★5 | 貧富の差が明らかであればあるほど、次に何をなすべきかがはっきりとする。貧困を描きつつ、悲しみや苦しみはあっても悲惨さは漂わない。子供たちが未来に希望をもてた時代。今の子供たちよりも幸せな青春時代だったかもしれない。 (ぽんしゅう) | [投票(6)] |
★4 | まずは何を措いても吉永小百合と子供たちの放つ輝き。そして浦山の、センパイ今村とは真逆の、伸び伸びした演出。 [review] (町田) | [投票(5)] |
★4 | 吉永小百合が時代から必要とされ、それに応え絶対的な光芒を放つかのように、彼女が「あの時代」を体現した映画。日本にこんな少女は二度と育たない!! [review] (水那岐) | [投票(3)] |
★4 | 吉永小百合、絶品。彼女が弟たちを叱る、父親に刃向かう、走る、泣く、笑う、その全ての所作の圧倒的な輝きだけでも、この映画は完璧。素晴らしい。 [review] (太陽と戦慄) | [投票(6)] |
★3 | 市井の人々の生活力が力強く描かれる,観る人の励ましになる映画。サユリの演技は上手いというより一生懸命で,それが作品の力になっている。 (死ぬまでシネマ) | [投票(6)] |
★5 | 自転車二人乗りで、荷台に座って登場する吉永小百合(ジュン)。終盤、この自転車はジュンのものになる。本作でも、自転車は自由や喜びを象徴する。これも「幸福な自転車の映画」だ。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] |
★3 | この映画の貧しさと現代の貧しさとでは、明らかに質が違う。さらには、父親の一言には驚いた。 [review] (青山実花) | [投票] |
★3 | 本作で描かれる社会問題は、後の努力によって、その多くはかなりの部分改善されたように思える。だが、それによって新たな問題も生じてる。現代の観点から観てしまうと、古き良き時代をどんどん潰していく作品にも思えてしまうんだよなあ。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★5 | 左寄りで教条的な世界だが、無関係に弾けまくる少年少女の確信的な瞳の一途さの前では思想など何をか言わんやなのだ。今村流喰えなさの児童映画への理想的投影であり、受けた浦山も堅実。そして、全少年の姉貴願望を焚きつけた小百合のオーラ。 (けにろん) | [投票(1)] |