★5 | 燃やされるのを怖がるあまり… [review] (甘崎庵) | [投票(16)] |
★3 | 恐ろしく申し上げにくいのだが・・・ [review] (kiona) | [投票(15)] |
★3 | 正論の厄介なところは、小市民のささやかな幸せについての物語を、一気にSFレベルまで移行させるところだ。三船のエネルギッシュな偽老人ぶりが、そんな簡単なことを忘れさせてしまう。 [review] (水那岐) | [投票(14)] |
★5 | 「じゃ、わたしたちはどうすればいいんでしょうか・・・」労働者たちから言われて老人はたじろぐ。その醜態から目をそらせてはならない。彼は大多数の人々の代わりに「無限責任」を背負ってしまったのだ。 [review] (ジョー・チップ) | [投票(11)] |
★4 | 怪獣が出てこない怪獣映画 [review] (ボイス母) | [投票(10)] |
★3 | この世に生を受けたものならば本能的な行動を、「異常」として対応する常識的な「私たち」。問題は黒澤監督はどの視点に立っていたのかだ。 [review] (sawa:38) | [投票(6)] |
★5 | 60年代の現代もの怪奇映画からウルトラシリーズに至る感性の最良のものを準備した傑作 [review] (寒山拾得) | [投票(4)] |
★4 | 彼の行為そのものが他人の人生を翻弄し破壊するものだ、ということに本人が気付いてないのが一番の問題。惑わされてはならぬ。 [review] (荒馬大介) | [投票(4)] |
★4 | 別名は『親父の異常な世界での正常な愛情 または親父は如何にして心配するのを止めず核を恐れるようになったか』だろう。スタンリー・キューブリックは見事この映画の主題のパロディで成功したわけだが、この映画は発想源にとどまっていない。体験者と使用者の違いは鮮明で豪快。…そして早坂文雄の遺作となった音楽がそれを静かに捲し立てる。 [review] (ジャイアント白田) | [投票(4)] |
★3 | 工場が火事になった後の修羅場なんて、みんな泣き叫んで嫌なシーンだ。やっぱり黒澤らしい室内の人物の動かし方と、望遠レンズと標準レンズとのマルチ撮影によるカッティングは面白い。しかし、いつもに増して登場人物が類型的。次女(すえ)の陽性もあざといあざとい。 (ゑぎ) | [投票(4)] |
★2 | 「だから何だよ」 [review] (隼) | [投票(4)] |
★4 | 黒澤作品には「人の上に立つ者の苦悩」を描いたものがいくつか存在する。滑稽極まりない狂人という「へりくだった」主人公は異色の存在であり「才人版生きる」とも言える。
[review] (Bunge) | [投票(3)] |
★2 | 妄想ではなく、感受性の問題としての、強迫観念。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] |
★3 | 主人公の主張は荒唐無稽なようで、考え出すと筋が通っているような気がしてくる。 [review] (緑雨) | [投票(3)] |
★3 | 開巻数百秒で満腹になる濃厚芝居。三船敏郎の「眼鏡」が面白い。『生きものの記録』と聞いてまず脳裏に浮かぶのはあの眼鏡のイメージではないか。そういう映画は良くも悪くも強い。しかしワイプ濫用はここでも映画から厳格さを奪っている。溶明溶暗すら排してカット繋ぎに徹した小津の厳格さとは比べ物にならない。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★2 | まじめな映画だと思うがつまらない。大仰なタイトルを冠したわりには、喜一(三船敏郎)の恐怖心が一向に共有できず始めから終わりまでもどかしさがつきまとう。それは、核兵器が何故恐ろしいかという本当の理由に、黒澤が触れていないからだろう。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★3 | お伽話的な雰囲気が強くピンと来ないのだが、そのテーマや展開に異様な力強さがある。監督の手腕も然るものながら、他にも理由があるように思う。 [review] (Myurakz) | [投票(2)] |
★4 | 現実と宇宙の果てまで届く妄想の間で生まれた、爺さんの恐怖が滑稽ながらも段々ざわざわしてくる。 [review] (あき♪) | [投票(2)] |
★2 | ボケ殺し。 [review] (町田) | [投票(2)] |
★5 | この作品の9年後に、キューブリックによって提示される核兵器競争の結末から三船は「逃げる」という選択をするのであるが、 [review] (ゲロッパ) | [投票(2)] |
★4 | 社会派黒澤の問題。 [review] (ぱーこ) | [投票(1)] |
★5 | 「歴史は二度繰り返す。一度目は悲劇として、二度目は喜劇として」という言葉がある。だが、巨大な社会的病理が個人をすり潰していく様は、どれほど滑稽であっても、笑うに笑えない喜劇となる。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] |
★4 | こんな事言うと黒澤監督に本気で怒られそうですが、私はこの作品を心の底から面白いと思って観てしまったのです。キューブリックとかギリアムの作品を面白い!って思うのと同じ感覚で。 [review] (づん) | [投票(1)] |
★0 | すんげえ暑い....。扇子にうちわ。汗ばむシャツ。ハンカチ。ホースで水掛。これぞ日本の夏!
