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[コメント] チェンジリング(2008/米)
- 点数順 (1/2) -

★5シングルマザーでなおかつ電信電話という先端企業の女性主任であるアンジェリーナ・ジョリーは、その先進性ゆえに事件の矢面に立たされているかのように見える(雑談を追記しました)。 [review] (shiono)[投票(24)]
★5正直に言っておくと、この映画は決して気軽に楽しめる作品ではない。しかし、この傑作がより多くの人たちに観られることを、私はイーストウッドのファンという垣根を越えて一映画ファンとして強く望んで止まない。 [review] (ナム太郎)[投票(17)]
★5見るたびごとに感動が増す。トム・スターンの最高作であるのみならず、少なくとも二十一世紀最大の傑作。一点の迷いもない演出が複雑怪奇な物語を持った映画に澄み切った相貌を与えている。ヘンリー・バムステッドの不在を乗り越えて切り拓かれた映画の新地平。これこそが「映画」だ。「映画」とは『チェンジリング』だ。 [review] (3819695)[投票(14)]
★5本当にすべてのシーンが驚きの連続、ハッとさせるディレクションに満ちている。端役の演者においてさえ、所作、表情、台詞の間合い等がほとんど完璧にコントロールされていると感じる。或いはプロットの連携においても見事に統制の取れた演出だ。イーストウッドは前人未踏の域、人類史上最高の映画監督の位置に近付きつつある。 [review] (ゑぎ)[投票(12)]
★5実事件の再現物ジャンルの最高峰に屹立する厚み。衣装・美術・装置・メイク・CGの渾然一体となった達成度。その土壌の上で吠えまくるイーストウッドは愚直に全てを描ききろうとする。幸福な融合であろう。そして怒れる親爺は今だからこそ頼もしい。 (けにろん)[投票(11)]
★5「おもしろいよーみんな観なよー」なんてまちがっても吹聴できる作品じゃないけど、これをみせられちゃあ、あのアンジーの毒々しいルージュそのままに真っ赤っ赤な★を捧ぐしかない。 [review] (林田乃丞)[投票(10)]
★5細部の細部にまで監督の手が行き渡っているのがありありと分かり、ただただ圧倒された。稀に見る圧倒的な「背景」を持った映画。と、言わざるを得ない。 [review] (くたー)[投票(8)]
★5導入部から全くそつのないストーリーテリング。2時間半という長尺にもかかわらず、意識はスクリーンにくぎづけ。なかなかないレベルの傑作である。 [review] (Master)[投票(8)]
★5映像の色合いが未だ好きになれないイーストウッドだが、でも結構慣れてきた。彼の作品はそんなことを言ってる場合じゃない、という僕を叱るような、琴の糸のように張り詰めたスピリチュアルなものを感じてしまう。 [review] (セント)[投票(6)]
★5力強い映像。鬱になりそうなくらいの衝撃。文句無しの5点。 [review] (青山実花)[投票(3)]
★5見終わって、吉田松陰の辞世の句、「親思う 心にまさる親心 けふのおとずれ何ときくらん」を改めて噛みしめる。 [review] (シーチキン)[投票(3)]
★5全ては息子のため… [review] (SOAP)[投票(2)]
★5突き放すような絶望とすがりつくような希望。この人の映画で何度も何度も出会ったこの組み合わせが、素晴らしいカタチで眼前に迫る。 (動物園のクマ)[投票(2)]
★5震えが止まらない。力ある者が弱者にその力を向ける意味。そしてその時、弱き者が心の内に燃やし続ける光の輝きに。 (TM)[投票(2)]
★5ミリオンダラー・ベイビー』以降、イーストウッドの映画から「妥協」は消え去った。あまりにも残酷な話で、母親という立場の女性から観れば一種のホラー映画。映像も好きだけど、『父親たちの星条旗』と似た印象なので、次回作は別の撮り方を願う。92/100 (たろ)[投票(2)]
★5映画としてはどうにでも料理出来る題材だが、それをこんなに主張のはっきりしたそして力のある作品に仕上げたのはイーストウッドの力量だとつくづく思う。ラストが釈然としないが、現実はそんなものだろう。世の中いろいろある。釈然としない分、現実なんだと思う。 (KEI)[投票(1)]
★5しかし、イーストウッド凄いわ・・・。 [review] (TM(H19.1加入))[投票(1)]
★5アンジーを起用して正解!! [review] (momotako7)[投票(1)]
★5悲しみと怒りと怖れ、悲しみと怒りと怖れのスパイラルである。そしてその時々にクリスティンの味方によってもたらされる小さな幸福感と小さなカタルシス。そのため二時間半、身じろぎもできない恐ろしい傑作である。そしてそのスパイラルの中心を貫くのが、クリスティン愛だ。凄い本、演出、画作り、演技に、子を持つ親としては打ちのめされ、悶絶である。 (プロデューサーX)[投票(1)]
★5身じろぎ一つすることすら許されず、完全に圧倒された2時間だった。神がかった出来。 (赤い戦車)[投票(1)]
★5アメリカの批評家の評価は芳しくなかったらしいが… [review] (ガチャピン)[投票(1)]
★5絶望の映画。よく御年寄がサラッと残酷な事を言う時があるでしょう、そんなシーンの連続。一縷の希望を伝える電話が本当は彼女の未来を永遠に閉ざすものだったりと本当に恐ろしい… (週一本)[投票]
