★3 | なんだかみんなニヤニヤしている。戦争の記憶など吹き飛ばすごとく。でもその笑顔の裏にあるものを感じた時、やや怖かったりしんみりしたりする。笑いたいから笑ってるわけじゃないのだ。70/100 (たろ) | [投票] |
★4 | ミニエピソードの繰り返しで、ちゃんと物語が進行していることが分かる。これこそ監督の魅力が詰まった作品だとも言える。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | デジタル修復版にて再鑑賞。原節子のキャラクタが『晩春』とは一転して終始安定している。一見天然のようで、全てを悟っている慈母のようでもあり。複雑さを高度に安定させながら、淡島千景との秋田弁の応酬など意外な芸達者ぶりも見せる。 [review] (緑雨) | [投票(7)] |
★5 | ルーティーンから半歩外したキャストの仄かな新風も完膚なきまでの手法の絶対世界で牛耳られる快感。編集リズムの極致的快楽のみでも個人的には全き小津ベスト。豊穣な侘び世界は辛らつな寂びの詠嘆に連なる。その諦観は真に美しい。 (けにろん) | [投票(2)] |
★5 | 原節子、100万ドルの笑顔に喝采!! [review] (chokobo) | [投票(2)] |
★3 | 時に過剰とも思えるほど人の出入りが激しいせいで、画面に厳密な構成美が認めにくい嫌いはあるが、この「人の出入り」はそのまま本作の主題でもある。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] |
★3 | 登場人物の多さが、今ひとつ生きていなかったような気がする。☆3.4点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★3 | どうもこの映画の原節子は気に入らない。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | テンポのいい会話に引き込まれた、原節子以上に、「そうよそうよ、ね〜」と繰り返す淡島千景に惹かれた。
(NAO) | [投票] |
★5 | 持っていたことはないけれど、失ったことはよくわかる [review] (オノエル) | [投票] |
★5 | 自分の気持ちに忠実に素直に生き抜いていこうとする主人公、紀子の姿勢が清々しい。彼女の笑顔が後々まで印象に残る秀作だ。 (KEI) | [投票] |
★5 | この映画は完璧だと思う。原節子さんの可愛らしさに驚いた。 (Passing Pleasures) | [投票] |
★5 | 本筋も素晴らしいのだが、一番ググッと来たのはチビッ子達がおもちゃの包みをガサガサと広げる時の高揚感とその後の落胆の描写。あのシーンは父親が悪い。本当に父親が悪い。 (パグのしっぽ) | [投票] |
★4 | 小津作品、初見。とうとう手を出しちゃった。なので小津的とかそういう事はサッパリ分からないので、率直な感想を。 [review] (づん) | [投票(3)] |
★4 | 固定された居間の視線はびくともしない。 [review] (sawa:38) | [投票(2)] |
★5 | 感動的だ。何もかもがまったく感動的だ。この感動は「映画は映画である」という命題がこの上なく力強く肯定されたことへの感動でもある。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | 日常をくりぬいた風景と、オルゴールみたいな音楽がなんともいえない空気を作る。それが好き。 (あちこ) | [投票] |
★5 | 小津安二郎の最高傑作。冒頭の、一家の朝食の光景を見ている内に自然に涙が流れてきた。今の私たちと比べ、戦後間もない間宮家の方が幸せに見えて来た。今の日本人が忘れた「こころ」がここにある。 (牛乳瓶) | [投票] |
★2 | この会話や動作を聞いて観ているだけで私は、コメディに思える。時代の”せい”かも知れないが。2006年11月8日DVD観 (中世・日根野荘園) | [投票] |
★4 | 嬉し泣きをするという感情表現を描写した映画というのは意外とないと思う。原節子と淡島千景の田舎弁ごっこが好き。 (TOMIMORI) | [投票] |
★5 | 小津安二郎のエッセンスが全て詰まった、ひとつの完成形。(reviewには小津監督他作品についての言及あり)[Video] [review] (Yasu) | [投票(4)] |
★5 | 私が好きなのは専務。これもまた「失われた日本」。 [review] (ミドリ公園) | [投票(3)] |
★4 | 紀子さん、パン食べない?あんぱん。(05・11・14) [review] (山本美容室) | [投票(5)] |
★5 |
現在は少なくなった2世帯住宅。
その暖かさ、家族の思いやりが滲み出し、観るものの心を暖めてくれる。
[review] (レモン汁) | [投票] |
