★4 | 政治がミクロの現場で立ち現れる機制が、疾駆する低い頭身体を飲み込むような開闢地や父権を脅かす女児の成熟その他に翻案される。村人たちは黄疸の様な光膜に包まれた不感症の宇宙を往来し、その残光が眠れるオッサンの脱毛症に冒された額に照り返る。
(disjunctive) | [投票(1)] |
★5 | 30年ぶりの鑑賞でイサべルに心を奪われる。 [review] (さず) | [投票(5)] |
★4 | 映画の中入ってアナちゃん持ち帰りたーーい。ガオーーー!! (モノリス砥石) | [投票] |
★3 | この監督は、テクニックというか映像表現が抜群に上手い。特に本作は神可愛いアナ役を得て、力が入った。子供の心象、心の動きが見事に表現されている。が、それでどうなった、という物語が無い。 [review] (KEI) | [投票] |
★5 | 子どもの目を通した表現は「どんな大人になりたいか」ということだと思う。偏見を持たず、弱者を忘れず、意地悪をせず、信じることができる大人に、わたしもなりたい。 [review] (jollyjoker) | [投票(2)] |
★2 | 自分には合わなかったのか。感想としてはだから何、といった感じ。 (nicodemus) | [投票] |
★4 | 怖じることなくあらゆる対象を凝視するアナの大きな黒い瞳。その瞳にスクリーン越しに吸引される観客の視線というメタ構造の一方で映画内でスクリーンの『フランケンシュタイン』を晒すのは文字通りメタメタである。野暮ではなかろうか。 (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | 作家の創意がここまで完全な形で結実した映画を観たことがない。すべてのカットの隅々にまで創意を感じる。「映像を演出する」とはこういうことなのだと思い知らされる。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |
★4 | 美に対する意識として凄まじい高い次元で成立していて言葉を失うが・・・・『フランケンシュタイン』はそれ1本で屹立する厳しい映画だがそれに対抗し得る部分がある。 [review] (t3b) | [投票(1)] |
★3 | 映像はいやでもない、『フランケンシュタイン』を使った話も好きだ。ただ「ミツバチ」ってのは説教臭いね。 (PaperDoll) | [投票] |
★5 | 映画内映画としての『フランケンシュタイン』という構造。人造人間、機械仕掛けの奇蹟。現実の生命と、うたかたの幻影の曖昧な境界――。それはまさに、映画の事。息苦しいほどの、映画美の結晶体。光と影で構築された蜂の巣に閉じ込められる観客。 [review] (煽尼采) | [投票(2)] |
★5 | たとえば、母親が自転車で駅に向かうところから列車の到着までを綴るカメラワークと「蒸気」の画面。「井戸の家」初登場カットのカメラポジション。ここまで映画の純度を高める作業に傾注すれば寡作になるのは必然だ。エリセの唯一の欠点は「映画」を知りすぎていることだろう。すべての風景に心を引き裂かれる。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★5 | とても美しい映画。これを劇場で観れたことは至高の喜び。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | スペインの荒涼たる大地 吹きわたる風 時間の止まったような村 人気のない屋敷の暗闇 いろんな事が怖かった。でも一番怖かったのは空想と現実が交差する少女の心 無垢な純粋さが何より怖い。 (ルクレ) | [投票] |
★5 | アナは生きている [review] (ペペロンチーノ) | [投票(8)] |
★4 | 昆虫学者の細密と正確さをもってエリセは家族をスケッチする。心の朽ちた大人達、そして毒キノコや怪物や精霊と平気で同居している子供達。見掛けよりもずっと剛毅な映画と思う。 (淑) | [投票(4)] |
★3 | 説明に類するものが一切なく、時に神秘に見えるほど幻想的で、いろんなものが暗示的に込められている様にも思えるが、一方で実に現実的な映画じゃないだろうかとも思えた。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] |
★2 | 純粋な瞳とフランケンシュタインは分かる。でも正直この映画が何を伝えたいのかがよくわからん。 (NAO) | [投票] |
★5 | 名画というものは無駄なシーンが無いということ、観る度に発見があるということをこの映画を観て改めて感じた。時間をおいて再びこの映画を観ることを考えるだけで幸せな気持ちになる。そういった感情を揺さぶられるまだ観ぬ名画を想像することも同じである。とにかく、この映画は僕にとって宝物であり、映画への可能性を信じさせてくれた作品です。 (Santa Monica) | [投票(1)] |
★2 | このガキかわいいんだろうか。よくわかりませんでした。すみません、ビデオ鑑賞なもんで。 (ハム) | [投票] |
★4 | 観客はそのあまりに痛ましい姿に驚き、思わず目を背けてしまいそうになる。 [review] (田原木) | [投票(6)] |
★4 | 何というか、炉辺で美しい絵本を読んでいるような気分でした。繰り返し何度も観たくなる、心が癒される名作。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★2 | 大学の授業で観た。全く意味が分からなかった。最終レポートであった感想文が書けなかった。しかし大学で課題になるぐらいだから、きっといい映画なのだろう。 (パスタ) | [投票] |
★5 | 目を見ひらいて耳をすませば、きっと彼だって気付いてくれる。いつかきっと私のもとにも真実「映画」がやって来る。はず。 [review] (tredair) | [投票(9)] |
