コメンテータ
ランキング
HELP

ツベルクリンさんの人気コメント: 更新順(4/6)

人気コメント投票者
★4インビクタス 負けざる者たち(2009/米)いい映画だ。だが、それは主に、マンデラの前半生を折り込みつつも、ラグビーを軸に白人黒人の対立と融和を描いていく展開の巧みさへの評価。そういった技術力の高さが、映画的感動に案外結びついていないように感じる。 [review]水那岐[投票(1)]
★4ひゃくはち(2008/日)後から考えればそんなわけないんだが、その時はそれがすべてのようにしか思えない。だからゲロ吐くほど必死。そんなひたむきさ、苦しさゆえの輝き。苦しいことは悪いことじゃないんだな。自分には有り得なかった高校時代(トホホ)って意味でも愛すべき映画。 [review]おーい粗茶, ペペロンチーノ[投票(2)]
★2御法度(1999/日)公開後に「同性愛者なんて理解できないし認めてもいない」とうそぶいていた松田龍平。なぜか同性愛を描けると思っている大島の勘違いだけでなく、そんな松田の父とは似ても似つかぬ役者根性のなさも、この作品の駄目さの一端を担っているのかも知れない。Aさの, tkcrows, イリューダ, ままほか5 名[投票(5)]
★4グラン・トリノ(2008/米)アメリカ的価値観(古臭いマッチョで、警察気取りで他者に介入して逆に事態を混乱させる)を体現するグラン・トリノ=老人が、最後にそこから抜け出して、「考えた」ところがこの映画の真骨頂だろう。 [review]ぐ〜たらだんな, おーい粗茶, Lostie, ペペロンチーノほか5 名[投票(5)]
★3おくりびと(2008/日)面白かった。が、人の魂=白鳥、のような安易な比喩はいただけない。広末涼子は二十歳代前半のような服を着て、声も甲高く、表情は3パターンくらいしかない。なんとかならないのか。人の死を送ることへの感情移入は、「映画」の感動だろうか?そこが疑問。G31[投票(1)]
★4ウォンテッド(2008/米)自分も「意志の力」で弾道を曲げてみたい。(こう思わせただけでも成功でしょう。)面白かった。Keita[投票(1)]
★3スカイ・クロラ(2008/日)傑作、のような雰囲気、はある。しかし、いろいろ試行錯誤しまくった末の見当違いという印象を拭えない。なんだかちょっと不思議な話でした、ってだけ。それ以上の共感も錯覚もできないのだ。freetree[投票(1)]
★4ぐるりのこと。(2008/日)配役、法廷画家という切り口、ダラ〜っと進むようでまとまっている脚本など、技巧的なスバラシサは多々あるが、社会を賑わす事件と我々が切り結びながら、個人と夫婦でどう関係性を蘇生させるかという面倒な問題を描いてやろうという野心と成功を祝したい。けにろん[投票(1)]
★4仁義なき戦い 広島死闘編(1973/日)北大路欣也を見直した(この作品に関してだけは)。凝縮され、印象深く、同時に鋭い演技。ラストの哀感も稀有なもの。前作に続いてパワー炸裂感がすごい。直人[投票(1)]
★4M★A★S★H(1970/米)ベトナム戦争の只中につくられた映画。「戦争」のリアルさの文脈の中において見ることができるかどうかの試金石のような作品。戦争を避けたがる人よりもしたがる人のほうがよほど「平和ボケ」なのだということ。けにろん[投票(1)]
★5マルホランド・ドライブ(2001/米=仏)どこがどう、というのも難しいのだが、とにかく好き。訳が分かるとか分からないとか、そういう当たり前の見方すら乗り越えてしまう。映画でしか出来ないことを存分にやってくれている。chokobo, ゑぎ, *[投票(3)]
★2ALWAYS 三丁目の夕日(2005/日)展開されるのは特に時代に関係ないよくある話。本来、日本の昭和30年代を「描く」ためには〈三丁目〉の外も見なければなるまい。そこには「家庭の幸福」の追求だけでは終われない困難な現実があろう。そこに鈍感なのか目をそらしたのか。はたまた無知か。ダリア[投票(1)]
★4エレファント(2003/米)確かにあの事件を知ってるから・この後どうなるか分かってるから・瞠目して見ていられる映画なのかも知れない。しかし、終映後に彼ら一人一人の面影が浮かんで、こんなに痛いほど切なく哀しくなる映画も稀だ。正義や悪ではない何かが、刻み付けられる。 [review]sawa:38, トシ, TOBBY, けにろん[投票(4)]
★3不滅の恋 ベートーヴェン(1994/米=英)「いまいち」感が残る。しかし、「歓喜の歌」の夜空=宇宙のシーンだけは、間違いなく素晴らしいと思う。人間として数々の欠陥はあっても、彼の音楽家としての偉大さを雄弁に語っている。Madoka[投票(1)]
★3ソウ SAW(2004/米)ライト一つつけるにも大げさな効果音。回ったり早回ししたり、そういう演出が正直鬱陶しくもあった。家族の描写などは実は非常に月並・通俗的なのだが、それは鑑賞後に冷静になってから思いつくこと。とにかくパワーだけはあった。疲れるほど。わっこ, kaki, Myurakz[投票(3)]
★4ドッグヴィル(2003/デンマーク=スウェーデン=仏=ノルウェー=オランダ=フィンランド=独=伊=日=米)今回も、とても普遍的な人間の嫌な部分をしつこく見せられた気がする。しかし後味は悪くない。それは同監督の前作(とこの作は陰陽の関係にある気も)と異なり、主人公が自己完結しないある判断を明確に示したからだろう。つまり、→ [review]けにろん, ねこすけ[投票(2)]
★3アビエイター(2004/米=日=独)名人の寄り道とでもいうのか。観客の興味をつないでいくだけの展開。敢えて言う、スコセッシにならこれくらいの作品はつくれて当然。濃厚な人間も、人間関係も、何もない。ただ体よくまとめただけの作品にはやはり感動もない。もっと本気の映画が見たいのだ。ジェリー, けにろん, ゆーこ and One thing[投票(3)]
★2ラスト サムライ(2003/米=ニュージーランド=日)新渡戸稲造だって武士道については何も調べずに「武士道」を書いてしまったけれど、この映画も「こうであって欲しい」という観念としてのサムライ(「日本人」では決してなく)の姿が先行している。渡辺謙はNHK大河ドラマの演技の枠を一歩も出ていなかった。 [review]HW[投票(1)]
★4光の雨(2001/日)二重構造にしたのは客観性を持たせるためというよりあまりに遠すぎる「連合赤軍」の時間と現在とを若者たちを挟んで少しでも埋めるためと理解した。それくらい、私には自分と断絶しているように感じられた彼らの「総括」マニアぶり、ただ→ [review]セント, sawa:38, terracotta, けにろんほか5 名[投票(5)]
★4北京ヴァイオリン(2002/中国=韓国)無口な少年が無心に・一生懸命にヴァイオリンを弾く姿だけでも感動的なのだ。加えて、さりげなく、しかしきちんと現代中国の「貧富の差」を描いている。人情話でもいいではないか。ことは[投票(1)]