★4 | 風刺に終始しては庶民の無学をあげつらうことになりかねない。リンダの造形には女性嫌悪の含みすらある。しかしオスカー・ウェルナーの船越英二然とした天然が無神経の迫力で事態を推し進めるとリンダに対する同情が生じる。 [review] (disjunctive) | [投票(2)] |
★3 | 私には、本を丸々暗記している暇などこれっぽっちもないのである。 [review] (ナム太郎) | [投票(2)] |
★3 | 立ち乗りオープンカーの消防車、ハッチからの梯子階段で乗降するモノレール。プロダクション・デザインがとても格好いい。壁掛けの薄型テレビで視るインタラクティブなドラマショーなんて、未来への先見性が窺われ恐れ入る。 [review] (緑雨) | [投票(3)] |
★4 | ブラッドベリーの名作SF。未来の描写はチャチだが、その内容は素晴らしい。体制維持に思想統制はつきもので、‘焚書坑儒’なんて言葉を思い出す。ラストは本好きにはたまらない究極の選択だろう。 (KEI) | [投票] |
★3 | 愛すべき珍作。同じ年に『2001年宇宙の旅』が撮影されてるってのに、なんだこのSFコメディは? [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★3 | 11×41=(`ー)
[review] (Kafka) | [投票] |
★3 | 繰り広げられているのは唾棄してもよいレベルの幼稚なストーリーなのだが、火の色と消防署の赤色、主人公の家の室内のオレンジ色という強烈なカラーレーションが実に奇抜。SF映画としての美術設計も、映画草創期の空想科学映画の古色を帯びかえって斬新。 [review] (ジェリー) | [投票(1)] |
★2 | 時代設定のアンバランス、微妙な間、アップ多用の撮影方法、そのどれもが心地悪さを引き立てる。 (NAO) | [投票] |
★3 | ラストシーンは美しいが原作に力及ばず。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | おそらく原作は言論弾圧の象徴として本(=文字化される思索)を描いているのだろうが、映画では本(=過去の英知)に見える。それがトリュフォーの確信的所業だとしたら、いささかロマンチシズムに過ぎる。そのギャップが、明日なき本人間の不気味さだろう。
(ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 焚書の炎が焙り出す、観客の読書観。映像、文字はどちらも視覚媒体だが、前者が後者を排除する社会に於いて、声が両者の中間地帯を成す。思想統制への批判と、メディア論的視座が中途半端に混在した不徹底な内容だが、題材が題材なので思考は刺激される。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] |
★3 | SFというジャンル以上に撮影地・使用言語・撮影者ほかスタッフの異なりが非トリュフォー的世界の形成に与っている。ニコラス・ローグのカラー撮影は悪くないもののやはりアルメンドロスこそがベストとの確認もさせられる。一方トリュフォーらしい奇異なデクパージュも認められるが、ここでのそれは功を奏していない。 [review] (3819695) | [投票(6)] |
★5 | 大好きな映画だが、今ここを見てテレンス・スタンプだと思っていたのがオスカー・ウェルナーだと分かった。かなり恥ずかしい。 (カレルレン) | [投票] |
★4 | もっと本の知識があればなぁ…。 [review] (フィニッシャー・キング) | [投票] |
★5 | 背筋が凍るほど美しい物語。そして私は、この映画の中に自分を見た。 [review] (ダリア) | [投票(1)] |
★4 | 本の題名の挨拶がカッコいい。(06・7・25) [review] (山本美容室) | [投票(1)] |
★4 | 炎と記憶 [review] (スパルタのキツネ) | [投票(4)] |
★5 | 一つ一つは笑いをも誘う風刺なのにもかかわらず、美しい映像と美しい物語。 [review] (SUM) | [投票] |
★4 | 子供の頃わたしは、大好きな本を暗唱しては人をもてなしていた(らしい)。 [review] (イライザー7) | [投票(5)] |
★3 | じゃー、僕は「春の雪」、お任せいただけますか? [review] (ころ阿弥) | [投票(1)] |
★5 | 近未来の表現の仕方が良かった。主人公がとても魅力的。モンターグという名前が好き。 [review] (kawa) | [投票] |
★3 | 「読む前に焼く社会」「焼く前に読む社会」、どっかの胃腸薬の様だが、両極端でどちらも異常に映る。これにアクションを加味すれば「リベリオン」になるだろうが、世界観の確立という意味では本作が上かな。 (クワドラAS) | [投票] |
★4 | 過去に描かれた未来像は、なんでいつもこんなに魅力的なのか。Minority Report の空飛ぶ奴は、この作品へのオマージュかな? (beatak) | [投票] |
