★5 | 芸術なんてお金持ちの庇護がなければ成立しないってことは、歴史が語っている。戦時下のような極限状態では芸術家なんてボンクラもいいとこ。きっとポランスキーもシュピルマンも60年前は非力だったに違いない。だからこそ、彼らは〈見る〉ことに徹したのだ。しかし、 [review] (Linus) | [投票(20)] |
★5 | 意外や、秀作です。ポランスキー、美術・映像・配役すべて見事。やはりドキュメントしておかなければならないものはあるんですね。その真摯な思いが伝わる。後半逃げ隠れし、擬態とまで世を忍ぶ姿はしつこく長いが、幻想ポロネーズを弾くシーンは [review] (セント) | [投票(6)] |
★5 | この映画の前では、わたしの言葉は力を失う。完璧な映画的ストーリーテリング。 [review] (カフカのすあま) | [投票(5)] |
★5 | 言葉をなくすという体験。 [review] (tkcrows) | [投票(4)] |
★5 | じんわり迫る恐怖。破壊された街。詩のような悪夢。2007.06.08 [review] (鵜 白 舞) | [投票(3)] |
★5 | この映画は観るべき。仕事や恋愛で疲れてる人、ただ何となく生きてる人は特に… [review] (じょばんに) | [投票(2)] |
★5 | 何事にも受け身である主人公。でも現実に彼はそうやって生き抜いたのだから、それを、とやかくは云えない。ただ生き抜くこと(食べること)がこんなにも切ないのは、今までの他の映画では感じられなかった。 (わわ) | [投票(2)] |
★5 | 見てるだけで痛くなってくる映画。 (ピタゴラペンギン) | [投票(1)] |
★5 | 事実を正確に映し出そうとする持続的で冷静な意志。この映画はまたとない貴重な記録であると同時に、作者のめらめらとした心熱が伝わる傑作だ。自分のまなざしが自分の意志でどうにもならなくなるという、傑作を目にした時に必ず起こる現象を久々に体感。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★5 | 2時間半という時間が短かったようにも思えた。終わってからもしばらく動けないほどの衝撃。感動するシーンもそれほどなく、ただただ重い映像が繰り広げられていたが、それを生き延びることの恐怖感、ひと時も休まらない緊張感がよく表現されていた。 (ひろひろ) | [投票(1)] |
★5 | これだけの規模で丁寧な仕事をしている。 [review] (t3b) | [投票(1)] |
★5 | 戦時下の残忍非情さを、ロマン・ポランスキー監督が冷酷なまでにリアルに再現した演出には敬意を表したい。それらのシーンがあってこそ、シュピルマンの生死のはざまでのピアノ演奏シーンの持つ重みが増したのだから。 [review] (水牛太郎) | [投票(1)] |
★5 | 戦争の惨劇と芸術の尊さを見事に描いた作品だと思う。 [review] (スパルタのキツネ) | [投票(1)] |
★5 | 私は映画にわざとらしいドラマやラブシーンなんて必要ないと思っておりましたが、この作品をみるにつれ、余計にその思いが強くなる、そんな淡々とした作品。 (carcass) | [投票] |
★5 | 生き延びて自由になり、ピアノを弾きたいというシュピルマンの気持ちにグッときた。「民族の悲劇」として語られるよりも、こうした個人の視点の方が私には説得力がある。個人とは友達になれるが、民族と友達にはなれない。 (カレルレン) | [投票] |
★5 | いろんな意味で凄い映画です。圧倒されて見終わった後放心状態に陥りました。 (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★5 | エンドロールまで誰一人席を立つ人も無く、映画の終わりに自然と拍手が沸き起こった映画。 [review] (しゅんたろー) | [投票] |
★5 | ドイツ軍将校の前で奏でるピアノのメロディーと光の筋に見える小さな埃の数々に自分の涙が重なってしまった。不覚!かように嗚咽すうほどの感動はしばらくぶりだった。 [review] (chokobo) | [投票] |
★5 | 目を背けたくても、背けてはならない。そんな映画を、私は他に知らない。 (ダリア) | [投票] |
★5 | 手に職を持っている人はどんな時代でも生き残っていけると聞いたことはあったが、生き残っていくのがかなり困難な手に職もある。結局人間が生きるために必要なものは食べることであり、ユダヤ人の受難と同じ比重が置かれて描かれている。そして、飢えた主人公がナチス兵の前でピアノを弾くシーンはドラマティックで映画的。 (タモリ) | [投票] |
★5 | 最初から最後まで食い入るように見ることのできる映画でした。あらすじ、内容、出演者、映像、音楽、全て文句なしの映画です。 (撫子) | [投票] |
★5 | 夢の中で、彼のように気持ち良くピアのひいちゃいました。
でもさ...ピアノ?生きる事?
