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コメント最新お気に入り投票 (1/20)

コメント推薦者最新投票日
★4 ベニスに死す(1971/伊)
なんと残酷な生き様、 [review]
緑雨 (2023年03月04日)
ina, ジェリー, ぽんしゅう, けにろん2025年07月14日[投票(4)]
★2 エマニエル夫人(1974/仏)
哲人めいたアラン・キュニーによって語られるその実ウブな女を淫乱に導くだけな中途半端な文学臭と、ソフトフォーカスの小綺麗な異国情緒が女たちを大挙して映画館に向かわせた功績は多少認めても、肝心のクリステルがマグロ女で全くそそられない。
けにろん (2023年09月29日)
ina2025年07月14日[投票(1)]
★4 L.A.コンフィデンシャル(1997/米)
正直、懐古調ノワールとして見るならそうエッジの効いた出来とは思わないが、意外にも正義を貫く侠気や女性への純な想いが真っ当に描かれ、一方でハードボイルド風味も予想以上。スペイシーのキャラを置いたことで語り口の幅が複層的に拡大したのも巧い。
けにろん (2023年10月08日)
ina2025年07月14日[投票(1)]
★3 アザーズ(2001/米=仏=スペイン)
パンニングを始めカメラオペレーションに意味を持たせ得たロジックは感じたし屋敷の外景を含めたロケーションも堪能したが、それでもやはり世界反転の卓袱台返しの記憶冷めやらぬ時期の同工異曲には頷ぜ得ないものを感じる。そういう意味で不運な出自の作品。
けにろん (2023年11月29日)
ina2025年07月14日[投票(1)]
★3 ロード・オブ・ザ・リング(2001/米=ニュージーランド)
名作の映画化が原作を超えられない事くらい百も承知のつもりだったが、百や二百の「承知」では足らなかったらしい。 追加:自分なりの構成を考えてみた。 [review]
(2023年12月08日)
ina, おーい粗茶2025年07月14日[投票(2)]
★2 東京日和(1997/日)
演出の過剰な自意識。主演者を筆頭にした各方位への遠慮と忖度。どちらもこの小さな閉じた世界の物語には無用の長物で腹立つ位に不適合。竹中がそうなのは今更仕方無いが中山美穂までが薄幸美を意識しすぎてあざとい。本物の想いは何処かにあったか。
けにろん (2023年12月09日)
ina2025年07月14日[投票(1)]
★5 ワイルド・アット・ハート(1990/米)
極楽恋愛道を往く2人の地獄巡りは「ラブ・ミー・テンダー」で強引に帳尻を合わせたが屹立してるのは地獄の方であった。怖いヤーさんが退いた後を締めるイザベラデフォーの変態的存在感。マッチの炎とバダラメンティの音楽。そのイカした除法。
けにろん (2024年01月07日)
ina, DSCH, いくけん2025年07月14日[投票(3)]
★3 スパイダーマン(2002/米)
遙か彼方より筋斗雲に乗った孫悟空よろしく飛来するゴブリンのスーパーナンセンスな素晴らしさには参ったが、そのゴブリンが私的な復讐に終始する物語世界の卑小さが致命的。スパイダーマンがビルの谷間を飛ぶ飛翔感に重力が感じられぬのもリアリティを欠く。
けにろん (2024年02月09日)
ina, 水那岐2025年07月14日[投票(2)]
★5 恋恋風塵(1987/台湾)
劇的な何事もないのに充ち満ちる郷愁。計算も多少はあるのだろうが清冽な映像は見たことのない域に達している。野外上映のスクリーンに代表されるストーリーと直に連携しない風景のフレームの切り方が巧く、そういうカットが計算外に意味を醸し出すのは見物。
けにろん (2024年04月03日)
ina2025年07月14日[投票(1)]
★3 失楽園(1997/日)
割り切ってポルノにすべきだったのを下手におしゃれに細工したのがつまらない。表層的とまでは言わないが社会や家族との関係性を絶ち行き場を失った男女の刹那的愛慾地獄は感じられなかった。ただ黒木瞳のところどころ地が出るような台詞廻しは妙に唆る。
けにろん (2024年05月18日)
