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[コメント] 野良犬(1949/日)
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★5灼熱の日のもと、復員兵の姿で、延々と街中をコルト銃を探して徘徊する三船敏郎。闇市、浮浪児、夜の女たち、水飲み場、安酒屋、よしず越しの光、「夜来香」、「東京ブギウギー」、(米兵の姿はない。) [review] (いくけん)[投票(25)]
★5朴訥なまでに突き進む若者がいる。彼をどこまでも支える玄人がいる。 [review] (kiona)[投票(10)]
★5「なに!ピストルをすられた?!」一切の前置きなくいきなり核心に入るオープニングにぐっと心捉まれた。あくまで直情的で一途な村上(三船敏郎)の姿が、暑い暑い戦後の街に映え、最後まで目が離せない。 [review] (緑雨)[投票(8)]
★5黒澤嫌いが黒澤に惚れた!!最高作!実はイタリアン・リアリズムであるのだ。アプレゲールのルサンチマン。 [review] (ボイス母)[投票(7)]
★5アイスキャンデーを勧めるところはデリンジャーでまんまJ・ミリアスがつかってる。東京ロケがすばらしい。 (べーたん)[投票(6)]
★5道なき道を、少しずつ前進する、その結末は見えなくとも・・。(02/09/22) [review] (秦野さくら)[投票(5)]
★5なんというダイナミズム!なんというパッション! [review] (coco)[投票(5)]
★5「一番美しく」「生きる」にも通じるが精一杯働く人への愛情に満ちた映画。ヒューマニスト黒沢の面目躍如たる秀作。 (ジェリー)[投票(4)]
★5三船志村木村三人の役柄・性格設定が『七人の侍』にそっくり持ち越されている。但し千秋だけは変更されたようだ。そりゃ当然だよなあ。 [review] (sawa:38)[投票(3)]
★5あっつぅ〜〜。これを観て以来、真夏の暑い日に外出すると、周りがモノクロに見えてしょうがない。 (ヒエロ)[投票(2)]
★5黒澤明の性善説的思想を私は断固支持したい。 [review] (づん)[投票(2)]
★5日本の一時代の風景とすさんだ世論。そこに貴重な瞬間がある。 [review] (torinoshield)[投票(2)]
★5ピストル擦られた三船演じる刑事を励ます上司のニクイセリフ!「不幸ってやつは、人間を追い詰めるか、たたきあげるかのどちらかだ。君は敗者になりたいのかね。(ピストルを擦られたことを)チャンスにしようと思わないのか」 (ゴメズ)[投票(2)]
★5個人的に好きな黒澤映画ベスト3に入る傑作。何という熱さだろう。滝のように汗を流す刑事の情熱は鬼気迫るものがある。そして夏という季節が持つ暑さをこれでもか!と教えてくれる。今の邦画やTVも頑張ってこれくらいの刑事ドラマを作って欲しいよ。 (Ryu-Zen)[投票(2)]
★5今頃になってビデオで見てたまげた。今だったらもっと短く編集してしまうんだなぁ、とか思った。すごい。 [review] (BRAVO30000W!)[投票(2)]
★5刑事ドラマのはしり。最後の追跡シーンは圧巻。汗がにじみ出るような迫力。 [review] (chokobo)[投票(2)]
★5タイトルは木村功にも、そして三船にもあてはまること。 [review] (takud-osaka)[投票(1)]
★5志村喬さんの演技は素晴らしい!この人の演技でこの映画が更にいい作品になったと思う (hidering)[投票(1)]
★5この作品を抜きにして、コンビものの刑事ドラマは語れない。古さを感じさせない脚本と演出には驚いた! (STF)[投票(1)]
★5日本の刑事物のプロトタイプなのでは。この作品の三船が理想。 (uyo)[投票(1)]
★5「なんにもないけど、なんでもアリ」という戦後の空気描写がすばらしい。もし日本が一敗地に塗(まみ)れたとしても、もう一度ここからやり直せばいいやと気楽になった。(2011年1月鑑賞)若き三船俊郎の水もしたたる男ぶりが光る。 (サイモン64)[投票]
★5刑事の心臓の音、汗、草むらの風、熱気がストレートに感じられる秀作。作ろうとすることより、黒澤の体力をそのままぶっつけてる勢いが感じられ、躍動感がある。エネルギッシュだ。 (セント)[投票]
★4あの混乱と貧困の時代は、常に暑さとともに語られてきたような気がする。神の眼を持ち得ず、おのれのコルトを求めて街をさまよう刑事は、蟻のように矮小な存在だった。 [review] (水那岐)[投票(16)]