わっかんね〜。 [review] (Sungoo) | [投票] |
★5 | 生き延びる為に魂を売るか,魂のために命を売るか. [review] (hideaki) | [投票] |
★5 | この俺を・・・劇場で涙させるなんて・・・エイドリアン・ブロディの(アカデミー賞)受賞挨拶が熱かった。音楽止めるし(^^; (U1) | [投票] |
★5 | 怖〜っ。 どんな話か知らずに観たら、思ってたのとは全然違って、生々しいねんもん・・・・・ [review] (ゾラゾーラ) | [投票] |
★5 | ピアノ曲の選曲だけで、ピアノの選び方だけで5点です。
音楽はそのときそのときの(演奏者)の気持ちを代弁する。
その(演奏)が(芸術作品)になる瞬間に魂が震える。それを見せ付けてくれる映画。
それが月光であり幻想曲であり、協奏曲であった。そんな映画。
残虐性の中の美しさは際立ちます。 (ミルテ) | [投票] |
★4 | ポランスキーが撮りたかったのはシュピルマンその人ではなく、シュピルマンの目を通して俯瞰的に捉えたワルシャワのホロコーストという歴史的事実そのものなのだろう。 [review] (よだか) | [投票(27)] |
★4 | ピアニストはピアノで語れ。ポランスキーならではの「視点」。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(22)] |
★4 | 監督は、ポーランド分割に始まる祖国の苦難の歴史をシュピルマンという男に仮託した。[錦糸町シネマ8楽天地3/SRD] [review] (Yasu) | [投票(9)] |
★4 | 戦争下ではその運だけがその人間の生き死にだけを左右する。
生きる人間はかくも浅ましく、生き意地汚く淡々と鼠の様に生き延びていく。
只それだけを見せつける戦争劇。 [review] (あき♪) | [投票(9)] |
★4 | 感動したけりゃ、作り話=『ライフ・イズ・ビューティフル』を観ればいい。 [review] (アルシュ) | [投票(8)] |
★4 | この映画で感動は、したくない
[review] (ちい星) | [投票(8)] |
★4 | この映画は2つの時間帯に分かれる。主人公が家族と共にいる時間帯と、独りでいる時間帯とだ。 [review] (きいす) | [投票(8)] |
★4 | 60年もの間、「被害者」としての地位を確立していたポーランドとイスラエル両国。それが崩れ去っていこうとしている今、監督が必死で記録しようとしたものと必死で守ろうとしたもの。 [review] (sawa:38) | [投票(7)] |
★4 | そこには確かにピアニストがいた。(レビューはラストに言及) [review] (グラント・リー・バッファロー) | [投票(7)] |
★4 | 何が尊く何がムダか、それを決める価値観の転倒。価値とはすべて人間の仕業でしかない。 [review] (おーい粗茶) | [投票(6)] |
★4 | 「音」に生きるしかないシュピルマンの過敏な「耳」に寄り添って観れば、戦争は人間的な音が歪められ、拡大され、遮断され、最後には死滅する風景として捉えられる。音が死にゆく過程の描写は「恐怖のミュージカル」。そして、音が、つまり生命が死んだ世界に抗うように響く「最後の音楽」。この状況下で、打算に基づいて感動することなど出来やしない。
[review] (DSCH) | [投票(6)] |
★4 | 活劇性というのは主人公が大活躍し、自らが危機的状況を打開していく、といった展開だけではない。とてつもない恐怖から逃げまどい、ひたすら隠れることでも活劇性は維持される。 [review] (ゑぎ) | [投票(5)] |
★4 | 「頑張って生き抜こう」でも「誰かを助けよう」でもない。空腹に耐えつつ浅ましく逃げ回る事しかできないが、生き残った者の大半は同じはず。何も達成しないし、救われない。戦争の真の悲惨さの一部分。数々のヒロイズム映画への静かだが強烈なアンチテーゼ。 [review] (ツベルクリン) | [投票(5)] |
★4 | ホロコーストへ移送される家族との別離をも瞬く間に流して行き1歩間違えればコメディになりそうな流される主人公の流転の果てが傍観者を経ての終末的孤独というオリジナリティある作劇。前半のゲットーが圧倒的なだけにCG依存の後半は惜しまれる。 (けにろん) | [投票(4)] |
★4 | ヒロイズムも無ければ活躍することもない主人公・シュピルマン。そんな男をエイドリアン・ブロディはあの情けない表情で完璧に表現した。今まで表情が情けない俳優ナンバーワンだと思っていたニコラス・ケイジさんなんてもう忘却の彼方。★4.5 [review] (JKF) | [投票(4)] |
★4 | 観終わってから気がついた意外な感情移入。
生きたいという執念は戦争の恐ろしさより強烈なインパクトだ。 [review] (dali) | [投票(2)] |
★4 | 逃げる→食べる→寝る→痩せる→逃げる→食べる→寝る→痩せる→逃げる→寝る→髭剃る→逃げる→食べる→寝る→ピアノ弾く・・・な映画。 (IN4MATION) | [投票(2)] |
★4 | 重い映画だった。私は支持したい。 [review] (ぱーこ) | [投票(2)] |
★4 | 無造作にユダヤ人を殺していくナチスの暴虐ぶりには怒りを覚えるが、それ以上に怖かったのは、飢えのシーン、圧迫によって人を飢えさせることだった。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] |
★4 | 人間ドラマと言うよりは何か戦争サバイバル映画という印象。 [review] (わっこ) | [投票(1)] |
★4 | 痛みを知るための映画 [review] (不眠狂四郎) | [投票(1)] |
★4 | 先入観全く無く観ましたが、かなり重い話でした。ずっと客観的で、泣かせな演出も無く、淡々と進んで終わる感じです。常に窓の外から見ている感覚。実際主人公はそうだし。 (Cadetsファン改めジンガリーLove) | [投票(1)] |
★4 | あくまで歴史の傍観者。つねに置き去りにされ、運命と人の情けに流されるがママの主人公。あるいは、個人と歴史の相克の狭間で。個人は歴史を変える事が出来ないというペシミズム。 [review] (ボイス母) | [投票(1)] |
★4 | 何もしない・何もできない人物を主人公に据えることで、戦争を客観的に描くことに成功している。前半の寒々しい街の風景は『旅芸人の記録』に似ていた。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |