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[コメント] 蜘蛛巣城(1957/日)
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★4この名原作をどう処理するか?黒澤はシリアスではなく、(元来沙翁が心底で望んでいた、と私は思う)喜劇にしたかった様だ。その意味で、豪勇→小心=蛮勇→狂気とこなした三船は力演だ。ラストの矢のシーンと、砂塵から現れる巨大城のシーンに息を吞む。 (KEI)[投票(1)]
★4写実と様式。人の野心を描いた黒澤の野心作。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★4翻案家黒澤の功罪。 [review] (ぱーこ)[投票(1)]
★3焦燥感をも力強く表現してしまう三船敏郎のあり余る顔面力。 (G31)[投票]
★5作中に「むかしもいまもかわりなし」という歌が出てくる。黒澤明が現代のすべての「権力」へ放った矢。 [review] (Myrath)[投票(2)]
★3本物の矢だと、あんな顔にもなりますよ。70/100 (たろ)[投票]
★3良くも悪くも洗練されておらず、ある意味黒澤らしさがよく出た映画。ホラー仕立ての部分は、今観るとやや失笑気味だが、 [review] (緑雨)[投票(4)]
★4和製ホラーの最高傑作といっても過言ではない。山田五十鈴が怖すぎ。 (赤い戦車)[投票(1)]
★3中世の西洋には確実に存在した「魔」を日本の戦国時代に移植するに「能」で装飾してみた。それらしくは見えるが装飾は本質には遠い。バタ臭い和人黒澤の限界だろう。ラストは確かに傑作だが他はどうも…特に魔女はそりゃないだろうってな出来だ。 (けにろん)[投票(1)]
★4「死ぬかも…!」と思いながら演じたかも知れない三船敏郎さんが監督を恨む気持ちも分かるが、それを分かっていながらも三船に演じさせた黒澤明監督の気持ちもものすごい分かる。 [review] (づん)[投票]
★2鷲津(三船敏郎)の演技は演劇調の大芝居、その妻・浅茅(山田五十鈴)は能の如く静謐で精妙な演技。沸騰する怒鳴り声と、細く冷たく震える声。床をドカドカと踏む足音と、神経に触れる衣擦れの音。対照的な二人の対話を軸に据えた構成は面白いが…。 [review] (煽尼采)[投票(3)]
★4字幕出せるDVDに限らず映画館でも字幕デフォルトにしないとキツそう。この映画はホラー映画の風味もあるしその撮り方も巧い。シェイクスピア劇を自らのオリジナルに仕上げる力量も見事。 (Zfan)[投票]
★4静岡での撮影時、親戚のおじさんが足軽役のエキストラで出演しているらしいのですが、いまだにどの人だかわかりません。おじさんの存命中に確認したいと思っています。 (カレルレン)[投票]
★4どの場面も研ぎ澄まされていて抜群のキレ。脚本にもキレがある。奥さんもキレてるし。ただ老婆のシーンだけが安っぽくて説教臭くて退屈。 [review] (ドド)[投票(1)]
★3声が聞き取りずらくて、イライラしたせいで、結末に向けてのカタルシスに一役買いました。 (モノリス砥石)[投票]
★5登場人物のセリフが聞きとりづらいという欠点を、軽く補ってしまう程の魅力を持った映画。完璧な脚本の、これ以上は望めない映像化として、黒澤作品のベストオブベストに推したい。 (檸檬)[投票(1)]
★5羅生門』並みに好きかも。 [review] (TOMIMORI)[投票(1)]
★4砦のディティールに感涙。「本物の矢」のためにひたすら引き摺る展開。この作品の狙いはただ、ショックシーンを見せたいがために存在するのだ。 [review] (氷野晴郎)[投票]
★4信じるものは救われない。 (らーふる当番)[投票]
★4ワンカットの魔力。 [review] (荒馬大介)[投票(5)]
★5これは字幕付(DVD)で見た方が良いと思う。(05・11・01) [review] (山本美容室)[投票(4)]
★3きりはなつ くもの素性の 大向かで 想いまどひつ 雨にうたれむ [review] (町田)[投票(2)]
★3原作は面白いのだから、誰が作ったってそれなりのモノになるはずだ。2003.12.24 [review] (鵜 白 舞)[投票(1)]
★3ああよかった、台詞聴こえないの俺だけじゃなかったんだ。弓で+1、音声で−1でこの採点。 (さいもん)[投票]
★5三船敏郎ってやっぱり大した役者だと思った。あんな顔できる日本人いなくなっちゃった。 [review] (coma)[投票(2)]
★4戦国時代の雰囲気にあふれた映画。映画を観る楽しみの一つは、その映画の世界に没入できる、ということ。この点では文句なく成功している。 [review] (シーチキン)[投票(1)]
★3もっとテンポ早くても良かったと思う。山田五十鈴の狂演は確かに凄いが、逆に浮いているとも感じた。ラストの三船に☆3点。['03.8.21京都文化博物館] (直人)[投票(1)]
★4英雄の最後 [review] (ちわわ)[投票(3)]
★4偉大なシェイクスピアにガチンコで挑み、七転八倒した挙げ句に自分の色にねじ伏せる黒澤。その遠慮のなさが、画面から溢れ出て止まらない。三船が怒るのも尤もだ(笑)。そして、そんな二人が好きだ。 (chilidog)[投票(1)]
★4黒澤のホラー映画。 [review] (ころ阿弥)[投票(1)]
★4シェークスピアの原作とは思えないぐらいうまく戦国時代にマッチさせた演出である。迫力ある映像と三船の鋭い眼光が印象に残る。 (RED DANCER)[投票]
★3黒澤明は映画を知らない、なんて言ってみるテスト。 [review] ()[投票(1)]
★4人生は迷路。今も昔も人は皆、囚われの身なのかもしれない。 [review] (スパルタのキツネ)[投票(1)]
★5小島剛夕の劇画版を読んでから見ることをお薦め。 (PIXY)[投票]
★3何を喋っているのかわからないのに、どう評価すればいいのだろう? 画面の力は買うにしても、聞き取りづらさを狙ってやってるわけではないとしたら、完璧主義者な黒澤にしては、大失態をおかしたと思う。 (Linus)[投票(5)]
★4台詞が聞き取り辛いのもさることながら、マクベスを知らない私には、途中で観るのを止めようかとも思ったほど前半の展開は退屈で仕方がなかった。しかし、この映画は、最後の最後に宝物がある。ラストの壮絶なシーンだけで、一見の価値がある。 (Pino☆)[投票(2)]
★4芸術芸術芸術でがちがちになりながらも、それでも見せたかったこの呪いのような美しさ。 (tomcot)[投票]
★5あの恐怖に引き攣った顔は他映画では絶対お目にかかれまい・・・。 ()[投票]
★4幽玄たぁ、まさに、このこった。 (るぱぱ)[投票]
★3台詞が聞き取れないので字幕つけて欲しい。鬼気迫る演者たちとダイナミックな映像美は素晴らしい。 (CGETz)[投票]
★3三船敏郎の声が一番聞き取りやすかった。ってゆーか他の人が聞き取りにくすぎ。「〜〜〜〜〜〜です。〜〜〜〜〜〜〜であります。」ホントに字幕が欲しいです。 (ウェズレイ)[投票(1)]
★5とことん引いて冷徹に場面を見つめる演出。妖しくも幽玄な森の中、そしてそれを捉えたハイコントラストのモノクロ映像もまた良。ああ、ゾクゾクする。[新文芸坐] (Yasu)[投票(2)]
★3西洋の伝統的舞台劇を日本の古典芸能の手法でもって再構築した実験精神を買いたい。黒澤の過剰で大仰な演出は時代劇にこそ最も適したものであると思うし、三船の眼光の強さもまた戦国武将を演じさせたら敵なし。それだけに録音状態の悪さは惜しまれる。 (マッツァ)[投票(1)]
★2低い点数に気が引けるけど・・一応黒澤ファンですが [review] (草月)[投票(3)]
★5冒頭からラストまで完璧である。だがしかし、オレが三船なら黒澤にこう言うだろう。「殺す気か!」 [review] (ペンクロフ)[投票(17)]
★4ラストシーンが「本物」と聞いて驚愕した。ロケーションの広大さや人の多さなどにも圧倒されるし、山田五十鈴の一挙手一投足に震えあがった。それだけ力強く響くものがいくつもあっただけに、作品全体をきゅっと締める何かが一本足りないように思えるのが勿体無い。(02.07.30@伊丹ローズ) (movableinferno)[投票(1)]
★3個人的には台詞の聞きづらさ(英語字幕付を見たというせいもあるけど)よりも、不必要に長いシーンとか、時間経過の判りにくい演出の方が気に食わん。でも千秋実ラヴの身としては、扱いがイイので嬉しい限り。 (もしもし)[投票(1)]
★5鷲津にとり憑く森に住み人の心を惑わす妖しの者、城に住み着き鷲津を意のままに操る女郎蜘蛛、見てるコッチもとり憑かれました。 [review] (あき♪)[投票(3)]
★32人が馬に乗って森を走り抜けるところ(モノノケ前)が、不思議で速くてかっこよかったです。あとは「矢」。とにかく、みてよかった。 [review] (カフカのすあま)[投票]
★3弓矢がひゅひゅひゅ〜ん!! (ぱちーの)[投票]