コメント | 推薦者 | 最新投票日 | |
| ina, ジェリー, ぽんしゅう, けにろん | 2025年07月14日 | [投票(4)] |
| ina | 2025年07月14日 | [投票(1)] |
★4 L.A.コンフィデンシャル(1997/米) |
正直、懐古調ノワールとして見るならそうエッジの効いた出来とは思わないが、意外にも正義を貫く侠気や女性への純な想いが真っ当に描かれ、一方でハードボイルド風味も予想以上。スペイシーのキャラを置いたことで語り口の幅が複層的に拡大したのも巧い。 |
けにろん (2023年10月08日) |
| ina | 2025年07月14日 | [投票(1)] |
★3 アザーズ(2001/米=仏=スペイン) |
パンニングを始めカメラオペレーションに意味を持たせ得たロジックは感じたし屋敷の外景を含めたロケーションも堪能したが、それでもやはり世界反転の卓袱台返しの記憶冷めやらぬ時期の同工異曲には頷ぜ得ないものを感じる。そういう意味で不運な出自の作品。 |
けにろん (2023年11月29日) |
| ina | 2025年07月14日 | [投票(1)] |
| ina, おーい粗茶 | 2025年07月14日 | [投票(2)] |
★2 東京日和(1997/日) |
演出の過剰な自意識。主演者を筆頭にした各方位への遠慮と忖度。どちらもこの小さな閉じた世界の物語には無用の長物で腹立つ位に不適合。竹中がそうなのは今更仕方無いが中山美穂までが薄幸美を意識しすぎてあざとい。本物の想いは何処かにあったか。 |
けにろん (2023年12月09日) |
| ina | 2025年07月14日 | [投票(1)] |
| ina, DSCH, いくけん | 2025年07月14日 | [投票(3)] |
★3 スパイダーマン(2002/米) |
遙か彼方より筋斗雲に乗った孫悟空よろしく飛来するゴブリンのスーパーナンセンスな素晴らしさには参ったが、そのゴブリンが私的な復讐に終始する物語世界の卑小さが致命的。スパイダーマンがビルの谷間を飛ぶ飛翔感に重力が感じられぬのもリアリティを欠く。 |
けにろん (2024年02月09日) |
| ina, 水那岐 | 2025年07月14日 | [投票(2)] |
★5 恋恋風塵(1987/台湾) |
劇的な何事もないのに充ち満ちる郷愁。計算も多少はあるのだろうが清冽な映像は見たことのない域に達している。野外上映のスクリーンに代表されるストーリーと直に連携しない風景のフレームの切り方が巧く、そういうカットが計算外に意味を醸し出すのは見物。 |
けにろん (2024年04月03日) |
| ina | 2025年07月14日 | [投票(1)] |
★3 失楽園(1997/日) |
割り切ってポルノにすべきだったのを下手におしゃれに細工したのがつまらない。表層的とまでは言わないが社会や家族との関係性を絶ち行き場を失った男女の刹那的愛慾地獄は感じられなかった。ただ黒木瞳のところどころ地が出るような台詞廻しは妙に唆る。 |
けにろん (2024年05月18日) |
| ina | 2025年07月14日 | [投票(1)] |
★4 ゴジラVSキングギドラ(1991/日) |
博多に飛来するキングギドラに感じた既視感を伴う高揚は金子版以上だったかも知れない。プロレスファンのそれに似たオールドタイマーな怪獣映画ファン心理を大森は絶妙な匙加減で刺激した。それは同時代で子供心に洗礼を受けた者にしか解らぬ何かだ。 |
けにろん (2024年06月03日) |
| ina | 2025年07月14日 | [投票(1)] |
★3 こころ(1955/日) |
脚色でギリギリかわしているが国民文学の名作も行間の奥行きを取っ払い映像と言う直截な手段で再構築されると単なる三角関係の痴情劇になる。とは言っても雨の泥濘道の擦れ違いのモンタージュなどは若手作家が挙って模倣しそうな鮮烈な輝きをいまだに放つ。 |
けにろん (2024年06月23日) |
| ina | 2025年07月14日 | [投票(1)] |
| ina, ペペロンチーノ | 2025年07月14日 | [投票(2)] |
| ina | 2025年07月14日 | [投票(1)] |
★3 回路(2001/日) |
ミニマムな世界で解ったような解らんような終末感で煙に捲いてこそ取り敢えずの深遠さを醸し出していたのに、こうも子供じみたビジュアルで具現化された終末世界はヤケにちぐはぐ。大体武田真治が語る幽霊が出てくる訳の底浅さにはまっことたまげたぜよ。 |
けにろん (2024年09月11日) |
| ina, おーい粗茶 | 2025年07月14日 | [投票(2)] |
★4 レナードの朝(1990/米) |
2人の役者の演技は各々の芸風を抑制しつつ四つに組む感があるが相乗効果とまでは言いがたいし、展開も余りに平易なものなのだが、この映画を包む女性監督らしい慈愛に充ちた優しさには素直に打たれる。それは何かを確信してる者だけが為し得る強度なのだ。 |
けにろん (2024年10月29日) |
| ina, ぽんしゅう | 2025年07月14日 | [投票(2)] |
★5 女の歴史(1963/日) |
受け身で殊更にドラマラスな生き様でなくとも「女」の「生涯」は遍く畏敬に足ると言う成瀬の慄きが滲み出る。男達は死んだり消えたりしゆくなか嫁姑の3代史が完成される。それが即ち日本の「歴史」そのものなのだということ。侮り難い巨視的クロニクル。 |
けにろん (2025年07月13日) |
| ゑぎ | 2025年07月13日 | [投票(1)] |
| けにろん | 2025年07月13日 | [投票(1)] |
| けにろん | 2025年07月13日 | [投票(1)] |
★3 大学の若旦那(1933/日) |
1933年の清水宏はまだまだサイレント(彼のトーキー第一作は小津と同じで1936年だ)。しかし、インタータイトル(挿入字幕)のリズム、文字の量、大きさなどで良いテンポを生み出しているとは云え、もう既にほとんどトーキーの演出じゃないか。 [review] |
ゑぎ (2025年07月10日) |
| づん | 2025年07月11日 | [投票(1)] |