★4 | ラストはモノ凄いSF。これってブラック・ジョークですよね?あまりの救いの無さに爆笑。 [review] (HW) | [投票(2)] |
★4 | まだまだ読んでない本読みたい本が山のようにあるけれど、いっそ本に関する記憶を一切失って、もう一度本の世界に出会う刺激と興奮を味わいたくなってくる。 [review] (はしぼそがらす) | [投票] |
★3 | クライマックスはまさに白眉という言葉がふさわしい。この美しさ。残酷さ。 (茅ヶ崎まゆ子) | [投票(2)] |
★4 | 雪の中の詩情溢れるラストシーンとか、おばさんの炎の中での表情とかももちろん感動的なんだけど、個人的に一番印象に残ってるのは [review] (くたー) | [投票(3)] |
★4 | すべてのカットに謎があるようでいて、あらゆる台詞が張り詰めた糸のようでもある。全篇が不安感の連続。・・・この映像群、トラウマにならない筈が無い。妖しい消防車に「気を付け」の姿勢を保つ彼等を忘れられようか? [review] (sawa:38) | [投票(1)] |
★4 | 思わずコマ送りしたくなる作品。 [review] (甘崎庵) | [投票(5)] |
★4 | シは書物のシ。 [review] (ざいあす) | [投票(1)] |
★4 | 本を読むようになると急に偉そうになるモンターグがかわいい。 [review] (ハム) | [投票(4)] |
★4 | 今からすると凡庸なイメージでつくられた古臭いSF映画なのかもしれないけど、
ラストの映像の美しさは、退廃のなかに「肯定」の強さをを秘めている。 (Alinax) | [投票(1)] |
★3 | SFというよりファンタジー?というよりコメディ?賢いのかアホなのか…。アホだろうなたぶん…。飛んでるもんな…。でもレトロフューチャーって何だかショボくてステキ。ちょっとご無沙汰だった読書が恋しくなった。この一冊っていう愛読書を僕も持っていたいな。 (埴猪口) | [投票] |
★3 | ほんとになだか素材が活かしきれてないんじゃないかしらん? (ぼろさん) | [投票] |
★3 | いかにもトリュフォーらしい人間臭い映画。未来社会を描いている割には全然SF臭くはないが。 (マッツァ) | [投票] |
★4 | 本好きにとって、これはホラーだった。 [review] (にくじゃが) | [投票(7)] |
★3 | やはりモノレールはぶら下がり式(正式になんと言うのか知らない)に限る。 (ジョー・チップ) | [投票(2)] |
★3 | この映画を観た故星新一が、「テレビ番組表なんか、どうなっているのだろう」と書いてた。TVブロスやザ・テレビジョンも燃やされてるのかなあ。 (ペンクロフ) | [投票(3)] |
★5 | 火災がこの世から無くなる事は素晴らしいと思う。その代わりに、意外な夢まで失ってしまう事に恐怖を感じた。同時にこの世界では生きていけない事を痛感する。この作品は意外性が合って結構面白い。改めて映画って本当に良いなぁ〜と実感。 (かっきー) | [投票(2)] |
★4 | 本を燃やすという行為が与える背徳感は、それがどこか人を殺すのに似ているからだと思う。 (リーダー) | [投票(2)] |
★5 | 本の話。そして本を読む人の話。本を読む人は、意味(センス)がないこの世にセンスを求める人。だからナンセンスなSFがぴったりで、ナンセンスこのうえないくせに、じつにメイクセンスなのである。 [review] (カフカのすあま) | [投票(8)] |
★5 | フィクションにおいて、蹂躪される設定って不思議と危険な恍惚感がある。(子供が寝る前に、「もしこの世界が宇宙人に支配されちゃったら?」と想像する時、わくわくするように。)ブラッドベリは、ホントにその「闇の」わくわくを描くのがうまいな。 [review] (uyo) | [投票(2)] |
★2 | 原作が好きで観たのだけどいまいち。
(buzz) | [投票] |
★3 | あまりにも美しく撮れてるのでとても信じられないが…あのシーンで降っている雪は、全くの偶然…予想外のハプニングだったそうだ。 (ガブリエルアン・カットグラ) | [投票(1)] |
★4 | 読書が [review] (ADRENALINE of Adrenaline Queen) | [投票(7)] |
★4 | 「カイエ・デュ・シネマ」や「地下鉄のザジ」を燃やしちゃうあたりが、いかにもオタクなトリュフォーっぽい。 [review] (tredair) | [投票(4)] |
★5 | ブラッドベリだから.もう,見ておかないと. (じぇる) | [投票] |
★3 | 本を読まない人から見れば、他人事、読書家は変人。 (マグダラの阿闍世王) | [投票(2)] |
★5 | 燃やされる本が何かチェックする楽しみ・・・をいをい(-.-;) そんな惜しげもなく燃やしてしまうんだったら下さい [review] (まご) | [投票(11)] |
★4 | この映像版が小説版より普及してしまうこと自体、物語のメッセージと相反することなんだけど、それでも僕は弱い人間なので。 (町田) | [投票(3)] |