★3 | 「復讐するは我にあり」とくれば「アンナ・カレーニナ」。しかし制作者がこれを読んだ痕跡はどこにもなく。 [review] (寒山拾得) | [投票(3)] |
★5 | 殺しながら生きる男(緒方)が吸い寄せられるようにたどり着く、まさにドン詰まりの宿の母娘(清川・小川)の閉塞感。情欲を封じられた男(三国)と女(倍賞)の視線が発散するエロス。今村と姫田によって、映画に重層的かつ濃密に人間の業が塗り込まれている。
(ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★3 | 三國と倍賞の関係は原作にはない映画のオリジナルで、今村らしいし、露天風呂のシーンなど傑出しているのだが、全体として見ると緒形の行動の不可解性に、安直な注釈を加えてしまうようで、どうも喰い合わせが悪い。 [review] (町田) | [投票(7)] |
★4 | 罪なき者に、まず石を投げよ。…それが復讐だ。 [review] (水那岐) | [投票(2)] |
★5 | こんなん他の監督にはよう撮れんからもうそれだけで☆4.8点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(3)] |
★3 | こんな映画が映画賞を独占してしまうのだから日本映画は駄目だと思った。今村の演出が丁寧さと図太さを合わせ持っていることは随所で了解するけれど、三國連太郎の演技・演出或いはキャラクター造型そのものが生真面目過ぎて甚だ興醒めだ。女優陣は小川、倍賞、清川、絵沢、根岸らその肉体が忘れがたい。 [review] (ゑぎ) | [投票(7)] |
★3 | なんでこんな危険な人間がもてるんだ?(ひがみです) [review] (甘崎庵) | [投票] |
★5 | 小川真由美の台詞「赤ぢゃんほじいよう〜」、…うっわスゲェー。参りました。 (オノエル) | [投票] |
★5 | 噴火寸前のマグマを押し隠した如き交わす視線の腹芸合戦を堪能する映画で主演5人の組み合わせバリエーションが堪らん。浜松シークェンス導入の手持ちカメラのライブ感を筆頭に姫田撮影はノリまくり、ワンカットの時空跳躍など今村演出は自在で応変。 (けにろん) | [投票(2)] |