★5 | 幼い官能の目覚めは異性の身体だけに向かうものにあらず。 (_) | [投票] |
★5 | 『ミツバチのささやき』をめぐる私のささやき。 [review] (ナム太郎) | [投票(5)] |
★3 | 内戦下の村を背景としたスペイン史であり、映し出されるフレームはことごとく絵画であり、生と死を静謐に描いた哲学であり、フランケンシュタインをベースにした寓話であり、アナという純なる存在を描いた一編の詩でもある。だからこそ、映画のエモーショナルな側面を渇望する私には、敷居が高くもある。 (グラント・リー・バッファロー) | [投票(1)] |
★3 | 冷んやりと生温かいラストの不思議な味わい。 (もーちゃん) | [投票] |
★5 | まだ4点ですが、いずれ5点になります。 (コマネチ) | [投票(1)] |
★3 | 「私はアナ」、しかし怪物は名乗る名さえ持たぬ。 [review] (ペンクロフ) | [投票(7)] |
★5 | 幼女という未だ性を獲得しない不確かさを生きるがために、イザベルとアナが放つ危うい死の香りがなんともエロティックであるという高度な矛盾。ふたりを見ていると死が本来の人間の世界であり、生はその長い沈黙のつかの間の戯れに思えてくる。 (ぽんしゅう) | [投票(7)] |
★5 | 死ぬと言うこと、あるいは死なないと言うこと。大人と子供が見た死生観の違い。(コメントは長文ですが、完全に電波入ってます) [review] (甘崎庵) | [投票(7)] |
★4 | 当時、劇場で見て心洗われた時の自分を忘れずにいたい(いつも思い出す必要もないけど、完全に忘れてしまわないことは重要)。 (ロープブレーク) | [投票(1)] |
★5 | 実景を捉えながらもそれがどこかしら、少女達の心象風景にも感じられたところに本作の妙味を感じました。地平線、大地といった大きなものに対して小さな少女を配した構図もよく、特にどこまでも伸びていく線路に少女の果てしない想像力の象徴を見たような気がしました。 (kawa) | [投票(4)] |
★4 | この映画を覆う薄暗さは、独裁政権下の窒息しそうな空気を象徴しているのだろうか。
少女の澄んだ目の輝きも、いずれは失われて、自分の親たちのように生きていくのかい?って、ガラス箱に閉じ込められた働き蜂たちが嘆いてる。 [review] (kazby) | [投票(1)] |
★4 | なんとも不思議で、神秘的で、残酷で。。
さらっと見ないで時間をかけて理解していく世界。
こんなに息をのんでみた映画は久しぶりかもしれない。 (空) | [投票] |
★3 | 「ドン・ホセ」のシーンが印象的。フランケンシュタインだってドン・ホセだって人がどうにでも創造出来る。子供の視点なら尚更。 (らーふる当番) | [投票] |
★2 | 現在「もう一回見直してやる」ランキング1位の映画。よく分かんなかったって感想だけじゃ悔しすぎるくらいきれいなコメントがならんでるし、、、 (ミッチェル) | [投票] |
★5 | 子どもの頃、今よりずっと「死」が近かったことを思い出す。 [review] (イライザー7) | [投票(7)] |
★5 | 語るほどに陳腐になってしまうものがありますが、少女の多感さもそのひとつでしょう。理屈で透徹できないものがあっても良いんだと思います。 (Medusa) | [投票(1)] |
★3 | これに限らず、生身の子役に大人の考える子供像を演じさせて、純粋な子供の視線だと讃えるのにはどうも違和感を拭えない。まして本作の主人公は、現実と虚構をまだ厳密に区別できない年齢の子供として描かれているのだから…… (OK) | [投票(1)] |
★4 | 2つのハードル。誰と見るか。(長くてすみません)→ [review] (ぱーこ) | [投票(19)] |
★4 | オレが感じたのは・・・アナの、理解しようとする脳と、感じようとする心からの、悲鳴・・・・を通しての人間のもつ強さでした。 ・・・でもそんな理解は所詮は無意味なもの。 だからオレに言える事は「アナ、死ぬほど可愛いーー!!」 (黒犬) | [投票(2)] |
★3 | 美しい映画だと思います。フランコ政権への詩的な抵抗は感じました(毒キノコふみつけ、ドン・ホセの人体教育「目がないと見えませんね」)が、「こども=イノセントの視点」が優勢すぎたかな、と思います。 [review] (カフカのすあま) | [投票(1)] |
★2 | 平均点の高い映画だとしても、自分が好きではないと思っていれば、比較的低い点数を付けるのに何の躊躇いも感じないのだけれど、この映画ほど低い点数を付けるのに躊躇った映画はありません。恥ずかしい話ですが、自分が生まれる前の映画についてあまり理解出来た試しがありません。 (づん) | [投票(1)] |
★5 | 目で聴いて、耳で観る…そんな不思議な感覚の残る作品 [review] (のぶれば) | [投票(6)] |
★3 | 正直な気持ち。 [review] (フランチェスコ) | [投票(6)] |
★5 | 安易に使い古された言葉で、省略が抜群に巧い、などと云ってはいけないと自戒。アナのストッキングの色が変わるディゾルブで一日の経過を表現する作家の意識の中には省略という言葉は無いはずだ。そこには、これこそ必要十分なカットの構成である、という自信があるだけだ。これは映画のお手本である。世界一頭の良い演出である。最高。 (ゑぎ) | [投票(4)] |
★4 | 子供の頃ってあんな感じじゃなかった?え?違う?残酷ですよ、子供も大人も。 [review] (peaceful*evening) | [投票(6)] |
★0 | そうだよね イザベラ そうだよね アナ [review] (starchild) | [投票(1)] |