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[コメント] ぐるりのこと。(2008/日)
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★5下ネタ会話をいくつも披露しているにもかかわらず、それが下品に映らないのは、「性」を下品なものと捉えていない監督の考えによるものだろう。ふざけ半分でない真摯な「生きる性」の考え方が根底にあることで、そのぐるりにあることがらと同時に尊いものだと思えるのだ。 [review] (jollyjoker)[投票(1)]
★5内容的に心地よいと言ってしまうのは違うかもしれないが、そこには確かに心地よい時間が流れていた。それはセリフであり、間であり、演技者の裸に近い演技であった。 (tkcrows)[投票]
★5すごいものを見た。リリー・フランキー木村多江の好演。好演どころかこれ以上ない最高の夫婦の自然な姿。 [review] (deenity)[投票(1)]
★2世の諸悪対藝術という余りにもナイーブな対照をいまだに信じているとは滑稽至極。ほとんど宗教だ。助演陣の失礼なバカぶりが昼メロ調。 (寒山拾得)[投票]
★2完全に期待はずれ。いろんな人が出ているけれど、彼らを起用した意味が伝わってこない演出が続いた。主演の夫婦の描き方も、そこが重要な映画なはずなのに、いちいち浅くてがっくりした。 (tomcot)[投票]
★4この作品は私の隣りにいる。感性が合っている訳でもないし、主人公夫婦への共鳴ももう一つだ。経験が違うからかもしれない。この夫婦と私は友達にはなれないだろうが、十分に認めることは出来る。 (KEI)[投票]
★5無理しないこと、逃げないこと。 [review] (ぐるぐる)[投票(2)]
★22回も騙さなくてもいいじゃん。 [review] (ありたかずひろ)[投票]
★4この映画で複雑に絡み合い解きほぐせない様々な「煩わしさ」を、日ごろ「どうでもいい」「関係ない」「面倒くさい」などという言葉で逃げがちな自分にとっては、特に前半はかなり痛い映画でした。 [review] (くたー)[投票(2)]
★4この監督、こんなにいろいろ上手かったか? とまず驚き、そして嬉しくなる。人生は嫌になるほど長くて、その間になんだかんだいろいろあるだろうけれど、それでも生きることに前向きになれそうな作品。(2010/01) [review] (秦野さくら)[投票]
★4観賞後、心に強く残る「何か」があった。それについて未婚の私があれこれ述べてもおそらくは的外れなものになるだろうし、今回は「いつか観直したい映画」リストに本作を加えるだけにしておこう。 (パグのしっぽ)[投票]
★4決して“逃げない”映画。何層にも重なる人々の機微を絶妙に描き出している点が実に素晴らしい。過ぎ去る時間が残していった足音にも似た余韻が作品全体を包んでいくような、そんな映画特有の風がゆらりゆらりと吹いている。それも優しさを兼ね備えて。 (リヤン)[投票(1)]
★5「ぐるり」の意味が良くわからなかったなぁ・・・ [review] (chokobo)[投票]
★4中盤は観ていて息苦しくなる。夫婦の、男女の、人と人との感情の交錯と彷徨という伝統的なテーマを、今さら真正面から映画にしようという愚直な取り組み姿勢には少々驚かされもするが、ここまで真摯に突き詰められると心動かされずにはいられない。 [review] (緑雨)[投票(1)]
★4リリー・フランキーを素で戸惑わせる木村多江の集中力はたいしたものだ。 絵に何を見出したのか同年の『アキレスと亀』の夫婦と見比べると面白いかも。 (TOMIMORI)[投票]
★4通向きの映画でしょ!恥ずかしながら私も好きです。なんなんだ!この配役は!! (billy-ze-kick)[投票]
★4見終わった後、確実に心がやさしくなっている・・・そんな作品でした。 [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★3技巧的にもうまいが何よりも木村多江リリー・フランキーの素晴らしさに尽きる。見事な傑作。 (赤い戦車)[投票]
★3だんだんジョン・カサヴェテスの域に達してきた。不安定さを描いているのに確かで手堅い演出。時代を織り込むところよりも、季節が織り込んであったことが印象に残った。(★3.5) (グラント・リー・バッファロー)[投票]
★4この夫、かなり、というか全然俺とは違うタイプ。でも参考になった。そうだよなぁ。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票]
★4裁判シーンの温度、音楽の使い方、役者陣(特に木村多江)などなど、観るべき良い場面が多すぎ。物語は後半に俄然魅せてくる。 (あちこ)[投票]