★4 | 当時の社会の結婚圧力って凄まじい。どういう訳だかこれを40まで潜り抜けてきた”ナベ”ちゃん、生きてりゃ今93か。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★4 | 全ての登場人物が主人公に成り得るほどの、人物造形の丹念さと心理描写の深さ、その立体的配置。佐野周二の笑い方の下品なことには参ったが。 (町田) | [投票(1)] |
★4 | カメラのフレームの中と食卓という輪の中を人が出入りする物語。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(9)] |
★5 | 再見すると、セリフが実に粋な事が分かる。特に原節子と淡島千景の絡みなど、絶妙!しかしいつ見ても心に染みる。['03.9.11京都文化博物館] (直人) | [投票] |
★5 | 小津の他作品では見られない移動撮影に、舞台が鎌倉であることや、この映画での音楽・音の使い方は、彼の低点からのリアリズムが少しだけ飛翔する。それが少しだけファンタジックになり気持ちいい。 [review] (Kavalier) | [投票(1)] |
★5 | 「そうか」「そうよ」「ね〜え」おっとりとして口数が少なくて。だからその言葉の裏にある本音を覗いてしまった。それだけ・・目は口ほどにものを言う。 [review] (みかりん) | [投票(9)] |
★4 | 淡々とした時の流れのような展開。小津監督のカットの特徴が気になりだした。 [review] (RED DANCER) | [投票(3)] |
★5 | 家族の朝の喧騒で映画は始まり、初夏の風が吹きぬける山あいの麦畑で終わる。簡潔なセリフで日常が積み上げられ、絶妙な映画的視線で日常が紡がれていく。静かだが永遠に続く大海の揺らぎのようなリズムの中、人は人と暮らし、人は人と別れる。 (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★5 | …凛々と鳴きながら 弾けて 飛んだけど 彼女は彼女でありますように [review] (kiona) | [投票(3)] |
★5 | 小津の中では『東京物語』と並ぶ完成度だろう。プロット構成や人物の深みの点でも画面のスペクタクルという点でも最も均整の取れた豊かな映画だ。 [review] (ゑぎ) | [投票(15)] |
★4 | 意味のあるセリフなぞほとんどないまま最後まで静かに映画の時間は進んでいく。なんだか贅沢。
(tomcot) | [投票(3)] |
★3 | オヅさん、ちょっと無理してないかい・・・。題材が女だからか、主演が女だからか。嫁に行くのは誰だって寂しいだろ。知ってるし。正直暇だった。 [review] (隼) | [投票] |
★4 | 欧米人が小津作品を見ると、あまりに食卓のシーンが多いので驚いちゃうそうだ。日本の食卓は一日二回の家長への愛情確認。そう考えると、「なんで欧米の映画には食卓シーン少ないの?」と却って思ってしまう。 (りかちゅ) | [投票(3)] |
★5 | 今見てもなお現代的主題をもった映画です。斬新なストーリー展開。「晩春」の逆バージョン。 (セント) | [投票] |
★4 | 20代後半の女性の本質的な部分のようなものがつつましく表現されていて、心に残った。年とともに経験を重ねてきた結果としての大人の感性と、いまだ失われていない少女的な感性との微妙なバランスが、彼女たちを輝かせているんだと思う。 (buzz) | [投票(5)] |
★4 | 登場人物が多くて豪華な割には地味な作品。でも麦飯は噛めば噛むほど味が出る?杉村春子母子がいい味を出してます。 (熱田海之) | [投票] |
★4 | 決して干されることのない手拭いがある。 [review] (muffler&silencer[消音装置]) | [投票(3)] |
★4 | 物語の進行に連れ徐々に人と人との関係やその人の背景がわかってくるのがよい。冒頭の海のカットがちゃんとラストの方で拾われているのもステキ。 [review] (tredair) | [投票(1)] |
★5 | 日本の古き良き家族の関係。映画全体に思いやりがあふれてる。
だから派手な事件がなくても、見た後とても幸せな気持ちになれました。
(TEte) | [投票] |
★4 | 品のいい東京人&東京の眺め。 (ボイス母) | [投票] |
★4 | 小津監督の中でもかなりの評価が高い映画ですが、
あと、何回も観て良さをもっと理解したい。
(ぱんな) | [投票] |
★5 | 構成完璧。役者完璧。小津作品の要素が全部詰まった名作。 (3WA.C) | [投票(1)] |
★5 | こんなになんにも起こらない話をこんなにすばらしい映画にしちまうんだから、信じられない。 (動物園のクマ) | [投票(2)] |
★5 | 原節子を使いこなすのは他の監督には不可能だ。 (_) | [投票(2)] |
★4 | 原節子がチャーミング。見終わったあと、ケーキが食べたくなった。 (おっとり) | [投票] |
★5 | 小津監督の作品の中で、何故か一番好きだなあ。 (立秋) | [投票] |