★5映像の陰影がそのまま時代の光と闇を映す。カメラは淡々とそして生々しく事実を語っていく。そこには気負いも主張もなく、クリント・イーストウッドのブレのない視点だけが観ている者に突き刺さる。 (pinkmoon)[投票]
★5他の方のレビューにもある通り、決して楽しめる内容じゃないけど、この作品は見ておくべきだと思います。 (YO--CHAN)[投票]
★5すごい! 評判通り! アンジーの目ヂカラがすごい。ちょっと長いけど、観て損はない。 (stimpy)[投票]
★5衝撃のラスト。壮大な親離れ [review] (mikaz)[投票]
★5興味のない映画だったのですが、このサイトでコメントが続々寄せられているのと、 平均点数が高かったので見てみることにしました。 [review] (Sungoo)[投票]
★5今回のイーストウッドはいつものように、主人公に究極の選択を迫ることはない。警察は明確に悪であり、アンジェリーナ・ジョリーは母親として息子のことに懸命になる。そこにあまり葛藤の余地はない。 [review] (ハム)[投票]
★5割礼って何・・?アンジェリーナって演技上手だったんですね。 [review] (ちい星)[投票]
★5「母」として息子が生存しているかもしれないという事は絶望なのか、希望なのか捉え方は人それぞれかもしれないが、私なら会えなくても生きていてくれたらそれだけで「希望」だと思います。 (まきぽん)[投票]
★5観る側の想像力をかき立てられる心地よさ!劇場観 2009.2.25 (中世・日根野荘園)[投票]
★5アンジェリーナ・ジョリーの迫真の演技。この事件が実話だということに、この時代にこんな恐ろしい事件が起こったことに恐怖を感じます。 (naoko)[投票]
★5完璧の一言。 (パグのしっぽ)[投票]
★4演出の完璧さについてすべてを語ることなど到底できないが、ここでは特にアップカットの使い方の素晴らしさに触れておきたい。 [review] (緑雨)[投票(10)]
★4「執念」という言葉はネガティブなイメージを纏いがちであるのだが、誤解を恐れず言えばこの映画は執念の讃歌だ。執念あってこその人間、というメッセージが秘められているように自分には思えてならない。 [review] (水那岐)[投票(8)]
★4ジャンルに括らない作劇、タイプで括らない人物の描き方に感心。こういう「公正な」映画が撮れるのはイーストウッドだけかも。 [review] (おーい粗茶)[投票(7)]
★4弱者の最後の望みの綱である純粋な母性の意地が、薄汚い社会悪の意地とはからずも対峙してしまい、抜き差しならぬ事態へと巻き込まれていくさまが実にスリリングだ。物語に込められた「責任」の遂行が「希望」を生み続けるのだという勇気ある未来志向に賛同する。 [review] (ぽんしゅう)[投票(6)]
★4容赦ない映画 [review] (ペペロンチーノ)[投票(5)]
★4物語をドライヴさせる馬力には眼を瞠る。イーストウッドの戦いはより容赦無く、より内面的な場所で戦われるようになっている。母親の真っ赤な唇は受難者の流し続ける血の印だろう。 [review] ()[投票(5)]
★4画面の中に展開される角逐や衝突のエネルギーは圧倒的だが、そのエネルギーが観客に感情的昂揚をもたらさず、内省と自己凝視に向かわせるところが昨今のクリント・イーストウッド映画の特徴。単なるPolitically Correctnessを主張する映画とも違う。我々の中にこの映画の登場人物全てが宿っていることを悟らざるを得ない。 (ジェリー)[投票(4)]
★4ミステリー、サスペンス、キャリアウーマンでシングルマザー、腐敗警察叩き、対抗する教会勢力の民主運動の描写、裁判劇、シリアルキラー、サディスティックな精神病院のパート、ジョリーの上司の淡い思い、そして何よりも母親の愛。これだけの種類のジャンルを縦横無尽に横断して行き、なおかつ、実話もので、1分たりともダレない。これこそ映画だという翁のドヤ顔にただただひれ伏す2時間30分。 [review] (まー)[投票(3)]
★4観ていて胸が痛くなるのは、どんなシーンであってもクリスティンが「独りで戦っている」ように見えるからだろう。それはたとえ終盤のシーンであってもだ。彼女は腕力こそないが、違うことを違うと言い続けた。たったそれだけのことを「勇気」といえるのは、あの時代でなければわからないのかも知れないが。 (tkcrows)[投票(3)]
★4息子の身体の痕跡。ガラス、鉄格子等の、物理的な隔たりとの格闘。 [review] (煽尼采)[投票(3)]
★4演出、演技、脚本、どれを取っても素晴らしい映画。それでも★4評価なのは、いかにイーストウッド作品に傑作が多いかの証明なのだと思う。(2009.04.06.) [review] (Keita)[投票(3)]
★4三角形に配置された主張から飛び出した人間的なもの。 [review] (夢ギドラ)[投票(3)]
★4世界よ。「当たり前」であれ。 [review] (DSCH)[投票(2)]
★4市民とマスコミによる権力崩壊の過程。 [review] (saku99)[投票(1)]
★4古代中国の「馬鹿」のエピソードを思い出した。 [review] (CRIMSON)[投票(1)]
★4観終わって色々と胸に響いたものがあった。全て述べる筆力も当然無いので一つを除いては割礼させていただ、あっいや割愛させていただきます。失礼。その一番響いたものは [review] (クワドラAS)[投票(1)]
★4カッコーの巣の上で』を思い出してしまいました。 [review] (chokobo)[投票(1)]