★3 | 大不況下の絶望感を滲み出させてソクソク身に沁みる物語だけに、トレードマークは脱ぎ捨てても残るチャップリンの尻尾が煩わしい。有名なラストの演説も戯言にしか思えない。何故なら物語は其処に収斂するようには組まれていないからだ。 (けにろん) | [投票(6)] |
★4 | ベルトルト・ブレヒトの名言はこうも置き換えられる。「チャップリンのいない時代は不幸だが、チャップリン映画が必要とされる時代はもっと不幸だ。」 しかし俺が憧れるのはむしろ「真似できるもんならして見やがれ」と言わんばかりのそのノースタントな生き様。 [review] (町田) | [投票(5)] |
★5 | これほどメッセージ色の強い作品は空前絶後かも。もちろん戦中でなかったとは言え、これを言ってしまうことは当時としてはご法度のはず。背筋が凍ると共に彼の言葉の真実に感動に震えた。みんな心で思っているのにそれを時代が言わせなくする。彼は言った。 (tkcrows) | [投票(5)] |
★4 | 元銀行員らしさを出すのに、お金の数え方も十分練習しているところがニクイ。
[review] (kazby) | [投票(5)] |
★3 | 驚きすなわち面白さを創出する気を欠いたルーティーン演出。もっと頑張ってほしい。戦争そのものの罪の告発が目的だとしても、その方法論には誤りがあるように思える。「少数の殺人」の悪をすら正面切って描かないでどうして「大量殺人」について云々できるのか。マリリン・ナッシュ絡みのシーンも恥ずかしい。 (3819695) | [投票(4)] |
★5 | 最も見た回数の多いチャップリン作品。ずば抜けて完成度が高いと思う。なぜだろう?チャップリンが善人じゃないからか?
ブラックだからか?メッセージに説得力があったからか? [review] (埴猪口) | [投票(4)] |
★5 | かつての自分を脱ぎ捨てたチャーリー。悲劇・喜劇そしてスリラーとして一級品の作品はそうはない。殺人を間接的に、そして喜劇タッチで。これにはサスペンスの神様アルフレッド・ヒッチコック監督もさすがに脱帽。 [review] (モモ★ラッチ) | [投票(4)] |
★5 | メッセージ物の映画も数あれど、これほどさらりとやってくれるものは少ないんじゃないでしょうか。 (はしぼそがらす) | [投票(4)] |
★2 | チャップリンの主要長編作品で、唯一未見だった本作、『独裁者』と同様、いやそれ以上に、シリアスとコミカル、緊張と緩和のバランスが悪く、観ていて居心地が悪い。コメディパートも往年の切れを欠きスベっているとしか思えず、退屈な場面が続く。 [review] (緑雨) | [投票(3)] |
★5 | 一芸は万芸に通ず、か。それとも笑いを制するものは人心を制す、か。恐るべきチャップリン。 [review] (シーチキン) | [投票(3)] |
★4 | だふだぶのズボンもステッキもチョビ髭も無い代わりに怖い怖いチャップリンが観れる。これがチャップリン映画か?と戸惑いそうだし笑いも少ないがドラマとしてとても優れていると思う。 [review] (マッツァ) | [投票(3)] |
★5 | チャップリンの熱意が一番感じられる映画。緊張感があるのに、やっぱりコメディ。この演出には圧倒される。彼の雰囲気とフランス独特性が実にバランスよく調和されている。何より驚いたのが、チョビ髭ではなくまともな髭!だからマジなのか・・・? (かっきー) | [投票(3)] |
★3 | ここでのチャップリンに感じたものは、諧謔精神というよりは、彼自身の「老い」と関係があるのか疲労感に伴う諦念であった。 (グラント・リー・バッファロー) | [投票(2)] |
★4 | 前半はヒッチコック作品かと思うような一級のサスペンス作品、中盤からコメディー・タッチが出てきて、終盤は強烈な人間チャップリンの主張で幕を閉じる。 [review] (RED DANCER) | [投票(2)] |
★4 | 当時、チャップリンの手による大量殺人が、世への最大の皮肉だったことは言うまでもない。紳士的、優雅な態度で女性のみを消し去っていく・・・。話の展開は独特の喜劇タッチで。この神業はチャップリンにしか成し遂げる事は出来ない。 [review] (ナッシュ13) | [投票(2)] |
★3 | 正直、説教臭く感じた。言いたい事は分かるんだけど見ててこっちがどうしていいか分からないようなところもあるし... (らーふる当番) | [投票(2)] |
★3 | 言いたいことは分かるのですが、諦観と虚無のブラック・サスペンスと風刺になりきらないドタバタ喜劇の喰い合わせの悪さがもどかしい。ひねり過ぎてワン・バウンドしてしまった変化球みたいで拍子抜け。やっぱり直球勝負の方が凄味が出たのではないだろうか。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★5 | 巧妙、繊細なストーリーテリング。多くの反戦映画と並ぶべき、大量殺戮の世紀、20世紀の象徴的作品
[review] (ふりてん) | [投票(2)] |
★3 | なぜか、チャップリンが「音声で」メッセージを発すると、もしや、これは何かの裏返し、皮肉なのかもと、訳もなく身構えてしまいます(汗)
でもラストの述懐後の別の某シーンは、印象に残っています。 [review] (YO--CHAN) | [投票(1)] |
★3 | お前が言うな (パピヨン) | [投票(1)] |
★3 | メッセージを訴える知的な作業は確かだがその頑なな印象が滋味を抽出するのに届かなかったSO-SO作品 [review] (junojuna) | [投票(1)] |
