★3 | 助手席というのは、ときに行先を知らされず、運転手の語りを拒否する権利がなく、眠たくなる以外にやり過ごす術がなく、でも、その間つねに運転手に自分を預けているという……考えるとおっかないですが、人生にはついて回る、他者を回避できない時間ですね [review] (kiona) | [投票] |
★4 | こんな「車窓」の撮り方はキアロスタミ以前には存在しなかったし、こんなアクロバティックな映画も数えるほどしか存在しなかった。工事現場の圧倒的興奮。物々しいクライマックスの雷鳴。そして急転のラスト。傑作と呼ぶしかない。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | これまで何度となく挑戦してきて毎回気がつけば寝ていた映画だった。しかし今回の挑戦では最初から最後まで飽きることなく見ている自分がいた。2010.3.5 [review] (鵜 白 舞) | [投票(1)] |
★3 | 砂と石油しかないこの国でそれすらも許されないとは絶望的すぎる。 (TOMIMORI) | [投票] |
★3 | 男の唐突なもちかけに、耳すら傾けない地元労働者。金銭では解決できない畏れにたじろぐクルド人兵士。主旨は理解するが行動は拒み続けるアフガン人神学生。報酬のために事を引き受けつつも思いとどまらせようと言葉を尽くすトルコ人学芸員。全て生への実直さ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 常に主人公が何らかの「謎」を抱え込んでおり、これが観客の注意を引きつけ続ける。延々と土砂ばかりが続く殺風景な風景は、彼の心象そのものかと思える。 [review] (煽尼采) | [投票] |
★4 | 初めて見たのは30歳の夏。この映画の真価を理解するには枯れ方が足りなかった。 [review] (ユリノキマリ) | [投票(2)] |
★3 | わけがわからん。 (ドド) | [投票] |
★3 | 桜桃は決して甘くはない。いや、甘くはない桜桃もある。死にたいことはあっても本気なのはいかほどか。もう少し年をとって、奥底まで味わって5点をつけたい、そんな私はもう25歳・・・ (YUKA) | [投票] |
★2 | 自分が自殺寸前だったら、このテンポが身に染みるんだろうな。 (ポッツィ) | [投票] |
★3 | 他者に目を向けること。 [review] (よだか) | [投票] |
★1 | ていうか最初っから死ぬ気なんて全然ねえだろお前 (TINO) | [投票] |
★4 | 方法と目的の共振性が薄いように思える [review] (蒼井ゆう21) | [投票(1)] |
★4 | 前半部、これほどの不安感を覚えた作品もない。そして、これほどの挑戦的な作品ならば、どんなラストを持ってくるのかと、ついこちらも挑戦的に見てしまう。 [review] (sawa:38) | [投票(1)] |
★4 | テンションの落ちている時に観るのがオススメ [review] (草月) | [投票] |
★3 | ラストは蛇足でしょう。主人公よりもアフガン人やトルコ人が語る言葉に説得力があった。 (RED DANCER) | [投票] |
★2 | 主役は似たような道を行ったり来たりのたくるレンジローバー。ここまで進行がまったりしていると、映画館の座席の座り心地の方が気になるくらい気が散ってしょうがない。。生理レベルで合わないのだろう。 (ジェリー) | [投票] |
★3 | 映画全体にしゃべりすぎ、作りすぎ。ジグザグ3部作から見ると新鮮味に欠ける (まご) | [投票] |
★3 | 死に憑かれた男の悠々とした行動。私の人生の中でも最もこれが理解できない時期に観てしまったようだ。息子や娘に見捨てられた晩年に、覚えていたらまた観てみよう。 [review] (おーい粗茶) | [投票] |
★2 | 何度睡魔に襲われたことか・・・。土と埃だらけの荒涼とした映像は、長時間観ていて感動を覚える、といった種類のものではない。15分で終わるストーリーを、ここまで引き延ばされてもなあ。 (地球発) | [投票] |
★4 | あいたっ。やってしまった。ラストがあまり評判良くなかったのですね、この作品。私はそのラストが気に入ってしまったのです。うーん、困った。 [review] (mal) | [投票(6)] |
★4 | 「良い映画だよ〜」って言って安易に他人に薦められるたぐいの映画ではないこと、それだけは確かだ。 [review] (立秋) | [投票(3)] |
★5 | 小学生の頃の作文に「お母さんに怒られた。死にたいと思った。」って書いた。今ではバカらしく、可愛らしく思える。僕は今、生きていて楽しい。だからそれをバカげたことだと思える。でも当時はきっと本気だった。ふと気づいた。生きる楽しさを失ったら?僕がまた「死にたい」と思わない保証なんてどこにもない。 (words) | [投票(2)] |
★4 | イラン人、クルド人、アフガン人、トルコ人。それぞれ環境は違えど一様に主人公の説得に回るあたり、生に対する絶対的な価値観が感じ取れる。そして、やっぱりトルコ人のじいさんが最高に渋い。[Video] (Yasu) | [投票(1)] |
★5 | 傑作。キアロスタミこそオフビートだと思う。まさしく演出の、監督の映画。脚本段階では想像できない演出の創造性がある。工事現場、掘削場のシーンなんか脚本で書けるわけがない。そしてここでも忘れがたい大きな窓。
