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水那岐さんの人気コメント: 更新順(2/83)

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★4ゴジラ-1.0(2023/日)ノスタルジー監督でいい。百田のバカの御用達監督でいい。この日本にエモーショナルかつ超科学におもねらないゴジラ映画が撮れる男は、もはや山崎貴しかいないのだ。例え俳優のセリフがアンチリアルであっても、本気でキワモノに命を吹き込もうと企む稀有な監督には感謝しかない。 [review]けにろん[投票(1)]
★4猿の惑星:新世紀 ライジング(2014/米)またしても「高貴なる野蛮人(noble savage)」のなぞり替えでしかないか、とナメていたのだが、ひとつの真実としての「ふたつの異社会は決して判りあえない」という厳然たるファクトを描いてなかなかに感心はさせられるのだ。この物語の主役は、徹頭徹尾「シーザー」であり続けるように。YO--CHAN[投票(1)]
★4喜劇 団体列車(1967/日)コメディとしては手堅いまとまり。タイトルの団体旅行はおざなりながら、根は真面目な四国駅員の男ぶりを描いて飽きさせない。当たり前ながら、ドラマの全てのケリがついているのは評価すべきこと。KEI[投票(1)]
★3続拝啓天皇陛下様(1964/日)時代の幸運と不運。軽蔑される「チャンコロ」と嫉妬される「第三国人」。犬が結びつけた令夫人と、米兵に引き離されたパンパン。大便にまみれた「ウンコ屋」と戦後なお高貴であり続ける「天皇陛下」。…それでも、生きていかなければならないのだ。 [review]KEI, TOMIMORI, sawa:38, tkcrows[投票(4)]
★2無宿(1974/日)折角のスコープサイズ画面が勿体ない、奥行きのない風景の中で、勝新と高倉がどこに友情があるのか判らない腐れ縁でともに動く。梶芽衣子の思いがけない可愛さだけが救いの、東宝らしからぬ(勝プロらしき)作品。音楽も妙に安っぽい。KEI, 直人[投票(2)]
★4すずめの戸締まり(2022/日)ああ、俗な娘がヒロインであることは、今やこんなに自然で素晴らしいことなんだ。男がいなけりゃ朽ち果てそうで、始終オッチョコチョイをぶちかまして、でも気丈で心がマッチョでない女。日本の小娘の『ナウシカ』でも『プロジェクトA子』でもない普遍化。甘い点はスケベ根性ゆえじゃない。けにろん[投票(1)]
★4永い言い訳(2016/日)文字通りの体当たり演技を見せる本木雅弘には申し訳ないのだが、主人公は演技に長けた「モッくん」にしか自分には見えない。そういう架空人格であるところが、一方ではキャラクターの両義性を際立てている、と見えてしまうのがこの映画の面白さでもある。 [review]ジェリー, けにろん, おーい粗茶, ぽんしゅうほか5 名[投票(5)]
★3銀座カンカン娘(1949/日)ストーリーらしきものはなく、焼け跡で黙々と食うためだけに働くかつての若者たちへの応援歌のごとき一作。高峰の素っ頓狂な能天気ぶりも愛らしく、「虎や狼」の群れる夜の歓楽街にも夢があると歌うあたりは「必要な欺瞞」だ。甘い夢だけ振り撒きゃいいのか。応、ないよりは夢があったほうがマシだ。映画はこの時、夢の押し売りのため機能していたのだ。 [review]ジェリー, 寒山拾得[投票(2)]
★4詩季織々(2018/日=中国)新海誠映画スタッフの緻密な絵による印象の強さが感慨を支配する作品。「陽だまりの朝食」などは完全にそれに依るところが大きく、ビーフン料理の旨そうなヴィジュアルなしには興味を削がれただろう。 [review]ペンクロフ[投票(1)]
★2サイダーのように言葉が湧き上がる(2021/日)いや、とりあえず絵の冒険があったコトは褒めておこう。今更わたせせいぞうじゃないだろうとは思うものの。だが、言っておこうと思うことは、アニメはラブストーリーの生々しさを漂白するための技術じゃないだろうっていうコトだ。 [review]ひゅうちゃん, ペンクロフ[投票(2)]
