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[コメント] 丹下左膳餘話 百萬両の壷(1935/日)
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★5「生まれてしまったから しかたなくただ生きる」ことの醍醐味が、我々を近代の呪いから解放する [review] (ペンクロフ)[投票(2)]
★5キャラ、笑い、台詞のセンス、戦前とは思えない完成度の高さ。邦画界No1のエンターテイメント映画だと思ってます。DVDに幻のアクションシーンもあり。必見です。 (エイト)[投票(1)]
★5今観ても全く古さを感じさせない、本当に楽しい映画だった。銀座シネパトスで観ることが出来て良かった。ありがとうございました! [review] (味噌漬の味)[投票(2)]
★4純粋に笑えて楽しかった。いま現在でいう、いわゆるテンプレ化された“時代劇”というより、人々の掛け合いや所作で笑わせる、落語や狂言などに近いと感じた。深さや難解さはないのでお気楽にどうぞ。 ()[投票(1)]
★4古き良き映画は、いつの時代も人情は同じということと、その時代の匂いと温度を伝えてくれる。 [review] (代参の男)[投票]
★5老若男女いつの時代 誰が見ても楽しめるだろう。時間も国境も軽く超える貴重な傑作時代劇。 (ルクレ)[投票]
★5この喜劇の真の痛快さは、山中貞雄が繰り出す巧みな笑いの仕掛けが、やがて「百萬両」から意味と価値を奪い去り絵空事に変えてしまう与奪の妙にある。人は何を信じるべきか。健気にも少年(宗春太郎)は、大切な金魚鉢が最愛の人たちを救うと信じたではないか。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★5文句なしの傑作です。 (3WA.C)[投票]
★5万人に愛される親しみやすさと巨視的にも微視的にも緻密な構成美を誇る最幸の親馬鹿映画。一般に「逆手の話術」と呼ばれる技法は台詞設計の妙である以上に、山中が「カッティング」の秘める可能性を知悉していた証左として理解したい。省略的に場面を割るカッティングによって現出する、美しき「溺愛」の情景。 [review] (3819695)[投票(4)]
★5被写体が動くことにより映画の価値が生まれるという生無垢の基本原理が全ショットであらわである。とにかく佐膳と子役と壷がよく動く。この動きを動きとして面白く見せるのに不動の被写体があえて取り込まれている。それが女達で、この静と動のずれが上等のユーモアを生む。 (ジェリー)[投票(5)]
★5わずか25,6歳の若者が放った奇跡のユルい一作 [review] (ペペロンチーノ)[投票(4)]
★3勝手にしやがれ』をみたときに似ている。 [review] (いちたすに)[投票]
★5フィルムの端から端までトボけ尽くした作品。観る者を引きずり込んで離さない世界観。 [review] (パグのしっぽ)[投票]
★4この映画が「熱狂的映画の殿堂」に入っているのだから、ここは本当に最高の映画批評サイトだ。 [review] (ねこパンマン)[投票]
★5笑いの中に深い人情を感じるこの映画は、完全に時代を超越している。丹下左膳は愛に溢れた物語だった。日本に生まれて良かったと感じること間違いなしの国宝級作品。 (NOM)[投票]
★5サブタイトルの大仰さに反して、 [review] (Myurakz)[投票(12)]
★4リメイクを先に観たが、芸の出来る人間が演るとやはり決定的に違うと痛感。大河内のスネっぷりの可愛らしさ、喜代三姐さんの唄いっぷりの見事さ、そして彼らの片意地さに隠した情けの粋には惚れ込んでしまう。アウトロー揃いでホームドラマを構築する山中監督、やはり早世には惜しすぎる才能だ。 (水那岐)[投票(2)]
★5丹下左膳てここのコメンテータの方?ってくらいその存在を知らなかった私なので、実は見るのにちょっと抵抗を感じてはいたんですが、信頼するこのサイトの殿堂映画1位であるならば間違いないと一念発起して借りてみた! [review] (づん)[投票(4)]
★5たまらなく愛くるしい丹下左膳。 [review] (ピカレスク)[投票]
★5大河内の殺陣に潜む狂気な殺気と喜代三の骨身から滲む玄人臭。「日々平安」なプロットは本物イズムに担保され瞬時も緊張は途切れない。パロディに臨んで諧謔の中に鋭利を差し込む山中イズムの後世への波及。マスターピースとはこういうのを言う。 (けにろん)[投票(3)]
★5映画史上最高の人情喜劇! (前田君)[投票]
★5これが73年前の映画かと思うぐらい面白かった。白黒の映画は、テンポが悪く現代の人間にとっては面白くない映画が多いのだが洋画、邦画あわせて現在も面白く観ることのできる数少ない映画の一つではないだろうか? (マライヒ)[投票]
★5信じられない程の面白さ。こんな作品に出会えた嬉しさに涙すら出る。[追記あり] [review] (直人)[投票]
