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コメント最新お気に入り投票 (2/20)

コメント推薦者最新投票日
★3 陸軍(1944/日)
息子ふたりが両親に肩たたき・肩もみしている情景が妙に心に残る。このシーンが意外と長く木下節を垣間見る。 [review]
氷野晴郎 (2015年04月03日)
けにろん2025年09月15日[投票(1)]
★3 ジュラシック・ワールド/復活の大地(2025/米=英=マルタ=インド=台湾)
なるほどギャレス・エドワーズかというモンスターたちで、「大怪獣、人間を襲う」と言ったところ。迫力もあり見応えはあるが、ドラマ部分はもっと削って尺を短くしても良かったと思う。 [review]
シーチキン (2025年08月10日)
けにろん2025年09月15日[投票(1)]
★5 にっぽんぱらだいす(1964/日)
香山美子は『赤線地帯』の川上康子に違いない。とすればミゾグチの遺作を引き継ぐ処女作という大胆な構想を成功させて余りある傑作。感動的なのは喜劇というジャンルの懐の深さを認識させてくれることだ。 [review]
寒山拾得 (2015年04月08日)
太陽と戦慄, ゑぎ2025年09月13日[投票(2)]
★4 ヌードの夜(1993/日)
現世と黄泉が融解する夜。『GONIN』で見られた美意識が既にここにある。どん底ズブズブの四角関係の背後で聴こえる魂の啜り泣き。ハードさと慈しみのバランスの良さ。白野球帽(GAP)と白Tシャツの椎名、絶命してから味わい深くなる根津先生など、随所の逸脱も絶妙。分厚い曇天の埠頭、歌舞伎町のゴキブリ、田口トモロヲの後ろ姿に泣いた。
DSCH (2025年09月11日)
けにろん2025年09月11日[投票(1)]
★4 ヌードの夜(1993/日)
バブルスーツが竹中直人の肉体を内包するのが緊張だとすれば、サスペンスが喜劇に耐えられないような、事をカテゴリーに帰属できない不安に苛まれるのだが [review]
disjunctive (2019年10月18日)
DSCH, けにろん2025年09月11日[投票(2)]
★5 ヌードの夜(1993/日)
現実から逃避した少女は男の強さに夢を託した。10年を経て夢は悪夢へと変わり、女の“純心”は復讐するかのように世を棄てた男を虜にする。落ちてくる男と女がいるかぎり、きっと純愛の連鎖はつづくのだろう・・・引き付け合う負の力。
ぽんしゅう (2002年10月17日)
DSCH, けにろん, いくけん2025年09月11日[投票(3)]
★5 ヌードの夜(1993/日)
映画好きへの丁寧な手紙。港での「ケンケンパッ」の長まわしは映画史に永久保すべき記念的ワンカット。エンドロールの唄に痺れる。 [review]
ALPACA (2002年03月03日)
DSCH, ぽんしゅう2025年09月11日[投票(2)]
★5 ヌードの夜(1993/日)
名美()を取り巻く物語に介在せざるを得ない村木(竹中)のスタンスが濃厚な背景描写も相俟り完璧な説得力だ。間断しない緊張感と正真正銘のハードさ。雨・闇・光彩・影など佐々木原の仕掛けも豊富で且つ濡れている。石井のピーク。
けにろん (2008年09月28日)
DSCH, disjunctive, tkcrows, ぽんしゅう2025年09月11日[投票(4)]
★4 敵(2025/日)
経済的窮乏で物質的裏づけを失い丸裸になった精神は、おさまらない性欲を利用して譫妄を亢進させて戦場を仮構し、放置してきた自身の未成熟と向き合う。 [review]
disjunctive (2025年09月10日)
けにろん, ぽんしゅう2025年09月11日[投票(2)]
★3 はなれ瞽女おりん(1977/日)
1977年の作品なれど、クレジットの丸ゴシックみたいなフォントにはすでに80年代の「軽さ」が忍び寄っている。 [review]
