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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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あの夏、いちばん静かな海。(1991/日)************

★3決して悪い話ではないし無駄な説明を一切排しているのも好感だが、素人臭さの残る演出やメリハリのない展開には不満が残る。どこかのイメージビデオのようなラストも頂けない。[Video] (Yasu)[投票(1)]
★4誰も作らなかった。どこにもなかった。抒情的でひたぶるに暖かいサーフィンにまつわる友愛の風物詩。透徹した観察力と、肩に力を入れない運動神経の掛け算が生んだ宝石のような作品で、主役が喋らないということで映像の雄弁性が二倍にも三倍にも増している。 (ジェリー)[投票(2)]
★4凄く普通の話の中心人物から声を取り払い、静かな男女の話を“一番”静かに丹念に描いた、総天然色一のサイレント映画。典型である「手話」に帰依しないで作品を完成する精神、コペルニクス的コロンブスの卵型発想を矢継ぎ早に出して社会を逆説的に描く北野武監督は凄い。 [review] (ジャイアント白田)[投票(2)]
★5連帯というか、同じ時を共有する者たちのストレートな心情がよく出ています。それは優しさというか、もっと軽いユーモアにしちゃってますが、、、、 (セント)[投票(3)]
★4ふたりのつつましさが胸をうつ。 [review] (tomcot)[投票(2)]
★5タイトルの「静かな」という意味が普遍的ですよね。 [review] (chokobo)[投票(3)]
★4やっぱり、真正面から捉えた海が印象に残ってる。 (pinkblue)[投票]
★4歩く。走る。いっしょに歩く。じっと彼と海を見る。石を投げる。服をたたむ。素晴らしく普通な二人の恋愛映画。 [review] (ALPACA)[投票(12)]
★4水平線と長い塀の映画。 (動物園のクマ)[投票(1)]
★5台詞、音楽、そして芝居。長年映画に必要とされてきたそれらのものを最小限に抑えながらもこれ程の傑作を生み出した北野武。それは当時の映画界への殴り込みであった。そう、あの夏のいちばん静かな、けれども断固支持したくなる映画。 (ナム太郎)[投票(1)]
★3この手を使われたんじゃ、しょうがないですなぁ。ちょっとズルイ気もするけど・・。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4行動理念を極限まで単純化、或いは純化して、それに向かって人を歩ませる、又戻らせる、その反復を一切省略せず入念に、強調して描く。たけしがその初期に於いて追求・徹底した美学は、そのまま当時の、いや今でも、世界の凡ての映画の、目指すべき指針である。 [review] (町田)[投票(3)]
★4役者に絶叫させようとする監督さんは、寡黙であっても情熱が伝わるということも認識した方がいいと思う。 (TOMIMORI)[投票(1)]
★2最悪なのはこの監督は障害についてまったくどういうことか理解してないってことだこの偽善者め。 [review] (G31)[投票]
★5さらっと撮ってさらっと繋いだような作風は、淡白で見せ場がないようでいて、実は全編クライマックスと言っていいほど心地良い緊迫感を持続させる。その後も無言の男女を度々描いている北野武だが、本作の透明な美しさを超えることはできないだろう。 (太陽と戦慄)[投票(4)]
★4退屈そうに思えるが引き込まれる。北野武独特のリズム感が心地よい。 (赤い戦車)[投票]
★5聾唖者物で、手話や字幕の無い映画が他にあったら教えてほしい。 (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★5ボードもって歩いてるとこだけで満足。 (stereotype)[投票]
★4先週、久々に観てからというもの、何だか心がざわめいて落ち着かない。この映画からは「自由」を感じる。人間という生き物が持つ本質的な「自由」。耳が「不自由」な二人が描かれているというのに。 [review] (緑雨)[投票(2)]
★4フィックスと歩行の移動のみで構成された反復のリズムが心地いい。サイレント基調なこともあり一種絶対映画の域に迫れそうだが、照れ屋のたけしは崇高化寸前でギャグのジャブをかまして外す。悪い奴は1人も出てこないが押しつけがましい善意も皆無だ。 (けにろん)[投票(2)]
★3不器用な恋愛の主題、ゴミ収集業の背景及び全編にわたるカウリスマキ・タッチでもって、『パラダイスの夕暮れ』(1986)のモロパクリにしか見えないが問題ないのだろうか。それを除けばいい作品だが除いて観るのは難しい。 [review] (寒山拾得)[投票]