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[コメント] 許されざる者(1992/米)
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★4たとえ妻にそれまでの生き方を正してもらったとしても、決してチャラにはならない過去の業。よかれと思って行動したことが、結果的にはマイナスになってしまう。正と悪は表裏一体であり、白黒では割り切れないということなのだろう。 [review] (jollyjoker)[投票(1)]
★5何者も 自分さえも 許すことも許さないこともできません。 [review] (Ikkyū)[投票(1)]
★5「君とセックスを欲しなかったのは君の顔の傷のせいじゃない」という意味の事を言う主人公に優しさを見て、そこにすごく泣けた。物語の最初と最後、主人公の妻となった女性が何を見ていたのか、傍観者には良くわかる作りにも感心した。最初から最後まで映像の隅々にまで緊迫感のある作りはすごいなと思う。 [review] (サイモン64)[投票]
★3このエンディングでは納得できない。 [review] (寒山拾得)[投票]
★2これが適切なのだろうか? [review] (Bunge)[投票]
★5黄昏れる世界。英雄と正義(幻想)の殺害もしくは自殺。真『ヒストリー・オブ・バイオレンス』。 [review] (DSCH)[投票(3)]
★5断っていた酒を口にしたとき「生まれ変わった男」は「変われなかった男」となり、自分が許されざる者であることを再び思い知った。これは普遍的な男の話だ。 (週一本)[投票(1)]
★3そこに正義はない。ただ暴力があるだけなのだ。というメッセージをビンビン感じるのだが、何せ体調が悪いときに観たので、いまいち入り込めなかった。また時間をあけて観たい。 (田邉 晴彦)[投票]
★4許せる。 [review] (G31)[投票(1)]
★4欲望、復讐、正義のための殺人。行使する側にしろ、される側にしろ、暴力描写に寂寥が溢れる。誰ひとり許される者などいないのだという事実と、その歴史を甘受せよという、西海岸での成功者(=現代のすべての米国民)に向けられた英雄崇拝主義への幕引き宣告。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4悪徳と名誉、卑劣さと倫理としての、暴力。 [review] (煽尼采)[投票(3)]
★3妻という存在はデカイ。66/100 (たろ)[投票]
★5ワイオミングの曇天下、嬲り倒されるハリスに重なるE・クック・Jr。酒場の仰角構図も『シェーン』を想起させる。20年の歳月を経て銀幕上で対峙したハリーとポパイ。イーストウッドが映画史の担い手たる自覚下で達した境地は唯一無二の高潔さ。 (けにろん)[投票(1)]
★4ジーン・ハックマンはやっぱりこう使わないと、『フレンチ・コネクション』の再来、って感じかな。 (PaperDoll)[投票(1)]
★2何が良いのか余り分からなかった。賞も取っているし自分の見方が不安になる。 (Zfan)[投票]
★3葛藤の克服というカタルシスを放棄する開かれたドラマも各主題への求心力が希薄にてSO-SO [review] (junojuna)[投票]
★5あらためて今観ると怖い映画だよな。すべての主要人物の立場がニュートラルで。 [review] (HAL9000)[投票]
★4よく出来ているのだが私は『ペイルライダー』の方がより好み。故淀川長治先生が仰ったようにちょっと嫌らしい面がある。 (赤い戦車)[投票]
★4それぞれの許されざる者 [review] (映画っていいね)[投票]
★3もう一度西部劇を描く事によって暴力を描く。その事を説得力を持って語れるのは、やはり映画界の中でイーストウッドしか居なかったのだ。そして彼は見事にその役目を果たした。アカデミー賞は、そういう意味だろう。[再見] ☆3.8点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
★5この映画を見て私たちはいったい何を想うことができるというのだろうか。映画はここまで見る者の感情を引き裂くことができるのだ。圧倒的な演出。圧倒的なキャラクタ造型。 [review] (3819695)[投票]
★3「許されざる者」マニー(クリント・イーストウッド)が、いかにも許されているように見えるのは「神の不在」を言いたいのか?それとも、殺人者は常に精神的に罪を負っているとの間接的な「神の存在」を言いたいのか?分からなかった。 (カレルレン)[投票]
★4豚や馬に転びしまいに体調を崩し暴力に倒れ込んでも、全くかっこ悪く見えないイーストウッドの姿。 過去を語る姿はうそ臭くないしその表情がやたらいい。表情ばかり見てたので台詞を一切覚えれないほどで、まいった。 (モノリス砥石)[投票(1)]
★3「インディアン」も、黒人の立場も、西部劇で巧妙に隠されてきた暗部は全て白日のもとに晒されてしまって久しい。そんな頃、再びイーストウッドは賞金稼ぎを演じる。それは格好いいアウトローではなく、老いに身を削りながら汚い金を子供らのために稼ごうとするいにしえの蛆虫野郎だ。 [review] (水那岐)[投票(2)]