★5積み上げた布石は優しく破壊され、そして映画は加速してゆく。 [review] (林田乃丞)[投票(9)]
★5完璧。時代を超えた名作 (TOMIMORI)[投票(1)]
★5文句なしの秀作。左膳と矢場の女主人のツンデレぶりがとても良い。 (TM(H19.1加入))[投票(1)]
★4まるで敵討ちだ。 [review] (G31)[投票]
★5山中貞雄とぼくらの間に結ばれた心温まる約束。 [review] (田原木)[投票(2)]
★4映画の教科書のような映画。基本的な技法を要所要所で効かせ、それでいて技法や尺に無駄がない。特にキャラを立たせるモンタージュの技法は今見ても斬新。 (すやすや)[投票]
★4丹下左膳と矢場の女将の口論、場面切り替わるや、途中省略で・・・絶妙の間で繰り返されるワンパターンの演出は、わかっていても笑わされる。導入部分も素晴らしい・・・ [review] (緑雨)[投票]
★4映画が豊饒であった時代の確かな証拠でありながら、決して色褪せることのない今を生きる映画。 (マッツァ)[投票]
★5志ん生の落語のような面白さ。 [review] (ミドリ公園)[投票(1)]
★4とことん「縦」の映画なんですよ。→ [review] (_)[投票(8)]
★5著名な評論家や、シネスケの錚々たるコメンテーター達が絶賛して止まない作品。って言うと、何か難しそう・・・な雰囲気が・・・だけどね、にわかには信じられないかも知れないが、チャンスがあればどんな事をしても見ておくべきです。 [review] (sawa:38)[投票(2)]
★4時代を越境する笑いの力をまざまざと。左膳とおかみのみなしごをめぐる薄情から情合いへの切り返し。いつまでも色あせない温情の笑いに何度もふきだす。 (よだか)[投票]
★3これを観てからしばらく丹下左膳の江戸っ子弁が頭にこびりついて離れません。「ぃやでぇい、ぃやでぇい」 [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(3)]
★5あははははぁ、林不忘の原作より楽しく作っちゃったんだもの、不忘が怒るのも無理はないわなあ。 (木魚のおと)[投票]
★5日本映画で、コメディとしてこの作品を超えるものは出ないのではないかと思わされる圧倒的な面白さ。道場破りのシーンは爆笑必死! [review] (太陽と戦慄)[投票(8)]
★5トホホな人々がトホホな日常を謳歌している。漫画以上に漫画的な動きをしてる屑屋コンビが絶妙。 (バーンズ)[投票(1)]
★4大河内傳次郎が大暴れするアクション娯楽大作だと思ってたら違ったみたい。1935年にしてこのセンス、この人情。裏切りつつも裏切らない出来で、大いに堪能しました。 (死ぬまでシネマ)[投票]
★4殺伐とした雰囲気が全くなく見ている間も見終わってもホンワカとした暖かい気持ちになれる。時代劇なのにこうした気持ちになれる作品は数少ない。しかも、戦争の陰が忍び寄っていた時期の作品なのにも驚き。これを豊川悦司主演でリメイクするらしいが、この作品を越えることは絶対にあり得ない。 (タモリ)[投票]
★3大河内傳次郎が大暴れするアクション娯楽大作だと思ってたら違ったみたい。拍子抜けしました。中途半端な先入観をもって見るとロクなことがないという教訓にしたいと思います。機会があれば再見したいものです。 (ハム)[投票]
★5大衆演劇から生まれたようなこの感覚が、後に崇高な『人情紙風船』へと進化することなど想像できない。これが現存するということすら奇跡。 [review] (chokobo)[投票]
★5古典落語がいつまでたってもその魅力を失わず、古びた感じがしないように、卓越した芸は、まったく古さを感じさせない。人情味たっぷりでもくどさがなく、心にじんとくる絶妙な間の取り方で、「ああ、いいなあ」とほんのり思わせる。 [review] (シーチキン)[投票(15)]
★5素直じゃない丹下左膳とおかみに親近感とリアルをおぼえ、子供に接する姿に偽善ではけっしてない真の優しさ像を垣間見た。それは山中貞雄の映画に対する優しさであり山中貞雄の博愛の精神。現代人が見なければいけない至極の逸品です。人類の宝です。 [review] (ジャイアント白田)[投票(7)]
★5古いことは大きなハンデです。 [review] (フォギー)[投票(6)]
★5あまりにも素晴らしくてコメント不能。本当は500点。 (FunQ)[投票]
★5こういう映画がもっといっぱいあったらいいのになぁ。ということで、しばらく「あなたにおすすめ」の代わりにこの映画の類似作品から選んで映画を観ることにするよ(実際のところめちゃくちゃ良いラインナップ!)。 (tomcot)[投票(1)]
★5縁側に座りうなだれる少年。逆光。これが出来るのはあとは小津かゴダール。 (ヤマカン)[投票]
★5半世紀も経過したモノクロ映画、それに加えて時代劇ということで(僕のように)食わず嫌いをするのはもったいない。これだから映画はやめられない。 [review] (モモ★ラッチ)[投票(14)]