★4主人公がスリの女を執拗に追っかけていき最後に彼女が根負けして白状する。そこで女スリが「こんなに星がきれいだったんだね。何年ぶりだろう。」と夜空の星を見る。この映画はすごい緊張感の連続でとてもスリリングですがこのシーンで主人公も観てる私も一時ほっとしました。 (ina)[投票(8)]
★4「撮る」ことは「記録する」ことに他ならない。ストーリーではなく、そこには人とその時代が焼きこまれているのだ。昭和の一時代を写し取った記録映画としても秀逸。 (るぱぱ)[投票(7)]
★4貧しく、渇き、喘いでいた戦後の日本。まるで野良犬のように。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(6)]
★4熱い、ホントに灼熱の様に熱い映画、テレビからこの時代の生命力と言うエネルギーが溢れ出てくる様で、興がノル。 [review] (あき♪)[投票(6)]
★4案外現代的な三船の二枚目ぶりが良。戦後の東京のムンムンとした熱気と沸き返るエネルギーに満ちた“東京の平日”by黒澤明。 [review] (G31)[投票(5)]
★4実は本作は後に『ゴジラ』を撮る事になる本多猪四郎のデビュー作だったりして…しかも何故かスタントマンとして(笑) [review] (甘崎庵)[投票(4)]
★4三船敏郎が侍物で成熟する前の時代はむこうみずな感じが出てると思う。それは経験が足りないとも言えるが、美点でもある。 (t3b)[投票(3)]
★4気候の暑さ以上に熱い新米刑事村上。彼の執念は何かに憑かれたかの如く疲れを知らない。追うものの焦燥感の裏で垣間見られる戦後混乱期の必死な人々。 [review] (モモ★ラッチ)[投票(3)]
★4この映画の見所はカッコーワルツです! この音楽の使い方はいろいろな人がマネしてます。特にジョン・ウー。ジョン・ウー本人に確認してみたい。 (すやすや)[投票(3)]
★4執拗に描き込まれる暑気は、善悪入り乱れ、いまだ終戦の行く末定まらぬなか、ひたすら明日を生き抜く人々が発する熱気の総体でもある。うだるような暑気のなか、白い背広姿をくずさぬ若き刑事(三船)の頑なさは、軍隊帰りの青年が未来を希求する強さの証なのだ。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4さまざまな人や街の風景が次々と現れては去っていく。その一つ一つの描写がていねいで印象に残る。こういうところがクロサワなのだろう。 (おーい粗茶)[投票(2)]
★4恩師の居る人生。 [review] (町田)[投票(1)]
★4村上刑事の役目 [review] (スパルタのキツネ)[投票(1)]
★4終戦直後の“飢餓感”がフィルムに焼き付いている。踊り狂う淡路恵子にホモっぽいマネージャー伊藤雄之助、そして三船に木村・・・、みんな若い! (AONI)[投票(1)]
★4盗まれたピストルを追う刑事を通して描かれる、終戦直後の人々の状況も、僕は興味深かった。 (Curryrice)[投票(1)]
★4なんだよ,これみて勉強してくれよ,日本映画! (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
★4ストーリーテラー黒沢の瑕疵。風俗記録家黒澤の手腕。 [review] (ぱーこ)[投票]
★4男臭さ溢れる画。体臭含め。86/100 (たろ)[投票]
★4犯人に対する三船敏郎志村喬の感情のジェネレーションギャップが大変に興味深かった。 [review] (青山実花)[投票]
★460年前の映画なんですよね。今、見ても十分耐えられました。 (ぱちーの)[投票]
★4なくしたものが、大事なものをたくさん与えてくれた。村上側の場合。 [review] (らーふる当番)[投票]
★4生身の迫力のある映画。 [review] (シーチキン)[投票]
★4三船の熱演にプラス1点。 (RED DANCER)[投票]
★4黒澤の描いた戦後。若くてとびっきりかっこいい三船の粋なことといったら。 (ころ阿弥)[投票]
★4流れてくる音楽、ファッション、今見てもイケてる!!若い三船敏郎もかっこイイ。 (レネエ)[投票]
★4敗戦から4年。みんなが汗をかいていたあの時代。汗をかくのが嫌になった者と、それを厭わなかった者との対比。[Video] (Yasu)[投票]
★421世紀とは違う東京の暑さ。観衆の汗、埃とコールタールの匂い息苦しさがフィルムから発せられる。計算尽くされた光(影)、風。見事の一言。 (chilidog)[投票]