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けにろんさんの人気コメント: 更新順(141/142)

人気コメント投票者
★3八日目(1996/仏=ベルギー)これでも綺麗ごとすぎて本人や家族の実際の苦労の1万分の1しか描けてないと言われても、ダウン症の役をダウン症の役者に演らせたのは、知らんぷりするよか100万倍位偉いに決まってる。しかし、一方のサラリーマン男の設定が舌足らずでいかんのだ。緑雨, ebi, kazby[投票(3)]
★2ローラーボール(2002/日=独=米)70年代であるならば未だしも意味を持ちえた「反権力」を21世紀の映画に於いて何の工夫も無くトレースする錯誤感と肝心の「ローラーボール」のゲームがチマチマして局所的な描写に終始するのが救われない。トシ[投票(1)]
★4スラップ・ショット(1977/米)土壇場になれば人は地平を乗り越え得るのだ。お坊ちゃんプレーのこいつらが反則連発のヒールのスターとなる越境の「仕方」にある「納得性」が見る者を感銘させる。勿論、起爆剤としての「ハンセンブラザース」は最強キャラだったしね。ナム太郎[投票(1)]
★4パッション(1982/スイス=仏)80年代にしてもアナクロな階級闘争や言葉尻に終始する「光」等相変わらずの胡散臭さだが、ゴダール帰還に当時の欧州トップの2大女優をかませクタールと再結合適った本作はやはり感慨深い。端役に至るまでの「顔」とスイスの空気の透明感が感動的。tomcot, crossage, ギスジ[投票(3)]
★3ボーイズ・ライフ(1993/米)虐げられた少年の旅立ち物語なのにデ・ニーロバーキンが立ち過ぎて本来のストーリーを後方に追いやってしまった。とは言ってもデ・ニーロの役を選ばない何でも来いの姿勢には好感を持つ。るぱぱ, ユリノキマリ, mal[投票(3)]
★4自転車吐息(1990/日)閉塞状況から逃れ得なくば人は逃避し破壊し、さもなくば自壊する。自壊男に殉教する男が縋る「透明ランナー」は所詮幻影。妹が「ざけんじゃねえ」と街の喧噪に突き進むのが救い。青臭くてたまらん部分も多分にあるが後半、特に大晦日の彷徨以降は冴えまくる。tredair[投票(1)]
★3狂った野獣(1976/日)スピード』を遡ること20年、我が日本にも『狂った野獣』があった…と言いたかったのに…。和製キャラハンを気取った室田の無念のポーズには涙を禁じ得なかったが…。ぽんしゅう[投票(1)]
★1四月の魚 Poisson d'avril(1986/日)初期設定は『ねえ!キスしてよ』と同じで多分ワイルダーを意識してたんだろうが料理やファッションで誤魔化そうとする精神がさもしい。シチュエーション・コメディを手掛けるには100年早過ぎたマスかき連中の鼻紙。ぽんしゅう[投票(1)]
★3蜜月(1984/日)極私的な同時代性を共有できる観客は限られているであろうに、デートを重ねる2人が通る町並みのセレクションへの偏向的な執着。劇的なドラマのない私小説世界を丁寧に映画化しただけのもので想いは観客の上を空虚に通り抜けるだけ。づん[投票(1)]
★4ジョーズ(1975/米)警察署長の煩悶やシャークハンターの戦中懐古話等、申し訳程度にドラマが描かれてはいるが、矢張り鮫の予想外のデカさにつきたと思う。出ることがわかってて待ちかまえる観客をも殆ど仮死状態に至らしめるほどのショック度だった。poNchi[投票(1)]
★4陽のあたる教室(1995/米)デジタル時代にアナログ骨董品を見た気がした。ベトナムを第2次大戦に置き換えればこんな映画は何本もあったような気がする。そつが無さすぎるし時代推移の表現などまるっきり紙芝居だが、愚直な素直さに素直に好感を持った。れん, kazby[投票(2)]
★2ティン・カップ(1996/米)実力があるのに、それを出し切れない理由として「わがまま」っちゅうだけでは話にならんと思う。それじゃあ実力も無くひたすら我慢の人生を送る俺みたいな野郎は浮かぶ瀬もない。何から何まで甘ったれたクソ映画。たかやまひろふみ[投票(1)]
★4ビクター/ビクトリア(1982/英=米)全く期待せずに、こういうのを見たときに心底アメリカ映画は良いなあ…と思わせる…そういう作品。てらいが無く泥臭い笑いを振りまく一方でミュージカルの伝統というものを思わずにいられないセンスの良い振り付け。24[投票(1)]
★4僕らはみんな生きている(1993/日)これだけの大風呂敷を広げて最後まで馬脚を現さないというのは紛れもなく才能であると思う。国際社会に於ける日本や日本人論を巧みに避け男の友情話にもっていったのが正解であった。そして、その友情が見ててこっ恥ずかしくないのがいい。Curryrice[投票(1)]
★4スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃(2002/米)圧倒的な物量で繰り出される戦闘機械やクリーチャーの数々が素晴らしく特に終盤30分のバトルは圧倒的。しかし、所詮、解ってる結末に向かい整合性を付けるべく展開されるアナキンの変容が、どうにもヒネリなく深みが無いのが残念。死ぬまでシネマ, 鵜 白 舞, 立秋, ホッチkissほか7 名[投票(7)]
★3コラテラル・ダメージ(2002/米)狂人による殺人でないテロは双方向である点を比較的公平に描き、沸点に達した悲しみと怒りの矛先が徐々にずれて行く過程に無理が無く巧いと思う一方、お座成りな設定も多すぎる。コロンビア側の役者は皆良い。peacefullife, ダリア[投票(2)]
★1ユニバーサル・ソルジャー(1992/米)重装備で幕を開け肉弾戦に収斂してしまうのでは構成自体も悪いとは思うが、オーバーに言えば10年に1度の顔合わせを物に出来なかった格闘音痴のエメリッヒよりも、それを選んだセンス無き阿呆プロデューサー共に怒りの鉄拳は向けられるべきであろう。ペンクロフ, のこのこ, kiona[投票(3)]
★3メン・イン・ブラック2(2002/米)ウィル・スミスが引っ張る非日常が常態である序盤の異空間が素晴らしかったのに、ジョーンズが出て来て予定調和の自己回復が主眼となり、おざなりとしか言えない涙を見せられるに至ってはシラけ気分が極まった。トシ[投票(1)]
★3太陽の少年(1994/中国=香港)良く出来た年代記もので且つ少年時代の話というのは王道的売れ線要素だが、一方で余りに多くの作品があるので余程オリジナリティが無いと埋没する。年寄りと子供しかいない空虚な街という設定を活かしきれていない。町田[投票(1)]
★3はなればなれに(1964/仏)物語を語るのにてらいがあっては観客は白けるのだ。ゴダールはわざとゴッコの振りをし、若干のカリーナへの色気を交えておどけてみせるが正直醜悪である。ただ他の何本かの崩壊し切った代物よりは多少物語の態を成してはいる。ペペロンチーノ[投票(1)]