[review] (氷野晴郎) | [投票(1)] |
★3 | 主人公はなかなかの大人物だと思うが、映画自体はその主人公を全肯定させるだけの説得力に欠けている。[Video] [review] (Yasu) | [投票(1)] |
★5 | 早坂文雄さんが病気にあっていた頃に作られた映画ということで、若干勢いを失っています。でもそんな黒澤監督が大好きです。 [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★4 | ヤワな事を言っていられない世界になってしまった現在だからこそ余計に「何もせずに平気でいられる私達の方が狂っているのかもしれない」という台詞に重みがある。解決法なんて無いに等しいんだから、ただ「その時を覚悟する」しかないのか。 (m) | [投票(1)] |
★4 | 大空がいつか落ちてくると大真面目に信じた国民の不安から、滅んだともいわれる中国周の時代の杞の国(杞憂の語源)。落下物に対する不安は、看板とか瓦とか(或いは今日雨降るかな?程度に)適度に小さいものにしたほうが身のためのようです。 (スパルタのキツネ) | [投票(1)] |
★3 | 本気なら正面から勝負して欲しい。(2002/12) [review] (秦野さくら) | [投票(1)] |
★4 | この作品は、実際に核戦争があって地球が死に絶えてしまい、その中で僅かに生き残った人類が観てこそ初めて評価が出来る。 (タモリ) | [投票(1)] |
★4 | 有り得ないような話だが、なんか説得力があった。反核というメッセージを脇に置いても、三船の演技やラストの描写など凄いと思う。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★4 | 三船翁のワンマン・パラノイア性があまりに強く描かれ、主題がうまく伝わらない。つまり失敗作なのだが、役者がみな素晴らしいので最後まで目が離せないのだ。 (AKINDO) | [投票(1)] |
★4 | 題名も冴えている。今もあちこちで見るよ、これに似た「生きものの記録」を。 (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★3 | 「谷間のくに、日本」という自意識が、時代を感じさせる。〔3.5〕 (鷂) | [投票(1)] |
★4 | 世の中に真の意味での解決などありはしないのだと知った。 (ハム) | [投票(1)] |
★4 | ラストの暗さが印象的。83/100 (たろ) | [投票] |
★5 | 俺は長崎生まれだ [review] (starchild) | [投票] |
★4 | ミフネがすごい。そこいらのシリアスコント映画との決定的に違う。 [review] (いちたすに) | [投票] |
★3 | どうも三船敏郎にああいう役は似合わない気がする。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 総じて日本人は小利口になり過ぎたよ。気違いが一人くらい居てだな、とにかく騒ぐだろ?相手できないし迷惑だったりするだろ。だけど、その中でも真面目なことを考えて真摯に行動する奴が、一人くらい出てくるわけだよ。黒澤は、敢えてその一人になろうとしたんだと思う。 [review] (ヒエロ) | [投票] |
★4 | 「放射能みんなで浴びれば怖くない」なんて思ってる俺は正気じゃないのかもな (TOMIMORI) | [投票] |
★3 | 三船の独壇場。お陰で脇役の存在感は殆どなし。 (マッツァ) | [投票] |
★3 | SFであり、告発であり。さらに複雑化した現代とは、感じる恐怖の大きさも違うのであろう。今となっては、逃げ場もない。 (chilidog) | [投票] |
★4 | どっちの狂気ショー。 (24) | [投票] |
★4 | 核の恐怖に精神の統合を失ってしまうことは、あの惨劇を近似体験すれば誰にも起こりうることではなかろうか・・・。三船敏郎の熱演はやはり凄い。 (RED DANCER) | [投票] |
★4 | 三船の演技には充分な説得力があった。 [review] (ころ阿弥) | [投票] |
★3 | 昭和50年生れの自分には、確かに少し伝わりにくいテーマではあるが、黒澤明の作品では時代劇より現代劇の方が好きだなぁ。変でしょうか? (直人) | [投票] |
★3 | 正直言って、21世紀に生きる私にとって、この映画は今一つピンと来ない。これが核に対する「慣れ」であるとすれば本当は恐ろしいことなのだが…。メッセージ性に富むあまり、他の黒澤作品のような普遍性に欠けているのではあるまいか? [review] (熱田海之) | [投票] |
★4 | 三船敏郎のこしらえにはちょっと驚く。昭和以降戦後含めて日本が正常で成熟した判断力を失い続ける中、健全な明治生まれの男が、時代への適応をいびつな形で噴出させてしまうという絵空事ではない実態をグロテスクに演じきっている (ジェリー) | [投票] |
★3 | 本作の三船と『悪い奴ほどよく眠る』の藤原釜足は、姿がソックリだ。実はちょっとくらい藤原釜足が摩り替わっていたりして。 [review] (もしもし) | [投票] |