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[コメント] アンダーグラウンド(1995/独=仏=ハンガリー)
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★4旧ユーゴの悲劇。凄まじい展開とオチ。3時間近くあるために、なかなか見る機会が持てなかった。あんな地下道は実際ルーマニアのチャウシェスク政権時代に張り巡らされてたとか(2024/01/14/KOBCL) (USIU)[投票]
★4ベオグラードを舞台とし約50年間の激動の時代が描かれる大作で、三章構成。第一章「戦争」、第二章「冷戦」そして第三章も再び「戦争」というサブタイトルが付けられている。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★4ナチスドイツに蹂躙され、戦後は共産体制の虚構に閉じ込められ、壮絶な内戦によって崩壊した国家と民族の歴史を、直接的・寓話的・風刺的手法を織り交ぜながら描き切った怪作。 [review] (緑雨)[投票(3)]
★3楽団が入るのは好きだが、さすがにぐったり疲れた、眠い。ユーゴスラビアの哀しみを描くのに、この物語がいいのか判断に迷うが、これを皮切りにもっと作られればと思う。といっても、もう27年経つ(今は2022年)。‘勝者はいつも時だ’、まさにその通りだ。 (KEI)[投票]
★5今作の「通常版」と、『黒猫・白猫』を同日に映画館で鑑賞。どっしりと重く、充実した、最高の一日になりました。「昔、ある所に国があった」というフレーズが泣けます。 [review] (プロキオン14)[投票(2)]
★4常識や倫理を微妙に逆なでし続ける圧倒的エネルギーと狂騒に為す術無く流されるのだが、それが国家が解体される混沌の民族史観と重なる酩酊。祖国と家族という2面的な喪失の哀感は太いシュールと熱いユーモアで上塗りされる。巨視感漂う民族史的大河ドラマ。 (けにろん)[投票(4)]
★4ぐるぐる回る、燃える車イス。あれほど映画で絶望を感じる画も少ない。86/100 (たろ)[投票(3)]
★3作品全体にかつてないほど大きいパワーを感じた。しかし監督自身がその力を制御しきれてない印象があり、形がスマートな映画とは言い難い。まあ、このごった煮カオスっぷりが魅力の一つだとは思うんだが。 (赤い戦車)[投票(1)]
★5最近知ったのだが、劇中に登場する逆さ吊りのキリスト像は悪魔信仰のモチーフなのだそうだ。なるほど、太鼓持ちのラッパが、すべてを見終わった後には黙示録の天使のラッパのように聞こえてくるのも納得です。冒頭からの怒濤の展開、そして衝撃のラストまで、映画の神が見る者に随伴する超傑作だと断言します。 (ロープブレーク)[投票(3)]
★5哀しみや辛い事を痛切なまでに理解している人がとてつもなく重たいテーマを超バカなキャラクターでハイテンションに3時間描ききるという大傑作。 (KZKK)[投票(1)]
★4なんだかわからないけど見てて楽しい。でも、逆にその楽しさが悲惨さを訴えてもくる。社会風刺が効いてて内容的にも楽しめし、何より人々のエネルギーが素晴らしい。 (はいろうず)[投票]
★5とにかく、出だしからぶっ飛ばされます。とにかくいろいろな感情を揺さぶってくる作品でした。ラストも素晴らしい! (TM(H19.1加入))[投票]
★5映画がはじまって直ぐに、この映画が只ならぬ傑作であることを確信できます。 (白いドア)[投票]
★5「『アンダーグラウンド』とかけて、神仏習合ととく。」「その心は?」 [review] (ふかひれ)[投票(1)]
★4すべては、地下(=見えない所)で繋がっているんだ。 [review] (HAL9000)[投票(2)]
★5この感動をどうしてくれよう?以下、レビューに続く。 [review] (ネーサン)[投票(7)]
★3カメラを向けられるときっちりポーズをとるナタリアに女優魂を感じた。 (シーチキン)[投票]
★5ピエロとかサーカスとか太鼓持ちとか踊る一寸法師とか(はちょっと違うが)切ない笑かせもの系はダメだ〜あと極私的事ですが→ [review] (R62号)[投票]
★1物語の内容を理解するのにこれほど労力を必要とする映画はもはや娯楽とは言えない。以下、苦言。お暇ならどうぞ・・・。 [review] (IN4MATION)[投票]
★3地上の青空と火が印象的 (ユメばくだん)[投票]
★5血が熱くなります。 (0410)[投票]
★4政治家は陰謀を画策し、戦士は信念を無駄に消費させられる。これが現実なのか?文句の付けがたい作品だが、内容も長さも私の体力不足ではやや過多。030913 [review] (しど)[投票(2)]
★4悲痛も突き詰めれば狂騒になる。それは我が国でも江戸末期に流行った「ええじゃないか踊り」にも似ている。[Video] (Yasu)[投票(1)]
★4何もかも、終わりが全ての始まりであり、 始まりが全ての終わりであると言う無限ループ。 [review] (あき♪)[投票]
★5「映画」の素晴らしさはここに。アメリカ映画でこのような映画はつくれまい。 (Chicago)[投票(1)]
