★5 | たとえば、母親が自転車で駅に向かうところから列車の到着までを綴るカメラワークと「蒸気」の画面。「井戸の家」初登場カットのカメラポジション。ここまで映画の純度を高める作業に傾注すれば寡作になるのは必然だ。エリセの唯一の欠点は「映画」を知りすぎていることだろう。すべての風景に心を引き裂かれる。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★3 | イサベルぅ。おいたが過ぎるよぅ。おぢさん本気で心配しちゃったじゃないかぁ。[Video] (Yasu) | [投票(1)] |
★4 | 薄々感づいている大事なことを、全身で知る瞬間の恍惚と不安のない混ざった気持ち。 (ジェリー) | [投票(3)] |
★5 | 「これから何度かお世話になります」と言いたくなる映画であり、この映画が退屈だと思ったら重症だと判断出来る自分の心のバロメータ映画でもある素晴らしい作品。 [review] (ジャイアント白田) | [投票(13)] |
★5 | 安易に使い古された言葉で、省略が抜群に巧い、などと云ってはいけないと自戒。アナのストッキングの色が変わるディゾルブで一日の経過を表現する作家の意識の中には省略という言葉は無いはずだ。そこには、これこそ必要十分なカットの構成である、という自信があるだけだ。これは映画のお手本である。世界一頭の良い演出である。最高。 (ゑぎ) | [投票(4)] |
★5 | 自分がイザベルぐらいの年に初めて見て以来、上の学校へあがるたび、大事に大事に見てきた映画です。 [review] (tomcot) | [投票(19)] |
★5 | フィルムのまわる音、ささやき、その全てが愛しく感じられる映画。ビクトル・エリセただものではない、巨匠ぶり。 (chokobo) | [投票(3)] |
★5 | 名画というものは無駄なシーンが無いということ、観る度に発見があるということをこの映画を観て改めて感じた。時間をおいて再びこの映画を観ることを考えるだけで幸せな気持ちになる。そういった感情を揺さぶられるまだ観ぬ名画を想像することも同じである。とにかく、この映画は僕にとって宝物であり、映画への可能性を信じさせてくれた作品です。 (Santa Monica) | [投票(1)] |
★5 | わたしが妖精だったころ。アナ・トレントは信じる力を与えてくれた。 [review] (ALPACA) | [投票(6)] |
★5 | ほんとは誰にも知らせずに、そっとしまっておきたい映画です。 (動物園のクマ) | [投票(3)] |
★5 | 『ミツバチのささやき』をめぐる私のささやき。 [review] (ナム太郎) | [投票(5)] |
★5 | 幼女という未だ性を獲得しない不確かさを生きるがために、イザベルとアナが放つ危うい死の香りがなんともエロティックであるという高度な矛盾。ふたりを見ていると死が本来の人間の世界であり、生はその長い沈黙のつかの間の戯れに思えてくる。 (ぽんしゅう) | [投票(7)] |
★4 | 小さい頃ってこんなだったかなって。 (ぱんな) | [投票(1)] |
★5 | 死ぬと言うこと、あるいは死なないと言うこと。大人と子供が見た死生観の違い。(コメントは長文ですが、完全に電波入ってます) [review] (甘崎庵) | [投票(7)] |
★5 | 日常と非日常は紙一重で、その一線を何の抵抗もなく乗り越えていく子供たち。 (buzz) | [投票(1)] |
★3 | 父と娘のラブロマンスに見えました(汚い大人だから) [review] (ボイス母) | [投票(1)] |
★5 | 目を見ひらいて耳をすませば、きっと彼だって気付いてくれる。いつかきっと私のもとにも真実「映画」がやって来る。はず。 [review] (tredair) | [投票(9)] |
★4 | 観客はそのあまりに痛ましい姿に驚き、思わず目を背けてしまいそうになる。 [review] (田原木) | [投票(6)] |
★5 | アナだけでも、イサベルだけでも成立しない映画。子供を描く映画は多いが、子供の持つ世界を描く映画で成功しているのって、あまりない。数少ない映画だと思う。 [review] (くたー) | [投票(12)] |
★5 | とても美しい映画。これを劇場で観れたことは至高の喜び。 (赤い戦車) | [投票] |
★5 | アナは生きている [review] (ペペロンチーノ) | [投票(8)] |
★3 | 作家の創意がここまで完全な形で結実した映画を観たことがない。すべてのカットの隅々にまで創意を感じる。「映像を演出する」とはこういうことなのだと思い知らされる。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |
★4 | 怖じることなくあらゆる対象を凝視するアナの大きな黒い瞳。その瞳にスクリーン越しに吸引される観客の視線というメタ構造の一方で映画内でスクリーンの『フランケンシュタイン』を晒すのは文字通りメタメタである。野暮ではなかろうか。 (けにろん) | [投票(1)] |
★5 | 「イサベル…なぜ 怪物はあの子を殺したの? なぜ 怪物も殺されたの?」…オイラの胸は張り裂け申した。
[review] (kiona) | [投票(9)] |