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ゑぎさんの人気コメント: 更新順(80/112)

人気コメント投票者
★3パリで一緒に(1963/米)これはこれで実に面白い。「エッフェル塔を盗んだ女」も面白い。リチャード・クワインが全く才能を欠いた監督であるのは明白だが、ハリウッドの意地みたいなものが感じられ楽しかった。ぽんしゅう[投票(1)]
★4デス・プルーフ in グラインドハウス(2007/米)ゾーイ・ベルのカースタントがやはり一番の見せ場だろうが、ぱっと見には何でもないようなシーン、例えば第二部の冒頭白黒部分の最後、ロザリオ・ドーソンが車のバンパーに座りブーツを履く。こゝなんかも時間の描き方がいい。やっぱり映画でしかできないことをやろうとしている、そこが気持ちいい。DSCH, 緑雨[投票(2)]
★4おいしい生活(2000/米)ウディ・アレンって矢張り映画的じゃない。それでもとても面白い。屋上の夕日のシーンがいい。「ピグマリオン」の例えがいい。そして従姉妹で店員役のエレイン・メイのアホ演技が最高。トレイシー・ウルマンヒュー・グラントをはじめ脇役にいたるまで皆良いのだが、このエレイン・メイを見られたことが一番の収穫。とても嬉しい。DSCH, わっこ, 茅ヶ崎まゆ子[投票(3)]
★4アバター(2009/米)色眼鏡をかけずに見ればとても面白い娯楽作だと思う(3Dメガネはかけました)。でもね、これって古いです。ま、私は古い映画が好きなのでいいのですが。新しい革袋に入れた古い酒。(これも古い喩えだ。) [review]Orpheus, G31, disjunctive, おーい粗茶ほか7 名[投票(7)]
★4戦場のピアニスト(2002/英=独=仏=ポーランド)活劇性というのは主人公が大活躍し、自らが危機的状況を打開していく、といった展開だけではない。とてつもない恐怖から逃げまどい、ひたすら隠れることでも活劇性は維持される。 [review]ぽんしゅう, Linus, ハム, にくじゃがほか5 名[投票(5)]
★3秀子の車掌さん(1941/日)もう成瀬だろうと誰だろうとどうでもよいと思えてくる。芳紀17歳の高峰秀子の輝くばかりの愛らしさをスクリーンで見ることができる喜びこそ映画の至福だ。 [review]ジェリー[投票(1)]
★4セーラー服と機関銃(1981/日)もう私は最大限の寛容さでこの映画を受け入れてしまう。三国連太郎の破綻こそこの映画の魅力だと云い切ってはばからない。 [review]ぽんしゅう, けにろん, おーい粗茶[投票(3)]
★3天使の涙(1995/香港)登場人物が皆戯画化され過ぎているきらいはあるが、しかしある種の切ない感情はよく表現されていて決して悪くはない。それは金城武とお父さんとの関係においてさえそうだ。過剰にノイジーな映像だって題材にマッチしていると云っていい。ただそうは云ってもこの広角レンズを使い倒した画面の「うるささ」にはゲンナリしたのも事実だが。Bunge[投票(1)]
★4アビス(1989/米)メアリー・エリザベス・マストラントニオが溺死する場面からエド・ハリスが裂け目に落ち溺死する場面へ至るこの畳み掛けはジェームズ・キャメロン生涯最高の造型だろう。裂け目で無応答になる際の「映画の感情」は先のマストラントニオのシーンが導いている。いずれのシーンもエド・ハリスの独創性に拠っている部分が大きいが。DSCH, ジョー・チップ, ギスジ, ペンクロフ[投票(4)]
★4ターミネーター(1984/米)やはりこの映画はサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)という女性の映画なのだ。レプリカント・ロイ(ルトガー・ハウアー)の映画やハリー・ライム(オーソン・ウェルズ)の映画とは全く別の映画なのだ。あのような心苦しい感銘は無いのである。逆にそこがストレートな活劇としての良さでもある。 [review]Bunge, torinoshield, 鵜 白 舞, ペンクロフほか7 名[投票(7)]