★4木村多江、たくさん見れてよかった。カレーもあぁいう風に食べれば、片付けが楽ですね♪ (ぱちーの)[投票]
★5大人になってからはじめて知った、秘密の数々。 [review] (イライザー7)[投票(7)]
★5「ぐるり」のこと。 [review] (ナム太郎)[投票(3)]
★5きっとこの作品を観た日は記念日になる。[080614 シネマライズ渋谷] (浅草12階の幽霊)[投票(1)]
★4純文学映画。描写の質。豪華役者陣。 [review] (ぱーこ)[投票(5)]
★4いかにも古臭いフォルムだ。実際の社会的事件を参照・導入して物語世界に厚みや広がりを持たせようというのもしゃらくさい。しかし中盤以降のリリー・フランキーのすばらしさには涙を抑えられない。やはり映画俳優にとって最も重要なのは演技力などでは断じてないのだ。 (3819695)[投票(3)]
★4汚職官僚3人組のシーンが好きだ (kenichi)[投票]
★3いい映画とは思う。思うが、糞真面目にうんざりしてしまったのも確か。いつか、『渚のシンドバット』の、あの青い入り江のような場所へみんな帰ることが出来たら…と願っているが。 ()[投票]
★42人を取り巻く世界が厳然として存在しつつ淡々と流れていく。偽悪的に夫婦の有様のキツい面を抽出した展開も世界に補完され至福に至る。宗教的なまでの達観。ただ多くの実事件の素描は精緻な相関には遠い。リリー・フランキーが男の全き理想型を体現。 (けにろん)[投票(5)]
★2「これは映画だ」とか「これは映画ではない」といった言葉遊びは大っ嫌いなのだが、残念ながらこれは自分の観てきた映画の列に、あまり加える気がしない。 [review] (水那岐)[投票(2)]
★4木村多江の壮絶演技!こっちまで胃が痛かったよぉ 80/100 (たろ)[投票]
★4配役、法廷画家という切り口、ダラ〜っと進むようでまとまっている脚本など、技巧的なスバラシサは多々あるが、社会を賑わす事件と我々が切り結びながら、個人と夫婦でどう関係性を蘇生させるかという面倒な問題を描いてやろうという野心と成功を祝したい。 (ツベルクリン)[投票(1)]
★4実に器用に、器用に、橋口監督は“不器用”を紡ぐ。 [review] (林田乃丞)[投票(11)]
★5木村多江がんばった! [review] (地平線のドーリア)[投票(3)]
★4今結婚したい相手がいるのなら、是非その人と一緒にこの映画を観るべき。観ながら、隣の人となら乗り越えられると思うのなら結婚すべし。結婚式の宣誓よりも絶大な効果があります。 (地球発)[投票(3)]
★5「!」→「。」 [review] (夢ギドラ)[投票(6)]
★4普通の妻が自分を見失い、普通じゃなくなっていく。普通じゃない夫は、それを見て……。人生とは、一人で生きていくだけじゃない。夫婦の人生の形。080705 [review] (しど)[投票(1)]
★5みなが自分目線で世界を見ている、そんな個人と世界(「ぐるり」)のありよう。そこで生きる「生きにくさ」のこと。笑いあり涙ありの上質なドラマでありながら、同時にすぐれた社会批評である。 [review] (おーい粗茶)[投票(15)]
★4言葉による愛情表現によって初めて与えられる安心感と、一緒に居ると言うだけで与えられる安心感。夫婦のあり方を考えさせられ、見ているこっちの心が痛い。 (NAO)[投票(2)]
★5痛切な悲しみと溢れる愛の映画。飄々と話すカナオの言葉がやたらと心を抉る。間違いなく傑作である。 [review] (Master)[投票(5)]
★5さなぎ(自主映画監督)から蝶(職業作家)になった橋口亮輔。&それにまつわること。 [review] (Linus)[投票]
★5夫婦の話である。映画にも小説にも巷に溢れるほど描かれた夫婦の話である。世間的には定職を持たず、女の尻ばかり気になる亭主である。勿論、結婚式など挙げず、同棲状態から結婚に突入したような、まあどこにでもいそうな夫婦である。 [review] (セント)[投票(5)]
★4人の悲しみは時間によって癒される。しかし、時の流れに無自覚なままでいると、時間は人の心を闇へと導きもする。93年、「きちっと」したかった翔子は挫折し、浮かれた時代もまた終焉した。その後、我々はカナオが翔子にしたように時代に寄り添っただろうか。 [review] (ぽんしゅう)[投票(7)]
★5アーティスト橋口亮輔が描く人間模様の天井画。大作。日本三大不幸女優の一人・木村多江ファン必見! [review] (ペペロンチーノ)[投票(13)]
★4橋口亮輔監督の視点の、そのあまりの「醒めっぷり」にくらくら来た。[ニッショーホール (試写会)] [review] (Yasu)[投票(4)]