) | [投票] |
★3 | 切り口が鮮やか。予断を許さぬ丸め方。こんな気分の渦中にあったら腰が立たないくらい打ちのめされたと思う。ただ、個人的な気持ちの踏み込みが必要なので(「ダロウェイ夫人」既読かどうかもあり)、観客を選ぶかも。 (カフカのすあま) | [投票(1)] |
★3 | 無謀とも言える「時代を超えたカット」の連続も、上手な編集で流れるように入り込めた。だが、レズビアンとその行き着く先の「自殺願望」という終着点の過程にあるべき「自己の存在」があまりにも描かれていない。女優の演技力だけでは客は呼べないと思う。 (sawa:38) | [投票] |
★3 | 何故、女たちが〈空虚〉なモノを抱えたのか、抱えざるをえないのか、
その答えがまるきりわからない。この映画は、あくまでも男側の、知識や論理を駆使して作った〈時間〉の細密画だ。女の空虚さは、もっと感覚的な
モノだと思うし、そういう物語を見たかった。 (Linus) | [投票(5)] |