★5 | 掴み所のない少女が出てきて変貌を遂げる展開劇、そして露わにする正体には、お手上げの状態に陥りました。女は恐い・・・と、よく聞きますが、そうです!彼女の事です!怒声と悲鳴が轟くシーンは逆に絶句を覚えてしまいました。 (かっきー) | [投票] |
★5 | どこにも嘘がないから、とても共感できる。素晴らしい。 (tomcot) | [投票(2)] |
★5 | 子どもだけどすでにオトナだったりする。そしてそれは決して「子どものくせに」ではなくて、必然としてのオトナなんだと思う。ここからこっちがオトナでここからこっちは子どもなのよ、だなんてラインは本来ないはず。そんなことをふと思う。 (tredair) | [投票(1)] |
★5 | 知的な純粋さと、傲慢な鈍感さって、裏表だったんだ。ということを、まるで昆虫を観察するように冷徹に描いた傑作。情報を得た、のではなく、体験しちゃった感じ。すごい! (エピキュリアン) | [投票(1)] |
★5 | 感情の成熟も俯瞰する度量もまだ完全には持たない性急な子供たちが、それでも住むべき世界を求めて、大人を真似たような世界を築かざるをえなかった、ってのが痛いほどリアルに迫ってくる青春映画。 [review] (くたー) | [投票(8)] |
★3 | 達筆に書かれた長い手紙を受け取ったような途惑い。 ―フェルメールのような陰翳に富んだ美しい画と、小津のような「時代の空気」をそのまま切り出した構成構図には、眩暈を感じるほど圧倒された。しかし、僕には、この監督の話り口は冗長で退屈。 [review] (muffler&silencer[消音装置]) | [投票] |
★5 | 事件に至る経緯の解明にせよ反動と保守が入替わる自国史にせよ不良少年グループの抗争にせよ題材としては目新しくもないが、個々の枝葉のリアリズムが絡み合い森林を形成するように嘗てあった時代を包括的に現出させる。凝縮されたミニマム世界の圧倒的熱量。 (けにろん) | [投票] |