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shionoさんの人気コメント: 投票数順(4/11)

人気コメント投票者
★3マイ・ブラザー(2009/米)今も昔も前線に立つのは中低所得の市民であり、決して豊かではない基地の町の生活描写はよいとは思うが、なにもここまであの映画に似せなくてもいいじゃないか。終盤でテーマが転換してしまうのも拙い。 [review]サイモン64, 緑雨, disjunctive, 3819695[投票(4)]
★5プレシャス(2009/米)10年に1本のレベルとまでは言わないが、年度を代表する傑作というに吝かでない。キャストの充実も含め、フィルムに焼き付けられた作り手の熱気が、作品の質として昇華された幸福な映画である。 [review]緑雨, けにろん, ぽんしゅう, サイモン64[投票(4)]
★4シャーロック・ホームズ(2009/米)出ずっぱりで喋り通しのダウニーJrの冒険独白劇。正面クローズアップで観客にプレゼンする新たなヒーロー像に好感触だ。 [review]死ぬまでシネマ, Orpheus, セント, けにろん[投票(4)]
★1時をかける少女(2010/日)何度も席を立ちたくなった。懐古趣味に遊ばず、プロダクションデザイン主体で74年を描く方針は支持するが、幼稚な脚本は救えない。映画青年が出てくる映画は駄作だ、とつくづく思った。 [review]IN4MATION, サイモン64, tkcrows, 水那岐[投票(4)]
★4抱擁のかけら(2009/スペイン)単純な再起の話を捻りに捻って装飾し、ひとまず見られるものになっている。それも役者ありきで、映画ビジネスの核であるルイス・オマール、ブランカ・ポルティーリョ、タマル・ノバスのファミリーが殊によい。 [review]赤い戦車, ぽんしゅう, 3819695, 緑雨[投票(4)]
★4越前竹人形(1963/日)題材に入れ込まない簡素な娯楽映画に仕立てたのがよい。終盤のホラー演出も好み。 [review]irodori, けにろん, 3819695, りかちゅ[投票(4)]
★2ラブリーボーン(2010/米)こういうグラフィックを見てしまうと、文学がもたらしてくれる想像力の豊かさを思い知る。文章には映像喚起力があるが映画にはない。ビジュアルを具象として提示するのが映画の宿命だからだ。 [review]Orpheus, 煽尼采, セント, 3819695[投票(4)]
★3ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(2009/スウェーデン=デンマーク=独)原作ファンを裏切らない作りだが、それを凌駕する挑戦がない。キャストは老け、語り口は地味。小説のケレン味ある娯楽性が、中庸のダイジェストになってしまった。 [review]Orpheus, IN4MATION, mal, リア[投票(4)]
★4サブウェイ123 激突(2009/米)「デジャ・ヴ」に続きデンゼル・ワシントンは指揮所詰めだが、今回は視覚ではなく会話術を駆使することになる。ビッグマウスを演らせたら文句なしのトラボルタが相手だからつまらないわけがない。 [review]ゑぎ, けにろん, 青山実花, 3819695[投票(4)]
★4大地の子守歌(1976/日)説明過多な脚本を内部から食い破る原田美枝子のエロスが凄い。眩い肉体にケダモノの精神を宿したヒロインを偏重した故、ストーリーに一貫性を欠くが、映画の面白さはそうした表層だけでは語れないとつくづく思う。 [review]3819695, 寒山拾得, ぽんしゅう, けにろん[投票(4)]
★4大統領の陰謀(1976/米)座り芝居で電話取材のレッドフォードのセクシーなこと。肉声肉筆と相まって、頭と体を駆使したスポーティーな仕草は、長回しでずっと見ていても魅了される。史実から時を置かずしての映画化だが、スパイス的なユーモア感覚も忘れない柔らかい肌触りも感じられる。ぽんしゅう, ナム太郎, けにろん, ジェリー[投票(4)]
★4イーグル・アイ(2008/米)例によってこの映画の冒頭にもイスラム系武装組織が登場するが、ここで私がシーア派であることは白状すべきだろう。むろん、ラブーフのほうだが。 [review]Orpheus, カルヤ, プロキオン14, けにろん[投票(4)]
★4トウキョウソナタ(2008/日=オランダ=香港)序盤、炊き出しに並ぶ、職安に並ぶ人の列。私たちはそこに、実体験ではなく映画体験としての「終戦直後」を見出す。密航船と孤児で幕を開けた『サッド ヴァケイション』と同じように。 [review]緑雨, ぽんしゅう, おーい粗茶, けにろん[投票(4)]
★5プライベート・ライアン(1998/米)あえて戦争映画という枠組みを除外して、任務を遂行するチームの物語としてみてみると、トム・ハンクスを中心としたキャラクター造形がいかに傑出しているかがわかる。 [review]ぽんしゅう, 3819695, Lostie, けにろん[投票(4)]
★3アメリカン・ギャングスター(2007/米)アクションを抑えて人間関係で見せていく気概は買うし、終始退屈しない絵作りで満腹感もあるが、広げた枝葉を丹念に紡いでいく丁寧さに欠ける。 [review]KEI, まー, けにろん, ハム[投票(4)]
★528週後...(2007/英=スペイン)徹頭徹尾スリリングなアクション・ホラーにアドレナリン出っ放し。主要人物のヒロイックなキャラクターの、その感情の激しさに比例する壮絶な暴力描写に心がかき乱される。サバイバルアドベンチャーとして見ると距離的スケールの点でコンパクトであるが、随所に演出の工夫が施されていてテンションが減速しない。 [review]おーい粗茶, JKF, , けにろん[投票(4)]
★3カポーティ(2006/米=カナダ)凡作でがっかり。カポーティのキャラ造形は、取材・執筆の過程を積み上げるのではなく、担当刑事、社交界と友人、殺人犯ペリーの三点における人的交流をなぞっただけで線が薄い。あの奇妙な声でセレブ関係のトリビアを話せば面白いに決まっている。演技派俳優が伝記作品に挑むときにしばしばみられる、趣味的で取り留めのない映画になってしまった。おーい粗茶, ヒエロ, 緑雨, Madoka[投票(4)]
★4カイロの紫のバラ(1985/米)キャラクターが文字通りに一人歩きする瞬間はかなり驚いた。それをまた具体的な事件として展開させるのもいかにもアメリカ映画らしい。 [review]牛乳瓶, ロープブレーク, りかちゅ, ぽんしゅう[投票(4)]
★4陽のあたる場所(1951/米)主人公にやきもきさせられた前半が、後半で一転、極上のサスペンスに。この作品の本領をミステリとして見ると、今でも十分に新鮮だ。 [review]3819695, ジェリー, りかちゅ, ぽんしゅう[投票(4)]
★4或る殺人(1959/米)社会的正義はどこにあるのか?というデカイ話じゃないところがいい。 [review]3819695, 甘崎庵, ジェリー, ゑぎ[投票(4)]