★4into the silent water(レビューはラストに言及) [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(2)]
★3全体的に退屈だった。でも嫌いになれない何かがあり、惹きつけられる不思議な魅力の漂う映画。 (Madoka)[投票]
★3ユーゴスラビアの悲喜劇。デフォルメの中にリアリティが織り込まれているように感じさせられる。 (RED DANCER)[投票]
★4非常な苦難の歴史をナチや西欧・米への皮肉を込めたユーモアで描いてしまうタフさに頭が下がる。しかも安易なナショナリズムに冷静に距離を置いたラストは、普遍性まで獲得している(「国」という表現だけは多少、気になったが)。混乱も面白さとして見た。 (ツベルクリン)[投票(2)]
★4びっくりした。歴史のことはまったくわからないが、映画の持つ魅力、役者の力、音楽の響き・・・どれもこれもつよおおおい!単純に泣いちゃいました。太陽を知らない子供。自分たちのあなたたちの国がそこにはありました。 (megkero)[投票(1)]
★2合成映像流行ってたの?『フォレスト・ガンプ』といい。戦争の背景がわからない自分には苦しい映画。地下に潜るまでは楽しかった。 (白菜)[投票]
★5笑える、泣ける、踊れる、酔える、感じる、そして考えさせられる。 映画に求める全てがここに!人間って最悪だけど素晴らしい!生きるって大変だけど素晴らしい!(すいません、少々感情的になってます…) [review] (埴猪口)[投票(2)]
★4何かを手に入れた瞬間に失われる別の何かかけがえのないものへの鎮魂曲。人間にとって時間は単線ではない。悲しいことに「今」が成立するためには、「ありえたかもしれない今」が不可欠なのだ。 (ジェリー)[投票(6)]
★51990年代に作られた映画の最高傑作!ユーゴの近代史を豊饒な笑いと音楽で覆い尽くし、悲惨な運命をたどることになった民族の郷土/強度を描く. (ケイ)[投票(2)]
★4当時、『岩波ホール』(注:東京神保町にある、良心的で真面目な映画ばかり上映している単館)の常連だったクストリッツア監督がいきなり「渋谷系」に・・・観客層が全然違うぞ! [review] (ジョー・チップ)[投票(3)]
★3この映画を歴史に基づいて評価する知識はありません。感覚で言わせてもらえば、何十にもコーティングされた、アルコール濃度の高いリキュールで作られた、ボンボンという感じです。 [review] (トシ)[投票(5)]
★3う〜ん、日本史選択の僕にはムズ過ぎた。 (佐々木犬)[投票]
★5旧ユーゴの困難と人間の生きる意味。長い→ [review] (むらってぃ大使)[投票(19)]
★4悲劇的な歴史をこんなに崩しちゃってもいいの?そんな疑問を感じるけど特異状況の心情凝縮を鋭く描き優れた作品に仕上がっていると思う。リアリティある喜怒哀楽劇に惹かれるシーンが満載で感情移入してしまう。得に主人公の滑稽を窺えるシーンは胸に残った。 (かっきー)[投票]
★4ぐちゃぐちゃ、矛盾だらけ・・・よくもまあこれだけの映画が撮れたもんだ。さすがです。 (ぱんな)[投票]
★5要・東欧の歴史的知識・だけど★5 [review] (フランチェスコ)[投票(3)]
★1マカベイエフのフェリーニ風味。勢いだけで真似しちゃうと本当に上手い人との差が歴然ってことだ。 (寝耳ミミズ)[投票(1)]
★5イェェエエエイ!なお祭りなしに語れないユーゴの悲劇。音楽とナタリアの魅力に脳髄までやられました。僕もハイヒールで後頭部叩かれたい。ナッタリア〜 (na ka)[投票(1)]
★5ユーゴは決して弱者の国ではない、20世紀の初めと終わりに世界を混沌に陥れた責任がある。マルコはまだ大勢いるし、クロもかつての同朋を狙っているだろう。決して全てをチャラにして踊り狂っている場合では無い筈だ。 (sawa:38)[投票(1)]
★1理解できなかったです。映画の中の狂騒、熱気がこちらにまで届いてこなかった感じです。まったく関係ないのですが... [review] (kawa)[投票(1)]
★5強烈な箱庭体験。充満する圧縮されたエネルギーが、フィルムに焼きつけられています。 (chilidog)[投票]
★5頼むからあの音楽を止めてくれ。頭がおかしくなりそう。 (つちや)[投票(3)]
★5上映時間以上に、長くて大きな映画。良くも悪くも。 (天河屋)[投票(1)]
★2秀作だと思うけど、ドゥシャン・マカベイエフの『ゴリラは真昼、入浴す。』(『Gorilla Bathes at Noon』)のパクリなので-2。さらにセルビア側の視点しか描けてないので-2。それでも音楽が素晴らしいので+1。 [review] (Amandla!)[投票(1)]
★5笑っちゃぐらい何度も戦禍にまみれながらも、けちな悪党や女やその仲間が、阿呆のようにめげずに生きる。滑稽で悲しい。猥雑で優しい。凄惨で美しいこのカオスが、音楽、映像のリズム、人物の多彩さ、重層的な(つまり地上と地下と)展開など、すべての表現を一貫していて素晴らしい。 (エピキュリアン)[投票(6)]