「第二次世界大戦と映画 アジア編」(町田)の映画ファンのコメント
大日本帝国(1982/日) |
これは右翼映画の衣を借りた反天皇制映画である。 [review] (sawa:38) | [投票(2)] | |
マクロな戦況は比較的冷静に描かれるのだが、一転、視線が市井の人々へ向かうと映画が止めどなく感情に流され始める。笠原和夫の脚本は、それなりに乾いているのに舛田利雄の演出があまりにウエットなのだ。理性的な抑制なしに、人の真の悲しみなど描けない。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
例によってみんな一生懸命でした、というようなド演歌・自己弁護的叙情に流されている。それでも実体験の歳月を肌身に感じる観客はそこに尾いて行ってしまうのだろう。一歩引いた様な冷徹な視点から戦争の残虐を描き切れない典型的「日本映画」。☆3.3点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |