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★4 | ルース・エドガー(2019/米) | 青いロッカー。扉が開き、紙包みが入れられる。続いて校舎の沢山の窓。この出だしから、本作もドアと窓の映画であることが、強烈に印象付けられる [review] | 3819695 | [投票(1)] |
★5 | 桃色の店(1940/米) | やっぱりエルンスト・ルビッチこそ最高の映画監督かも知れない、という思いにつかれる。
[review] | jollyjoker, 袋のうさぎ, 動物園のクマ, のほか6 名 | [投票(6)] |
★5 | 在りし日の歌(2019/中国) | 高台からの風景がいい。開巻の、ため池を見渡せる土手の上。ラストの、大きな霊園を望む、小高い山の上の墓地。これらは、オープニングとエンディングで綺麗に呼応し、人物を客観視する俯瞰を生む。 [review] | 袋のうさぎ, セント | [投票(2)] |
★3 | 炎628(1985/露) | 埋められた銃を掘る少年二人のシーンから始まる。この冒頭から、寄り気味の正面カメラ目線、バストショットが多用される。主人公の少年はパルチザンに連れて行かれる。 [review] | Myrath | [投票(1)] |
★5 | アパッチ砦(1948/米) | ジョン・フォードの騎兵隊三部作の中で最高作。「お前達は豚だ」とヘンリー・フォンダが言い放つ部分にいたって涙があふれてしまった。なんという徹底したキャラクタリゼーションだ。 [review] | jollyjoker, 赤い戦車, スパルタのキツネ, ハム | [投票(4)] |
★5 | 駅馬車(1939/米) | ジョン・フォードは ジャンルとしての西部劇の完成を志向したのではなく、トーキー時代の新しい活劇のあり方を志向した。オフで(画面外で)使われる音響効果の素晴らしさ! [review] | jollyjoker, 袋のうさぎ, 3819695, りかちゅほか10 名 | [投票(10)] |
★4 | 砂塵(1939/米) | これもとてもよく出来た西部劇だ。全体にハル・モーアの撮影が素晴らしい。光の扱いが実に良く、小さな斜光や逆光を巧みに利用した驚きに満ちた画面が繰り出される。ジョージ・マーシャルも見直さなくては、という思いに駆られる。 [review] | jollyjoker, 3819695 | [投票(2)] |
★3 | ゼロ・ダーク・サーティ(2012/米) | 製作当時はそうでもなかったのだろうが、なかなか豪華多彩な出演者だ。まず、『永遠のジャンゴ』のレダ・カテブへの拷問で始まる、というのが意表をつく。 [review] | jollyjoker, けにろん, disjunctive | [投票(3)] |
★2 | 永遠の0(2013/日) | 三浦春馬は終盤に向かってどんどんオーバーアクトを強いられる。それはゼロ戦に乗る祖父・宮部久蔵と交錯するイメージショット、そのリアクション演技で極まる。 [review] | 3819695, jollyjoker | [投票(2)] |
★3 | 彼女がその名を知らない鳥たち(2017/日) | 蒼井優の家を訪れた百貨店の営業担当・松坂桃李が、泣きだした蒼井に唐突にキスをする、このシーンが本作で一番いいシーンと思った。松坂と蒼井の濡れ場もよく撮れている。蒼井の胸を松坂の手で隠す演出だって悪くない。 [review] | irodori, ぽんしゅう, jollyjoker, けにろんほか5 名 | [投票(5)] |
★5 | コンドル(1939/米) | これがジーン・アーサーじゃなくキャサリン・ヘップバーンやロザリンド・ラッセルだったら、もっと良かったのに...なんて無い物ねだりはやめよう。これだってホークスらしさの横溢した奇跡的な航空映画。 | jollyjoker | [投票(1)] |
★3 | GONIN(1995/日) | 空撮のタイトルイン。タイトルバックの音楽もいい。前半は小刻みなカッティングがとても計算されている。上手い。洗練を感じる。ヤクザの事務所も雰囲気がある。永島敏行の組長、鶴見辰吾の幹部、共にいい味を出している。 [review] | けにろん, disjunctive | [投票(2)] |
★3 | きょうのできごと(2003/日) | 原作既読。といっても、かなり昔に読んだので、毎度のことだが、ストーリは殆ど忘却の彼方にある。ただし、オープニングが高槻のサービスエリアの場面であることは、原作通りであるという記憶なのだが。 [review] | irodori | [投票(1)] |
★3 | 襲われた幌馬車(1956/米) | 本作もほゞ全編ロケーション撮影で、峡谷と渓流、岩山といった地形を活かして見応えのあるルックを創出する、デルマー・デイヴィスらしい、よくできた西部劇ではある。 [review] | ナム太郎, ぽんしゅう | [投票(2)] |
★4 | きみの鳥はうたえる(2018/日) | 冒頭近く、染谷将太と分かれて舗道に佇む柄本佑に、萩原聖人と石橋静河が出会う。別れ際に石橋が柄本の肘を触る。こゝから、唐突にカメラが屋内(店舗内)に入り、ウィンドウ越しに柄本を映すのだ。さらに、このカットの中で前進移動も入る。おゝと驚かされたが、これって、とても古い映画のようだと思う。 [review] | jollyjoker, 緑雨, 3819695, 水那岐ほか7 名 | [投票(7)] |
★3 | 夜も昼も(1946/米) | 云わずと知れたコール・ポーターの伝記映画。演ずるは、ケイリー・グラントで、矢張り想像通り、いつものグラントと全く変わらない、泰然自若としているが何を考えているのかよく分からない人物なのだ。多くの楽曲がヒットナンバーばかりなのは耳に楽しい。 [review] | 水那岐 | [投票(1)] |
★3 | 雲の上団五郎一座(1962/日) | 舞台のシーンは殆ど2台のマルチカメラで撮影されダイナミックなカッティング・イン・アクションを見せる。特にフランキー堺と森川信の勧進帳が見もの。二人の芸もだが、このカッティングにはしびれる。『バンド・ワゴン』の「ガール・ハント・バレエ」のカッティングを想起したぐらいだ。(ちょっと大げさ) [review] | tredair, ぽんしゅう | [投票(2)] |
★4 | リンカーン(2012/米) | 画面のスペクタクル、単純なフォトジェニックなら、前作『戦火の馬』に劣るが、会話シーンのオーソドックスな演出において、非常に見応えがある。ローキーの画面が多い。当時の光の再現なのだろう。閣僚会議の場面なんかも、かなり暗い。この暗さがいい。 [review] | 緑雨, jollyjoker | [投票(2)] |
★4 | 戦火の馬(2011/米) | イングランドのデヴォン州。仔馬の出産シーンから始まる。馬場柵から見る少年アルバート。生まれた仔馬が本作の主人公、鹿毛(かげ)の馬ジョーイ。四肢とも白いソックスを履いており(蹄の上が白い)、額には白い星(十字)の模様がある。
[review] | jollyjoker | [投票(1)] |
★3 | 野良猫ロック ワイルド・ジャンボ(1970/日) | 展開もいい加減だし演出も緩々だし、今見ると当時の風俗に負いすぎているとも思えるのだが、しかし各シーンはなかなかよく撮れています。とにかく一所懸命であること。そして映画を作る喜びが伝わってくること。
[review] | ぽんしゅう | [投票(1)] |