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[コメント] ドッグヴィル(2003/デンマーク=スウェーデン=仏=ノルウェー=オランダ=フィンランド=独=伊=日=米)
- 点数順 (1/2) -

★5舞台劇のような形式だけど、舞台から一定の距離を保つ客席からでなく、舞台の中で動き回るカメラを通して見る事で、その形式=約束事の奇妙さが覗けて見えるのがミソ。 [review] (煽尼采)[投票(6)]
★5手法に対する疑念は終盤を見るに及んで氷解した。ラストから逆算構築された物語は寓意の鎧を纏わねば相当にいかがわしい。価値観の錯綜する現代に敢えて「断罪」を提示したトリアーを多少の躊躇を持ちつつも支持。キッドマンの美も神話性を担保した。 (けにろん)[投票(5)]
★5あー退屈かも・・と思って見たら、めちゃくちゃ面白かった!。演技ってなんだろう、って考えちゃうぐらい、個々の役者の感情が赤裸々で、それが壁のない空間で透けて見えちゃうことが、ひとつの演出なんだなー、と感心した。見る物を悪へとつれてゆく手並みが鮮やか。しかし命を削って撮ってるね、トリアーは。 (エピキュリアン)[投票(3)]
★5人間の汚さを見た。これが人間か、情けない。あ、自分も同類か。 [review] (deenity)[投票(2)]
★5たっぷり楽しみました。これって、旧約の「ソドムとゴモラ」の町に似てる。あのどこからも透け透けの町並みも神の俯瞰とみると良く理解できる。人間の業の悪徳をラストのクレジットに挿入し、現代論をぶっている。ニコール自体を神に見立てていると見た。面白い。映像もよし。 (セント)[投票(2)]
★5なんとコメントしてよいか、ホントよくわからない。でもまちがいなく衝撃的。この先ずっと記憶に残りそうな映像、そしていつまでも考えこんでしまうラスト。この監督にすばらしい才能とパワーがあるのは、間違いないと思う。 (スープ)[投票(1)]
★5ある意味、禁じ手。『メメント』の逆回しと同じで(いっぱい模倣されたが)、あの舞台装置は、一度だけしか通用しない手法。恐れ入りました。 [review] (プロキオン14)[投票(1)]
★5この映画は観る必要がない。画がなくてもいいのかもしれない。もちろんいい意味で! [review] (IN4MATION)[投票]
★5人間の奥深くに潜む卑しさを浮き彫りにしている。けど、ああいう卑しさって考えてみると日常でカタチを変えてよく見られませんか? ソドムやゴモラを思い浮かべ、鑑賞中、吐き気を催した。 (Luna-Hiroaki)[投票]
★5その手法はさながら、寺山修司の市外劇「人力飛行船ソロモン」の1パート「1平方メートル1時間国家」のようである。このプリミティブな手法こそ、人の壁を取り除いた・・・人の純粋であるが故におぞましい姿を映し出すにふさわしい。 [review] (新町 華終)[投票]
★5自分もドックヴィルの住人になっていたかもしれない・・・ (ユウジ)[投票]
★5この舞台のような設定で役を演じるなら役者冥利に尽きるかもしれませんね。 シンプルだから余計に役者の存在感が光ってた。 この作品については色々と感じたけど他の方たちのレビューを拝見して、もう僕から言う事はないな…。 しかしラース・フォン・トリアーの映画ってどれも痛すぎ! なんか傷口に塩を擦りこまれている感じです。 (ベルガル)[投票]
★5恐怖症で飛行機に絶対乗らないデンマーク人と、外国に行ってもTシャツ短パンで何にでもケチャップを要求するアメリカ人。この二つが対立しても決して結論は出ない。独裁者がいる国もまた同じ。 [review] (MM)[投票]
★5すみません、しびれました。 (Curryrice)[投票]
★4社会学的実験映画。 [review] (新人王赤星)[投票(19)]
★4冒頭から蓄積され続ける嫌悪感、そして訪れるカタルシス。 [review] ()[投票(15)]
★4後半は人間ドラマから別の次元に突き抜ける。視点がどんどんマクロになっていく収束に圧倒される。 [review] (ざいあす)[投票(10)]
★4グレースも観客も断罪カタルシスを感じた時点で、み〜んな全敗。でもごめんなさい。こんな罰当たりな映画ばかり、正しいと思ってしまうのです。(更にちょっと加筆) [review] (DSCH)[投票(5)]
★4綺羅星の如き悪意。糞にも劣る誠意。村民の手から口から零れ落ちる虚栄の器。落ちたから壊れたのか。壊れたから堕ちたのか。 [review] (Lostie)[投票(4)]
★4「正義」なるものも外側からみれば「制裁」。その胡散臭さを目の当たりにできる、ということでは有用。 [review] (くたー)[投票(4)]
★4「秘密」を大胆に描いたサスペンス。 [review] (スパルタのキツネ)[投票(2)]
★4今回も、とても普遍的な人間の嫌な部分をしつこく見せられた気がする。しかし後味は悪くない。それは同監督の前作(とこの作は陰陽の関係にある気も)と異なり、主人公が自己完結しないある判断を明確に示したからだろう。つまり、→ [review] (ツベルクリン)[投票(2)]
★4これは反則でしょ!けれど映画として成立しているのがご立派! [review] (代参の男)[投票(1)]
★4「良識的」な大資本系列映画の見せる一般市民層への性善説的好意のような意識が、まるっきり感じられないから好きだ。この監督、豪腕。何回でも見たくなる。 [review] (ジェリー)[投票(1)]