★2私は絶対許さない(2018/日)だらだら続く主観撮影シーンがいかにも素人じみている。そして性的虐待の問題提起のつもりが、「好き者ヒロインの自業自得」に見えてしまう監督のオトコ目線の不変も酷い。細部に目を移せば、隆大介の人のいいヤクザはいいキャラ。一方で佐野史郎に「こうした」役割をあてるのは十年一日のようで、安易なキャスティングが惜しまれる。ダリア[投票(1)]
★4海の上のピアニスト(1998/伊)実験的に人間として育てられた人造人間の出来損ないを見たような気がする。だが、ひどく幸運な出来損ないだ。エゴイストでナルシスト、廻りのことなんて知ったこっちゃない。ただ気の向くままに行動して皆に愛される。こんな存在が認められる時代は幸福だ。 [review]けにろん, 代参の男, モモ★ラッチ, makoto7774ほか5 名[投票(5)]
★4ミッドナイトスワン(2020/日)日本の『真夜中のカーボーイ』とおぼしき、愚かしくもゴシック美に溢れた同性愛者たちが辿る顛末。よもや草なぎ剛 が女を一作を通じて演じきれるとは思ってもみなかった。服部樹咲も立派に、女たちの愛を受け入れる「愛の器」を演じ切る。 [review]緑雨[投票(1)]
★3座頭市の歌が聞える(1966/日)座頭市の歌も、復讐の歌も、父ちゃんのポーも(?)全部聞える。その耳を封じられても敵を斬ってしまう市の心に、琵琶法師の言葉が甦る。おまえは目明きにも、盲にもなりきれない化け物だと……市の人を斬らねば生きられぬ業の深さが哀しい。KEI[投票(1)]
★2食堂かたつむり(2010/日)地に足の着いていないファンタジー。「レタスクラブ」あたりに載っていそうな小洒落てはいるが一向に食指の動かない料理もマイナス要因だが、そんなことよりも「魔法」というキーワードは決してオールマイティではないという認識からしか、大人の鑑賞に堪える作品は決して生まれないだろう。「魔法」を信じさせるテクニックが根本からこの映画には欠けているのだ。 [review]ダリア, もがみがわ, カルヤ[投票(3)]
★4ちひろさん(2023/日)サイドカーに犬』みたいだったら嫌だと思ったら、スーパーウーマンの話ではなかった。孤独が好きだけれど、同類の人間とはちょっと絡みたいな、と気まぐれを起こす猫みたいな女の子の話。そう思ったら、少しは好きになれたようだ。 [review]クワドラAS[投票(1)]
★5天気の子(2019/日)痛快エゴイズム恋愛巨編。好きな娘と一緒にいられるなら、世界が滅亡しようが本人は痛くも痒くもない。これは青春の真実だ。ここまで大人の良識をあっさり捨て去った映画を単純に絶賛できることを、俺は爺さんとして誇りに思う。 [review]セント, ぽんしゅう, イリューダ, サイモン64ほか7 名[投票(7)]
★3ナチュラルウーマン(2017/チリ=独=スペイン=米)おのれの精神年齢を思い知らされた。ヒロインは強力すぎるマイノリティ・クイーンであり、仲間や近親者の助けなど頼らずに、ただひとり陰湿な敵に立ち向かう。今後こういうマイノリティ映画は雨後のタケノコのごとく乱立するだろうが、こと自分からすると今後が思い知らされる類のスーパーヒーロー映画と見た。対象者は俺ではない。 [review]ひゅうちゃん[投票(1)]
★3ロボコップ(1987/米)擬似フリークスにさせられた男の復讐談。彼がいまだに拳銃のカッコいいホルスターへの収め方を覚えているのが何とも物悲しい。自分にとっては、作り物の自我を与えられた『鉄腕アトム』より、自我を奪われてなおも生かされる彼のほうが悲劇的に思えるのだが。DSCH, YO--CHAN, ざいあす, peacefullifeほか6 名[投票(6)]
★2ゆがんだ月(1959/日)きわめて真面目に撮られたやくざの物語に見えていた。だが、長門、南田、芦川の三角関係と足抜けやくざを追う組織だけでも重みのある物語は創れるのに、なんで妙なファクターをからめてしまうのか。 [review]けにろん[投票(1)]