ペンクロフ (2025年09月11日)
ぽんしゅう2025年09月11日[投票(1)]
★4 悶絶!!どんでん返し(1977/日)
男たちは他者に眠る本当の自分を鉱脈のように掘り当てていくのである。本当の自分探しは社会化して連鎖し、それぞれの課題から解放された人間たちによってベンチャーが再興してしまう。 [review]
disjunctive (2025年09月10日)
ぽんしゅう2025年09月11日[投票(1)]
★4 黒薔薇昇天(1975/日)
ただでさえ分化の怪しい経済とアートの現場に純愛が混ざりこもうとしている。いくら動機が愛だと訴えても感情を説明せずにはいられない口舌が愛を記号に還元する。 [review]
disjunctive (2025年09月10日)
ぽんしゅう2025年09月11日[投票(1)]
★4 黒薔薇昇天(1975/日)
これは純愛映画である。純愛は悲恋やプラトニックの中だけに存在するのではない。心ではなく身体の関係と割り切った行為のなかに、むくむくと頭をもたげる「やさしい嫉妬」という衝動。これこそ恋愛の本質ではないのか。これだから人間は面白い。
ぽんしゅう (2003年11月05日)
disjunctive, 太陽と戦慄, 町田2025年09月10日[投票(3)]
★5 夜明けのすべて(2023/日)
私はこの映画をうまく人に勧められない。まったくもって思いを言葉にできない。皆さんのコメントを読めば「なるほどなー」と感心はすれど、自分の思いとはまた違う。 [review]
K-Flex (2024年04月30日)
なつめ2025年09月10日[投票(1)]
★5 金子差入店(2025/日)
様々な困難に直面し、時に道を誤り、時に心に深い傷を負い、時に重い荷を背にし、答えのわからぬまま、迷い、ためらいながら、自らの選んだ道を、ただただ歩き続ける。 [review]
シーチキン (2025年05月17日)
なつめ2025年09月10日[投票(1)]
★4 教皇選挙(2024/英=米)
コンクラーベってやっぱほんと根比ーべなのだということがよく分かる作品(なわけねーべ)。 [review]
G31 (2025年05月06日)
なつめ, けにろん2025年09月10日[投票(2)]
★4 教皇選挙(2024/英=米)
選挙映画としての単線的物足りなさは、筆頭枢機卿の真摯な人格と、逝った前教皇への想いと、実際に人格者であったことが明かされる過程が重層的に畳み込まれることで解消される。惜しむらくはテロの絵面の象徴的に過ぎる段取り感と描き足らぬ終盤の反転帰結。
けにろん (2025年04月28日)
なつめ, ぽんしゅう2025年09月10日[投票(2)]
★4 教皇選挙(2024/英=米)
神聖という権威の象徴として礼拝堂に閉じ籠る男たちのやりたい放題をレイフ・ファインズの困り顔を通して堪能する娯楽。その閉鎖性は市井の犠牲を払ってでも力でこじ開けられるのを座して待つか、自ら窓を開き風とともに届く笑い声を迎い入れるのか、という話。 [review]
ぽんしゅう (2025年04月19日)
なつめ2025年09月10日[投票(1)]
★4 教皇選挙(2024/英=米)
今風の驚愕のラストはいただけないが、イタリア好きの自分には、作り込まれたセットと衣装、美しいカゼルタ宮殿、エンドロールまで気づかなかったシスターの女優、が驚愕だった。
動物園のクマ (2025年04月18日)
なつめ2025年09月10日[投票(1)]
★4 教皇選挙(2024/英=米)
物語はオーソドックスで、展開にやっぱりなというところはあるが、重厚な美術や、いかにもそれらしい雰囲気が漂っていて、一種、独特の世界が存分に堪能できた。 [review]
シーチキン (2025年04月10日)
なつめ2025年09月10日[投票(1)]