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[コメント] 天井桟敷の人々(1945/仏)
- 点数順 (1/2) -

★5もし、1作だけ“6点”を付けられる。と言うなら、私はこれを選びます。 [review] (甘崎庵)[投票(8)]
★5民衆と独裁者 [review] (ルミちゃん)[投票(7)]
★5主演のアルレッティは、実はこの時にドイツ高官の愛人的な立場にあり、戦後、犯罪者として追われ、数年映画には出演できませんでした。戦中のフランス映画界の抵抗、みたいに思われていますが、ドイツ擁護の下に作られた作品です。 [review] (入江たか男)[投票(5)]
★5 不幸を選ぶ女、ギャランス。彼女は可憐で、切なくて、崖っぷちの女だ。 [review] (にくじゃが)[投票(5)]
★5他人の恋路に興味がないのも、儚く美しい恋物語にときめくのも民衆の性である。〈天井桟敷の人々〉とは、まさに我々一人一人のこと。映画とは、観客に見せる為の物語なのだよ、とタイトルに優しく込められ、その宣言を、見事に具現化した作品であるのだろう。 (Linus)[投票(4)]
★5名ゼリフの宝庫。それなのに「素晴らしい」としか表せない自分が情けない…。 (tredair)[投票(4)]
★5ナチ占領下にこんな昼ドラの元ネタのような色恋絵巻をこんなに素晴らしく撮るなんて、さすがおフランス。バチストのパントマイムに魅了された。 (tamic)[投票(3)]
★5この映画には「登場する役者は気の利いた台詞以外口にしてはならない」という決まりでもあったのだろうか。 (リーダー)[投票(2)]
★5出来ないフランス語が出来るんじゃないかと錯覚してしまったほど、観て/聴いているそばから頭の中で彼らの口から話される言葉がぐるぐる回っていた。出来ることなら全てのセリフをそのまま丸ごと覚えてしまいかった。 [review] (tomcot)[投票(2)]
★5私はフランスにすごく興味がある。「人間のありのままの姿」がすごく 表れていると思うからだ。 [review] (チョコート)[投票(2)]
★5「これが人生さ」と言われれば、「へーそーなんだぁ」と納得させられそうになる位世界が出来上がってるってのはスゴイ。セリフも美術も内容の云々以上に、注ぎ込んだっていう凄みを感じさせる映画。 (くたー)[投票(2)]
★5「天井桟敷の人々」は皆、自分に正直な人々だった。どの人物も画面からはみ出るような迫力。 (ジェリー)[投票(2)]
★5自分より年長の人がベスト1に選ぶほどだから、きっとこむずかしいんだろうと長い間敬遠していたけど、見てびっくり。濃密で上品でありながら軽妙。 まさに映画界の「名言事典」とでもいうべきか。 [review] (チー)[投票(1)]
★5これは、舞台の傑作でもあり、映画の傑作でもある! 壮観なクライマックスは語り継がれるべき名場面であろう。 [review] (Keita)[投票(1)]
★5典型的なキャラなんて一人もいないのに、それぞれが一生忘れられないようなキャラとして確かに存在している奇跡のような映画。あるべきものが、そこにあり、起こるべき事がそこに起こる、その予定調和をあざ笑うようなストーリーは、ほとんど実人生のようだし。こんなに面白い映画つくれるなんて、想像もできなかった・・(笑)。 (エピキュリアン)[投票(1)]
★5フランス映画が本当に総力を結集した意気込みが伝わってくる。自由のない時代に自由に生きる人々の姿を描いたからこそ、この作品は時代を超えて迫る力強さがある。「映画の中の映画」と呼ぶにふさわしい傑作であり名作。 (タモリ)[投票(1)]
★5アルレッティは当時50歳近かったという。リメイクするならシガニー・ウィーバーでお願いするしかないか? (りかちゅ)[投票(1)]
★5すべてのシーンに映画の天使がいるよ。 (ALPACA)[投票(1)]
★5この映画を色々な意味で史上最高傑作とするべきではないか?(2011/12/31、再見)年をとって見ると味わいが変わります。 [review] (chokobo)[投票(1)]
★5全てのセリフが奇跡のような映画。人生に必要なものはユーモアのセンス。 (原子心母)[投票]
★5まさしく回転木馬。マルセル・カルネは最後まで木馬を止めなかった。 [review] (田原木)[投票]
★5それぞれの人物像がとてもはっきりしていて、最初は取っ付き難かったが、第二部になってからそれが生きてきて、すごくおもしろかった。 [review] (ganimede)[投票]
★5傑作。冒頭の大通りのシーンからすでに「違う」。 [review] (ころ阿弥)[投票]
★5ほとんどシーンになんらかの形で音楽が流れ、舞台で、桟敷で、パリの街で生命溢れる人々をカメラは捕らえつづける。メインの通俗的な恋愛劇の周りに浮かび上がる人間達にこそ主役であり→ [review] (Kavalier)[投票]