(ゑぎ) | [投票(4)] |
★4 | 今、世界でいちばん「クレバーな映画作家」アッバス・キアロスタミ [review] (巴) | [投票(1)] |
★5 | 人生の謎解きに手助けする不思議な話。どうして?なぜ?と人間はすぐに問う。しかし心は何も言わない。それは自分がどう判断してどう受け取るかが答えになるのだから。癖があって面白いけど肝心な結末があやふや・・・観賞後、詩劇と納得して解消した。 (かっきー) | [投票(2)] |
★4 | いつも舌を巻くのだがこの監督の「観客に判断を委ねる」設定は絶妙。賛否両論あるラストは、私は監督の親切心だと思う。このへんが日本の誰かと違うところ。 (dahlia) | [投票] |
★3 | まだダメだ。黄土の味しかしない。 (WaitDestiny) | [投票] |
★4 | 結末についてはどうでもいいと思う。オヤジの突き放したメッセージが、海も時間も飛び越えて胸に突き刺さった。すごい力だと思った。 (かたつむり) | [投票] |
★4 | キアロスタミをまずは、「代表作のこれ」からと見ようとしている人、どうか以前の作品から順に見てください。オレは、もしこれだけ見てたら2点。 (ニュー人生ゲーム) | [投票] |
★5 | 何故死ぬのに人の手を借りなければならないんだろう、というのがまず疑問。だから最初から女々しいんです。本当は死にたくないんだろう、と、突き放してみんな見ている。イランも熟成世界に入っているんですね。 (セント) | [投票] |
★1 | 主人公に何一つ魅力を感じられず、ただただ情けない男の情けない人生を見ているようで嫌になりました。 (na ka) | [投票] |
★4 | 冗長になる部分もあるのだが、その冗長さが人生というものの本質をついている。基本的に平板である人生というものとそこに生きる人間存在の深遠さについて思いをめぐらした。 (SY) | [投票] |
★4 | そんな味か・・・。 (コマネチ) | [投票] |
★3 | 皆さんと同じ ラストで混乱。 車が駈けて行く映像にセリフがかぶさっている長回し とっても好きです (マツーラ) | [投票(1)] |
★1 | 極めて簡単なことですが、何人もが「寝て」しまうのであれば、それはまず表現手法として「失敗」です。それでも「読みとれ」というのならそれは「甘え」で、「読みとれなくてもいい」というなら観客に対するオゴリです。 (るぱぱ) | [投票(1)] |
★4 | 一見、油断すると睡魔に襲われるような映画だが、何が待っているのだろうと自然に前のめりになっていく自分が居た。ジワジワ抜け出せなくしてくれる所がニクイ。しっかし素人演技上手すぎるでしょう、国民性なのかな。 (kekota) | [投票(3)] |
★1 | まったく、退屈なだけ。キアロスタミ監督作品中もっともヒドイ!駄作。 (ironman) | [投票] |
★4 | 僕の朝は、蜂蜜バターたっぷりのトーストとミルクコーヒーで始まる。そして、僕の夜は、焼酎「百年の孤独」水割りと一本のタバコと星空で終える。 [review] (muffler&silencer[消音装置]) | [投票(9)] |
★2 | 監督の言わんとする事が自分には理解出来ず、ひたすら退屈の連続だった。眠気を誘う単調な映像の連発はキツかった。それ以上にテーマを捉えられなかったのが痛いかも。最後のアレは何すか? (Ryu-Zen) | [投票] |
★4 | あのラストがあったからこそ、おじさんが説いた桜桃の味・世界の美しさがより一層きわだっていた。死とは対照の生の美しさが胸を打つ。 (マッツァ) | [投票(1)] |
★3 | 私だったら、どうしたら死にたくなくなるだろう。つまりは、この世の何に執着するんだろう。 [review] (なつめ) | [投票(3)] |
★4 | ラストも秀逸。メメント・モリ〜。 (rrei) | [投票] |
★3 | 私もビデオを見終えるのに、4日かかりました。奥深いようで何もない、何もないようで奥深い。見る人によって何とでも解釈可能な鏡のような作品だと思います。 [review] (トシ) | [投票(2)] |
★5 | やはりラストとは、とりあえず切り離して考えたほうがいいのか。(初見のときはユーロスペースの客のほとんどがあんぐり口を開けたまま出ていった。レビューはラストに言及) [review] (グラント・リー・バッファロー) | [投票(7)] |
★3 | つい寝た。観直して気づいた。これは同じ視点とシーンのこれでもかっ!!な繰り返し自体がメッセージ性を含んでいる。色味の抑え方がいいわぁ。価値観は合わないがいい作品。 (SurfTheDeadCity) | [投票(1)] |
★4 | 力強い主題を導くための、ユニークな手法はもちろんだが、イスラム世界に住む人々の自殺という事柄に対する受け答えが独特で、そこがまた興味深かった。 [review] (くたー) | [投票(1)] |
★3 | それまでの作品群と比べるとストーリーはさほど秀逸でもないし、演出も、何もかもが劣っているような気もするが、それでもキアロスタミなのだ。 (ハミルトン) | [投票] |
★4 | キアロスタミって、前向きで純なパンク親父なのだと思う。 [review] (tredair) | [投票(7)] |