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コメント最新お気に入り投票 (7/20)

コメント推薦者最新投票日
★3 シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024/米)
その戦争は電力や流通を寸断することがなく、それっぽい状況が刹那的につぎはぎされるだけで全容は見えない。社会経済の実体をストイックなまでに脱落させた戦場は、マスメディアがFPSの視点を映画に導入するツールにすぎなくなるほど無常である。 [review]
disjunctive (2025年08月03日)
けにろん2025年08月04日[投票(1)]
★2 エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022/米)
無規律な混沌を描くに規律を用無しとすれば映画を手繰寄せる縁は放逐される。あんときああしてりゃの人生選択と宇宙の破壊神が何故か我が娘の世界をマルチバースですからと並べられても勝手にすればと心冷める。これでは夫婦の乃至は母娘の絆の回復には遠い。
けにろん (2023年04月17日)
disjunctive, おーい粗茶, ロープブレーク2025年08月03日[投票(3)]
★3 黒い瞳(1987/伊=仏=露)
映画としての興奮が全然ない、けど、マストロヤンニはほんとにすばらしい。
動物園のクマ (2001年07月13日)
ペンクロフ2025年08月03日[投票(1)]
★5 黒い瞳(1987/伊=仏=露)
観る者の眠気を吹き飛ばす名場面。 [review]
たわば (2007年01月14日)
ペンクロフ, tredair2025年08月03日[投票(2)]
★4 鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023/日)
尊いのは犠牲者の命と尊厳そのものであって、国家や共同体に捧げる犠牲の精神ではない。そこを混同している人にこそ見て欲しいなぁと思う。 [review]
おーい粗茶 (2023年12月14日)
KEI, DSCH, ペンクロフ, ロープブレーク2025年08月02日[投票(4)]
★3 あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023/日)
戦時下にタイムスリップと言うと山田太一脚本の「終わりに見た街」を思い出す。益々出発点である「現代」が遠くなってきているが、観客(若者世代)に見せるとしたらどういう内容が良いのか、更に悩ましい。☆3.6点。 [review]
死ぬまでシネマ (2024年08月26日)
KEI, セント2025年08月02日[投票(2)]
★4 あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023/日)
終戦記念日にこの映画を見る。たまたま偶然だ。けれどとても思い入れが入ってくるいい映画だった。 [review]
セント (2024年08月16日)
KEI, ひゅうちゃん2025年08月02日[投票(2)]
★3 越後つついし親不知(1964/日)
三國佐久間小沢と物語の主軸が変遷する様が計算ではなく成り行き任せでそうなったような構成のばらつきが惜しいが、終盤の3分の1は泣けた。水上ものとして前年の『越前竹人形』とかなりカブるが佐久間は若尾に比肩し得るエロ良さ。
けにろん (2025年08月01日)
ぽんしゅう2025年08月02日[投票(1)]
★4 恋人たちは濡れた(1973/日)
三波春夫と都はるみの明るい旋律が情報の閘門となって失恋を確証させず、ただ重い気分だけを通用させている。人生には後がないその気分は、魔法のようなダッシュボードのミカンと正露丸その他の重々しい喜劇として感知されている。 [review]
disjunctive (2025年08月01日)
ぽんしゅう2025年08月02日[投票(1)]
★4 新宿泥棒日記(1969/日)
状況劇場が美人に対するゲイの悪態にしかならないようなくやしさを鎮める価値観は、時の氷結した紀伊国屋の文芸空間にあるのだが、田辺茂一は台詞が言えないから、その神殿で横山リエにセクハラされているように見えてらしくない。 [review]
disjunctive (2025年08月01日)
ぽんしゅう2025年08月02日[投票(1)]
★4 狩人の夜(1955/米)
旅の末に兄弟が発見したのは善と知性の互換であり、知性の作用がサイコパスを自律性喪失の症例に通俗化する。川辺の線形はそもそも芝居が違う異種族を架橋するために書割寸前の遠近法を構成し、二人を誤算的な唱和に至らしめ、恐怖喜劇を訓話に落とし込む
disjunctive (2025年08月01日)
ぽんしゅう2025年08月02日[投票(1)]
★3 らせん(1998/日)
喪失感と哀しみに満ちた主人公の設定が良いし、佐藤も屈託十全。手堅い演出にも好感を持ったが、何分、同時上映された『リング』の恐怖の余韻をブチ壊す安易な「貞子」の解釈で、それが必要以上に本作を不人気にした点は不幸であった。馬脚は現さずが吉。
けにろん (2025年07月24日)
t3b2025年08月01日[投票(1)]
★4 赤い天使(1966/日)
増村保造の度胸の良さ。 [review]
田原木 (2007年09月15日)
けにろん, 緑雨, sawa:38, ボイス母2025年07月31日[投票(4)]
★5 赤い天使(1966/日)
究極の反戦映画であり変態映画。川津祐介との一連のシーンもいいが、矢張り後半、場面が部落へ移ってからが断然興奮する。若尾と芦田のやりとりと、敵の包囲を待ち受ける兵士達がクロスカッティングされる部分に至ってマルクス兄弟やルビッチのコメディを見ているような興奮を覚える。 [review]
ゑぎ (2010年12月09日)
けにろん, 寒山拾得, 赤い戦車, 夢ギドラほか7 名2025年07月31日[投票(7)]
★5 赤い天使(1966/日)
「愛と死と性」なんて書くと陳腐なテーマにしかならないが、増村保造は巨大な毛筆に血を滴らせて殴り書きしてみせた。すべては肉塊である。私の知り得る中で最もエロティックな映画であった。 [review]
sawa:38 (2005年10月15日)
けにろん, 寒山拾得, ちわわ, 水那岐2025年07月31日[投票(4)]
★4 赤い天使(1966/日)
肉を切り骨を削る音で頭が真っ白に。誰もが思考停止の最前線で唯一考えることを止めなかった女の苦悩は深い。 [review]
マッツァ (2002年03月04日)
けにろん, 若尾好き, 町田2025年07月31日[投票(3)]
★5 赤い天使(1966/日)
すいません、こんなとこばっかり頭に残ってしまいました→ [review]
picolax (2009年04月21日)
けにろん, エピキュリアン, 町田, 若尾好き2025年07月31日[投票(4)]
★4 赤い天使(1966/日)
誰もが目を背けたくなるようなものは徹底的にリアルに描き、誰もが見たいと欲するものは巧みに隠して魅了する、これぞ美学。増村保造の美学。 [review]
町田 (2002年02月12日)
けにろん, sawa:38, 緑雨, マッツァほか6 名2025年07月31日[投票(6)]
★4 赤い天使(1966/日)
ベッドシーンの蚊帳と、戦場の埃っぽさとのコントラストが、不能性と快楽の逆説的をそのまま表していて、秀逸。若尾文子の「意志」の強靱さがすごく印象に残った。
エピキュリアン (2001年07月24日)
けにろん, 若尾好き2025年07月31日[投票(2)]
★4 男性の好きなスポーツ(1964/米)
主人公が迷惑女に振り回されながらも恋に発展していく『赤ちゃん教育』の変奏とも言うべきラブコメだが、こちらは鮮やかなカラー映像が魅力的。室内のセットがとても洒落ている。軽妙な会話が楽しく釣りのシーンでのロック・ハドソンの悪戦苦闘が笑える。 [review]
太陽と戦慄 (2021年03月26日)
けにろん, ゑぎ2025年07月31日[投票(2)]