★2 | チャップリン映画からコメディ要素を薄めればこの程度なのかと思わざるを得ない退屈さ。ボートのシーンあたりからは多少見せ場もあるが、全体的にテンポがかったるくてしょうがない。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★4 | 「一人殺せば…」は誰の言葉? [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★5 | 50年以上過ぎた今、この映画を見てみなさい。放浪者で貧しい貧しいチャップリンが、ここでは紳士になってます。なぜでしょう? [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★5 | 殺人に添えられたブラックユーモアに笑わされていたが、だんだん笑う自分が不安になった。そして「こいつ死刑になったとしても納得だよ」と思った時に、あの台詞がきた。そうか、この台詞を言いたいがための前ふりだったのか。2002.12.12 (鵜 白 舞) | [投票(1)] |
★5 | 「何故戦争で人を殺せば英雄になれるのに、個人の都合で殺したら、それは犯罪になるのか」…考えてみても議論が堂々巡りで答えが出てこない。 (タモリ) | [投票(1)] |
★0 | 愛と殺人 [review] (ルミちゃん) | [投票(1)] |
★3 | かの台詞の言いたいことは解るが、殺人肯定の詭弁に取れてしまう。コメディとしては楽しめました。 (アルシュ) | [投票(1)] |
★4 | 金数えんの、早すぎ! (JPS) | [投票(1)] |
★5 | チャップリンが嫌いという人はいないはず。コメディアンという枠を大きく超越した表現者である。 (kazya-f) | [投票(1)] |
★4 | バラを愛する殺人鬼。チャップリンがもの凄く優雅に演じてました。 (ゆーこ and One thing) | [投票(1)] |
★5 | チャップリンはあまりにも鋭すぎた。この作品で彼が提示した命題は、21世紀になった今でも人類が解決できていない難題である。 (takud-osaka) | [投票(1)] |
★5 | チャップリン映画の最高峰。後世のどんな作品にも負けない強烈な メッセージ。 (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★5 | あまりに有名な、あのセリフ。 (美喜) | [投票(1)] |
★5 | ふるえるような感動。チャップリンの紙幣の勘定のしかたに、リアルな生活背景を感じたし、金に執着する人間の陰惨さも感じた。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★5 | 「独裁者」が個人を告発した映画として、この作品は人類社会を告発した映画ではないでしょうか? (のぶれば) | [投票(1)] |
★3 | 笑えないコントの部分も多いが、思ったよりも、かっちり画面造型されていて、画面の見応えはある。さすがにサイレント期からの大監督の仕事だ。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★4 | いちど見たら忘れられない美しい女優さんが出ていたが、他の作品で見たことない。 [review] (G31) | [投票] |
★3 | 製作年(1947年)を考えると21世紀でも通じる現代的なサスペンス・ホラー映画として十分完成されているものの、オチのセリフありきで作ったせいなのかどうなのか、今ひとつ胸に迫るものがなかった。いっそ笑いの要素を一切排除して作ったほうが良かったのではないか。 (サイモン64) | [投票] |
★5 | 最後のラム酒。彼の視線の先に、一体何が映ったのかが気になる。93/100 (たろ) | [投票] |
★4 | チャップリンとは思えないほどドライな作品。湿り気や優しさがあまり感じられない。面白いんだけれども。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | チャールズ・チャップリンのプレイボーイぶりはなかなか魅力あり。コメディ映画にしてはまともなシーンが多すぎ。 [review] (わっこ) | [投票] |
★3 | 「永遠の少年」だと思っていたチャップリンが、「大人」を通り越していきなり「おじいちゃん」になってました・・・。 (地球発) | [投票] |
★3 | 強烈なブラックユーモア。異色作とも呼ばれていますが、非常にチャップリンらしいなと思います。
(TO−Y) | [投票] |
★4 | 時折挿入される、疾走する機関車の車輪のカットが怖くて怖くて。[Video] (Yasu) | [投票] |
★3 | こういう生き方を選んだ男の気持ちが伝わってこない。チャップリンのキャラクターの問題だと思う。 (buzz) | [投票] |
★2 | 繰り返し言いたい。「チャップリンのどこがいいの?」 (りかちゅ) | [投票] |
★3 | チャップリンとしては変わった映画です。記憶があやふやなので個人的には再見の必要あり。 (熱田海之) | [投票] |
★2 | 薬屋のおじさんの髪型がサリーちゃんのパパ。チャップリン=子供からおばーちゃんまで一緒に笑える映画と思ってる私としては、極悪チャップリンは見たくない。殺人に対してよりも、本当の妻子がいながらたくさんの女の人生を踏み潰してるところが。そのうえ妻子に対する愛情を美化されてもねー・・・。 (プープラ) | [投票] |
★4 | 半世紀経った今でも、このひどく真っ当なメッセージは為政者には届いていないぞ。 (HAL9000) | [投票] |