★4人間の弱さ、残酷さが独特の世界観で描き出されて、中盤から後半はラース・フォン・トリアー監督の真骨頂という感じではないでしょうか・・・ (なかちょ)[投票(1)]
★4ラース・フォン・トリアーはなんかに復讐してるんだろうか。 (kenichi)[投票(1)]
★4前衛と呼ぶには余りにもレトロな手法で撮られた、今更といえば今更の、「自由の国の物語」。ドグマ95の手法を捨て置いてまで「今、俺が撮らねばならない」と、そう思えるトリアーの傲慢さは、俺は、愛すべき傲慢さだと思う。次のも、ちゃんと観てやるよ、トリアー。 (町田)[投票(1)]
★4もしも章立てになってなかったら、かなり拷問だっただろうなぁ。 [review] (ガリガリ博士)[投票(1)]
★4まず、二コール・キッドマンは相変わらずきれいだと確認。内容ですが、きだみのるによる一連のムラ社会エッセーを思い出して、やはりこのムラはアメリカ社会なのでは?と思わざるを得ませんでした。 [review] (ポッポ)[投票(1)]
★4何の前知識もなく、『ペーパーボーイ 真夏の引力』で見たニコール・キッドマンがあまりに凄かったもんで本作を手に取りました。そしたらこれも凄かった。 [review] (jollyjoker)[投票]
★4このどうにも退屈しそうな形式で3時間持たせる力量は流石。ほんとネガティブだなこの監督。 (赤い戦車)[投票]
★4慈悲を知らない・理解できない人々の呪われし物話。まあ人間こんなものだと思う。生まれた事自体、因果というか宿命というか。この監督は出家して全国を行脚して欲しい。誰も話聞かないと思うけど。お布施したい。 (Ryu-Zen)[投票]
★4相変わらずこれ見よがしな奇矯さの捏造が嫌らしい映画だが、しかしこれは良く出来てる。例えばパトリシア・クラークソンにまつわる「涙を抑えなければ..」という伏線だとか。そしてこの映画はニコール・キッドマンの圧倒的な女優映画。彼女の存在の納得性とジョン・ハートの心地よい声質がこの映画を支えている。 (ゑぎ)[投票]
★4人間の汚い部分を正面から描くラース・フォン・トリアーにしか作れない作品。(2004.02.22.) [review] (Keita)[投票]
★4ラストがああならなかったら、ちゃぶ台ひっくり返してたと思う。そして大○漢方胃腸薬を・・ [review] (きわ)[投票]
★4これを映画でやる必要があるのかなあ、一発芸だよなあ、なんて事を思いながら観始めたけれど、ちゃんと納得した。彼が一番言いたいのには、どれも有効な手段だったのだろうし。実際とても分かりやすく、面白い体験(実験)だった。分かりやすいというのが重要。 (m)[投票]
★4何かある意味「ライブドア」と「楽天」の新規参入に揺れた2004年のプロ野球界みたいだなぁ、と。ご丁寧なナレーションとエピソードに区切りを入れてくれたお陰で、世の中知らない高校生でも大まかには理解できました。 [review] (JKF)[投票]
★4映画としては最高に面白い、でもやっぱりこのお話には馴染めない。だって、こちとらいくら資本主義にどっぷりとは言え、全然プロテスタントの感覚じゃないからなあ。 [review] (ぐるぐる)[投票]
★4演劇を映画でやっても仕方ないし寒いよ、と思って観たけどこれはまぎれもない「映画」でした。 (ガラマサどん)[投票]
★3「箱庭」で祝う独立記念日。(注意、レビューは冒頭からラストに言及、また『鬼が来た!』のネタバレ要素もあり。) [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(8)]
★3監督の意図かどうかわからないけど、私にとってこの演出方法は、常に舞台装置であることを意識させてくれ、RPGでもやっているようにわりと冷静に観られた。監督、次は日本の「嫁いびり」でも撮ってみますか? [review] (おーい粗茶)[投票(2)]
★3いちばん傲慢なのは監督でしょ。 (picolax)[投票(2)]
★3ちょっと痛快すぎる。 [review] (neo_logic)[投票(1)]
★3人間が神の視点に近づくことの危うさが本作から透けて見える。キリストは自分を磔にした人々を自ら断罪したか? ラース・フォン・トリアーにその資格はあるのか? [シネマライズ2F/SRD] (Yasu)[投票(1)]
★3こんなん舞台でやりゃいいじゃん、と思いながら観始めたが、最初は違和感のあったあのセットが観てるうちにだんだん馴染んできて本当の街の様子とイメージが重なっていくから面白い。 [review] (緑雨)[投票(1)]
★3この監督はただ者じゃない、ということを『ドッグヴィルの告白』を見て確信した。 ただ者じゃない=変態と言い換えることも可。 娼婦性と処女性を併せ持つ女性像を演じて、ニコール・キッドマンは非常に魅力的。 [review] (トシ)[投票(1)]
★3すごく不快に思ったそのわけは、 [review] (tomcot)[投票(1)]
★3期待していたモノと全く違うモノだったので、興味が大分削がれたが、何とか最後まで見ることが出来た。10年に一度くらいはこんな映画を見るのもいいかもしれないという意味で3点 (考古黒Gr)[投票]
★3ジェームズ・カーンの言葉 [review] (パピヨン)[投票]
★3斬新だなぁと思うが特に目新しいものはない。つか、長い。72/100 (たろ)[投票]