★3最後に語られた話(レビューは冒頭からラストについての言及あり) [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(2)]
★4ウィスキーを流し込むシーンは最高! (kenjiban)[投票]
★3もっとダルいのかなと予想してたが、気持ちいい壮大な景色をバックに実力派俳優達のゆったりとした一悶着は、会話の面白さも手伝って全く退屈せずに観る事が出来た。イーストウッド曰く「最後の西部劇」というのは最初も途中も観てない俺には分からないが、だからつまらないって事もない。 [review] (クワドラAS)[投票(2)]
★4西部劇の形式と倫理の根幹に深々と知性のまなざしを振り向けつつ、これまでの西部劇を乗り越え、西部劇の集大成を企図する大胆さ。自らの出番を渋く抑えジーン・ハックマンリチャード・ハリスらを思い切り羽ばたかせるゆとりと謙譲。傑作と呼ぼう。 (ジェリー)[投票]
★3セガールがいかに余裕をかまそうと、スタローンがいかに汗水垂らそうと、リンチェイがいかに宙を舞おうと、どうしても届かぬ者がここに立っている(そう、立っているだけで強いのだ!)。もはやヒーローであるには強過ぎた。暴力を知り過ぎた。 [review] (HW)[投票(5)]
★4そこには美化された英雄談も壮大な音楽も見果てぬ荒野もなく、ただ逡巡、葛藤、そして後悔が満ちている。西部劇を内的大地に拓げたクリント・イーストウッド、この大地の先に果てはあるのか。 (chilidog)[投票(2)]
★4普通の怪獣映画で、ビルの下敷きになる人々のことはあえて問わないのと同様、西部劇においても悪人を銃で撃つことの倫理的問題については問わないのが普通だが、そこをとことん追求した映画。 [review] (ジョー・チップ)[投票(12)]
★5この映画はすでに終わりを迎えたところからストーリーが始まっている。ウィリアム・マニーには過去を感じさせる喪失感が常に漂う。終わりのさらに先の終焉には、暴力のむなしさが残っていた。(2005.5.15.) [review] (Keita)[投票(2)]
★4事情により吹替で見たのですが、マニーが山田康雄さんなんですよ。そのせいで、なんか全てがルパ〜ンな感じ。 (sadahiro)[投票]
★44.5点。シンプルだが質の良いシナリオ、美しいキャメラ、名優達の説得力のある演技、地味だけど良い映画です。ジーン・ハックマンの演技がとりわけ素晴らしかったですな。 (ころ阿弥)[投票]
★4病気の豚は、死ぬか隔離されるしかない。銃を手に取った者、その影に隠れる者は皆、ヘタレでションベン垂れの『許されざる者』なのだ。 [review] (町田)[投票(10)]
★5男なら観ろ。そしてこっそり泣け。 (みかつう)[投票]
★4イーストウッドから西部劇への、痛烈な一撃。 [review] (ダリア)[投票(3)]
★4西部劇をはじめて見た。かっこよくて、クールで、ジェントルマンな男達。でも、悲しい人たち。 (あちこ)[投票]
★4やるときは、やるしかないのさ、、、、悲しくて残酷でちっぽけなんだよね、人間って、、、、そんな神の声が聞こえるんだ、余計だよね、説教くさい、、、だから『バード』と並んでイーストウッドの作品の中では、ぼくにはいまいち、でも、正真正銘のハリウッドの西部劇だったので4点 (動物園のクマ)[投票]
★4人に銃口を向けて引き金をひく。そのことの意味とそれがもたらす事実を、誤魔化さずに真面目に描いた秀作。 (緑雨)[投票(8)]
★1この映画、ダウンタウンの松っちゃんが好きな作品だとか・・・イマイチやったで松っちゃん! (TO−Y)[投票]
★5この映画の演出の素晴らしさを上げ出せばキリがない。しかしこれだけはどうしても記述しておきたい。ラストの決闘シーンは『リオ・ブラボー』のホークスさえ真っ青という決定的な、現在の活劇では希有の簡潔さである。このガン・ファイトに私は涙を押さえきれなかった。それは純粋に演出力に涙しているのである。 [review] (ゑぎ)[投票(13)]
★2期待もしないで見たのにガックリ。何故評判がいいのかどれを読んでも全く分かりません。マカロニウエスタンと見れば水準かなとも思いますが、、違うよね。 (セント)[投票(1)]
★3男の自尊心と女の顔。 出来事の連鎖拡大の構図。 [review] (マグダラの阿闍世王)[投票(2)]
★3特別面白いとかワクワクするものではなく、暴力の虚しさをクールに(?)描いた作品。 (U1)[投票]
★4黒澤明の時代劇を連想させるような、渋くて重厚という言葉がピッタリの西部劇。全体に、迫力とリアルさ、矛盾に満ちた人間臭さがある。 [review] (シーチキン)[投票(14)]
★3クリント・イーストウッドの求道的部分が出てる映画。ジョン・フォード監督の動きで魅せる映画のほうが私は好きです。 (t3b)[投票]
★4クリント・イーストウッド の暴力についての考え方が伝わる映画。 [review] (m)[投票(9)]
★4人生の苦しみ、悲しみは背中で語るモノなのだ。渋い、あまりに渋いクリント・イーストウッド。 (ホッチkiss)[投票(1)]
★3メッセージは伝わったが主旨が違うからしょうがないが西部劇で期待する余韻は感じられなかった。 (kaki)[投票]