★4ふるえて眠れ(1964/米)やはり、ベティ・デイビスの映画なのだが、このオリビア・デ・ハビランドに出会えたことがたまらない幸福だ。『いちごブロンド』の頃の美しさが充分に残っている。ジョゼフ・コットンアグネス・ムアヘッドというオーソン・ウェルズ・ファミリーが共演しているのも一興。これで100分に収めて居れば大傑作なのだが。赤い戦車, kawa[投票(2)]
★2幸福の黄色いハンカチ(1977/日)さすが公開年の映画賞を独占しただけのことはある嫌らしさ。高倉健倍賞千恵子の回想シーンは高羽哲夫がヒリヒリした感じを良く出していると思うが、武田鉄矢桃井かおりの違和感には我慢できない。特に最後の車中のカットは目に余る汚らしさ!こんなカットを持ってくる監督の神経を心底疑う。ぐるぐる, ジャイアント白田[投票(2)]
★4荒野のストレンジャー(1972/米)これは厳しいウェスタンだ。『ペイル・ライダー』とは大違い。この主人公が歳を取るとペイル・ライダーになるのだろうか。   [review]緑雨, kawa[投票(2)]
★3ターミネーター3(2003/米)尺の長さから考えてもこれは初めから純然たる活劇を志向したものだろう。確かに冒頭からアクションにつぐアクションで、しかも各シーンともよく設計されており飽きさせない。ストレートなアクション映画という意味では第一作への回帰だと思うのだが、今となっては一作目のような感銘は受けることは到底出来ない。 [review]Orpheus, ExproZombiCreator, t3b, おーい粗茶ほか8 名[投票(8)]
★4ナビィの恋(1999/日)可愛い映画だ。完成度という意味では大した映画じゃない。例えば西田尚美の恋する気持ちをきちんと絡ませられていないところ。しかしそんな事はどうでもよい。おじい(登川誠仁)の圧倒的な面白さ。そしてこの幸福感は音楽映画としての豊かさに拠っていると云える。「十九の春」は多くの映画で使われているが、幸福感を喚起する。赤い戦車, 林田乃丞, 水那岐, ナム太郎ほか5 名[投票(5)]
★3クレイマー、クレイマー(1979/米)もうファーストカットからネストール・アルメンドロスの美しい光りの扱いに陶然となる。このメリル・ストリープのアップカットはおでこより上を画面に入れないレベルの寄りのカットで、当時のASC(アメリカ撮影監督協会)の撮影者ならまずやらない構図だろう。 [review]shiono, けにろん[投票(2)]
★5幕間(1924/仏)ぶっ飛んだ傑作。強烈に自由な映画。バレエダンサーのスカートの中をガラスの床下から撮る、という意味不明に恥ずかしい部分の後、 [review]24[投票(1)]
★3オールウェイズ(1989/米)冒頭のミュージカル的処理は最低。「映画」を愚弄している。「映画」を玩具化している。...と嫌みな書き方をしたが、これはこれで映画における「飛ぶ」ということにこだわった奇跡的な航空映画でもある。スピルバーグホークス・ファンだ。緑雨[投票(1)]
★3クイック&デッド(1995/米)私が云うまでも無く総ての映画は「西部劇」である。だからこそスコセッシもコッポラもスピルバーグも西部劇は臆して撮れないのだ。しかしそこを臆面も無く軽々と撮ってしまうサム・ライミのような人がいる。出来はイマイチかも知れない。しかし映画を作る喜びが伝わってくる。創意に満ちたガンファイトを見ているだけで充分楽しい。FreeSize, ハム[投票(2)]
★2ダンス・ウィズ・ウルブズ(1990/米)どうしてこうも映画的刺激がないのか。 [review]k-nag, uyo[投票(2)]