ina2025年07月14日[投票(1)]
★4 ゴジラVSキングギドラ(1991/日)
博多に飛来するキングギドラに感じた既視感を伴う高揚は金子版以上だったかも知れない。プロレスファンのそれに似たオールドタイマーな怪獣映画ファン心理を大森は絶妙な匙加減で刺激した。それは同時代で子供心に洗礼を受けた者にしか解らぬ何かだ。
けにろん (2024年06月03日)
ina2025年07月14日[投票(1)]
★3 こころ(1955/日)
脚色でギリギリかわしているが国民文学の名作も行間の奥行きを取っ払い映像と言う直截な手段で再構築されると単なる三角関係の痴情劇になる。とは言っても雨の泥濘道の擦れ違いのモンタージュなどは若手作家が挙って模倣しそうな鮮烈な輝きをいまだに放つ。
けにろん (2024年06月23日)
ina2025年07月14日[投票(1)]
★2 ことの次第(1982/独)
フェリーニの祝祭やトリュフォーの愛みたいな確信犯になれる野郎じゃないとこういうのはやめた方がいい。ゴダールにせよヴェンダースにせよ頭が良すぎるお方の理屈で自己防衛する様は人事ながら見てて恥ずかしい。そんなもん見せんじゃねえ。
けにろん (2024年07月12日)
ina, ペペロンチーノ2025年07月14日[投票(2)]
★4 パニック・ルーム(2002/米)
北北西』的タイトルも『フレンジー』的長廻しも今風なヒッチ風味で愉しく、ウィティカーの男気に50年代アメリカンノワールの匂いを嗅ぐ。「パニックルーム」という如何にもな設定は後方に追われオーソドックスの安定感が好ましいスリラーの佳作。
けにろん (2024年08月11日)
ina2025年07月14日[投票(1)]
★3 回路(2001/日)
ミニマムな世界で解ったような解らんような終末感で煙に捲いてこそ取り敢えずの深遠さを醸し出していたのに、こうも子供じみたビジュアルで具現化された終末世界はヤケにちぐはぐ。大体武田真治が語る幽霊が出てくる訳の底浅さにはまっことたまげたぜよ。
けにろん (2024年09月11日)
ina, おーい粗茶2025年07月14日[投票(2)]
★4 レナードの朝(1990/米)
2人の役者の演技は各々の芸風を抑制しつつ四つに組む感があるが相乗効果とまでは言いがたいし、展開も余りに平易なものなのだが、この映画を包む女性監督らしい慈愛に充ちた優しさには素直に打たれる。それは何かを確信してる者だけが為し得る強度なのだ。
けにろん (2024年10月29日)
ina, ぽんしゅう2025年07月14日[投票(2)]
★5 女の歴史(1963/日)
受け身で殊更にドラマラスな生き様でなくとも「女」の「生涯」は遍く畏敬に足ると言う成瀬の慄きが滲み出る。男達は死んだり消えたりしゆくなか嫁姑の3代史が完成される。それが即ち日本の「歴史」そのものなのだということ。侮り難い巨視的クロニクル。
けにろん (2025年07月13日)
ゑぎ2025年07月13日[投票(1)]
★4 女の歴史(1963/日)
走る救急車のカットから始まる。続いて世田谷の美容院に場面が移り、救急車のサイレンの音と事故に関する会話となる。不吉なオープニング。美容院の主人が、高峰秀子だ。彼女の家族には、息子の山崎努と、姑の賀原夏子がいる。 [review]
ゑぎ (2022年03月26日)
けにろん2025年07月13日[投票(1)]
★4 女の歴史(1963/日)
フェミニズム前夜を背景に女だけの家の構築に向かう物語。これは優れて現代的な主題の先駆。独立独歩の淡路恵子が何気に効いている。 [review]
寒山拾得 (2019年03月15日)
けにろん2025年07月13日[投票(1)]
★3 大学の若旦那(1933/日)
1933年の清水宏はまだまだサイレント(彼のトーキー第一作は小津と同じで1936年だ)。しかし、インタータイトル(挿入字幕)のリズム、文字の量、大きさなどで良いテンポを生み出しているとは云え、もう既にほとんどトーキーの演出じゃないか。 [review]
ゑぎ (2025年07月10日)
づん2025年07月11日[投票(1)]