★5にぎやかなお祭り映画。ナチ占領下でこんな楽しい映画を作ったエネルギーに脱帽です。 (_)[投票]
★5演技の基本はパントマイムだ! (Yasu)[投票]
★5高校生のときシャンテで観て、途中休憩があるのにマジでビビッた。ラストシーンは好きです。 (nene)[投票]
★5総合芸術点の高い作品。 (とんとん)[投票]
★5パントマイムを習った事のある者としてこの作品には敬意を表したい。スタッフもキャストも豪華だ。 (丹下左膳)[投票]
★4パリ占領期の製作公開なんて事の経緯は実は俺にはどうでも良くて、ただこの映画には、俺の憧れる19世紀のデカダンな雰囲気と、革命的気分と、通俗悲劇のミーハーさと、見世物小屋の下世話さが、グチャグチャになって全部同居しているから好きなのだ。バティストもルメートルも、ラスネールも、自分が主役だと云って一歩も譲らない、そんなところが魅力なのだ。 (町田)[投票(3)]
★4占領下故に仏活動屋の気骨が凝縮された大通俗絵巻のスケールと緩み無さだが、大衆文学的人物配置のなか、役者や無頼詩人のキャラ造形の安定的強度に比し、ギャランスもバチストも今いち生半可で牽引力を持ち得ない。その浪漫主義こそがフランスなのだろうが。 (けにろん)[投票(2)]
★4「映画は世代を超えられるのか?」という検証のために劇場に足を運んだが、普通に面白かった。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★44点、でも満点。 [review] (ミドリ公園)[投票]
★4お話だけなら何てことないメロドラマなんだけど。無言劇の天才、伊達役者、出会う男を皆虜にしていく美女、悲しき富豪、大悪党…それぞれ非凡で魅力的な登場人物たちの運命が絡み合っていく有様がとても面白い。 [review] (緑雨)[投票]
★4名セリフ〜espritエスプリの連発乱れ打ち。 セリフ屋時代の映画。 [review] (マグダラの阿闍世王)[投票]
★4芸術を愛して病まないフランス魂を兼備えたバチストの生き様に感動しました。得に「白い男」での上昇志向演技に魅了。思いをパントマイムで伝える姿に情熱を感じられ応援せずにはいられない。なのにどうして?辛い現実は悲しくて切ないやるせないよ〜。 (かっきー)[投票]
★4確かに名作であることは認めますが、何か物足りない気がします。最初に観た時はなる程と感心しましたが、2回目にはそれ程ではありませんでした。何故でしょうか…。 (熱田海之)[投票]
★4けにろんさんと全く同じです。期待していた分がっくり。フランスではこういう叙事詩のようなものは不得意じゃないんでしょうか。私は、カラーで見たくありません。 (セント)[投票]
★4ひょっとするとパントマイムとは、恋の前に言葉がいかに無力か、という芸なのかもしれない。 (は津美)[投票]
★4恋愛なるファンタジー。「行こう」「どこへ」「どこへでも」あぁ   (G31)[投票]
★4登場人物それぞれのキャラクターがとても良く、その配置の仕方も良い。とても楽しく観れました。 (あおのり)[投票]
★4「人を好きになるなんて簡単よ。」 (tenri)[投票]
★4堂々たる大河ドラマ。 (ワトニイ)[投票]
★3冒頭の幕開きで、街頭劇の観衆の後ろ姿から始まるこの映画、劇場の内と外を経回りつつの幻想とリアリズムの融合ぶりには魅せられるが、詩の一節か箴言か、と思える台詞が優雅に舞い踊る演劇調の完成された美しさが「映画」を抑圧している。 [review] (煽尼采)[投票(5)]
★3物語の中枢が不明瞭でありながら魅力深く映画史的に煙に巻かれているSO-SO品 [review] (junojuna)[投票(3)]
★3しみったれ男と身勝手なおばさんの恋。あれだけゴタゴタと色んなセリフを並べておきながら… [review] (ドド)[投票(2)]
★3(それほど観たわけではないけれど)同時代のフランス映画と比べて一体全体何が飛びぬけた評価につながったのか分からない。全く普通の映画。つまらなくはないけど普通。 (24)[投票(1)]
★3芸術性は認めるが、もう少し女優が可愛ければと思う。 (yoda)[投票(1)]
★3感情を言葉の弾丸としてばらまき続けるルメートルと、想いの強さを無言で相手の想像力にゆだねるバティスト。奪取を性分とする悪党ラスネールの根深い妬みと、権威という虚構にすがる侯爵モントレーの孤独な嫉妬。ギャランスへの恋情が人間の性(さが)をあぶり出す。 (ぽんしゅう)[投票]
★3犬神家の高峰三枝子そっくりのアルレッティを九相図の骸骨に見立てて観れば、恋と嫉妬の物語がそっくりそのまま煩悩の説話になり、面白かった。 [review] (寒山拾得)[投票]